『キャンディマン2』CANDYMAN FAREWELL TO THE FLESH(95年アメリカ)
監督 ビル・コンドン
出演 トニー・トッド、ケリー・ローワン、ヴェロニカ・カートライト、マット・クラーク
■ストーリー■
ケンブリッジ大学のパーセル教授はキャンディマンの都市伝説について講義していた。南北戦争直後、ダニエル・ロバターユは奴隷の子供だったが絵の才能に恵まれ、ある地主から依頼され、地主お娘の肖像画を描いたことから2人は恋に落ちるのだが、怒った地主はごろつきを雇いダニエルの右手を切り、蜜蜂に襲わせ殺してしまったのだ。しかし、ダニエルは右手を手カギに変え甦り、キャンディマンになったのだ。パーセル教授は講義の中でキャンディマンなんかいないという証拠に、名前を5回唱えてしまうのだった。しかし、ホラー映画なんで、講義の後、パーセル教授はキャンディマンに殺されてしまうのだった。講義の後、イーサン・タラントはキャンディマンの伝説の件でパーセル教授に文句を言うのだが、それが目撃された為、教授殺しの犯人にされてしまうのだった。そのころ、ニューオリンズでは手カギによる連続殺人が起こっていた。小学校教師アニーは兄のイーサンが逮捕されたことを知り、調査を始めるのだが…。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
いかにもB級然としたホラー映画の佳作『キャンディマン』(92年)の続篇です。
監督は前作のバーナード・ローズからビル・コンドンにバトンタッチ。『地獄のシスター』(87年)、『ゴッド・アンド・モンスター』(98年)の監督さんです。
続篇の宿命なのか、B級→準B級になっている気が…。でも、前作を観た人は続きなんで観た方がいいかも。製作総指揮も前作と同じくイギリスのホラー作家クライヴ・バーカーです。
クライヴ・バーカー自ら監督、製作、原作、脚本の『ロード・オブ・イリュージョン』(95年)やら、監督、原作、脚本の『ミディアン』(90年)を観れば、クライヴ・バーカーも、“THE B級ホラー映画大好き”なのがわかりますけど、やはり、今作も“THE B級ホラー映画の続篇!!”って感じです。
同じく、アメリカのモダンホラーの大家スティーブン・キングも“THE B級ホラー映画大好き”ですしネ。
“THE B級ホラーの続編”の定番のストーリーというか、前作で謎の怪物だったキャンディマンの誕生のストーリーと、キャンディマンの血縁関係と弱点が描かれてます!!
THE 定番!!安心して観てられます。前作は、キャンディマン初登場ということもあり、異常に怖かったですけど、今回は定番のストーリー展開で安心して観れます。でも今作でもキャンディマンは相変わらず神出鬼没に現われては殺しまくりです。
でも、ビデオカメラには写らないのね。1作目でも確かにそういう描写がありましたけど。普通、こういう作品だとビデオカメラを見て異常事態に気がついた刑事は殺されちゃうんですけどね。今作では、そうなりません!
でも、もうこうなったら、警察署内での武装した警官隊とキャンディマンとの戦いでも見たかったんですけど、そういうこともなく、ホラー映画として普通に進んでいきます。
最初は、前作よりつまらないかな??とか思ったんですけど、見ていくほどに、段々面白くなっていきます。
「な~んだ、キャンディマンにもちゃんと弱点があったのか!!」
これだったら、事件記者コルチャックが出てこなくても倒せそうじゃないですか??あ、作品が違うか??
前作のヒロインのヘレンってどう見ても状況証拠から見て、警官たちからも手オノ持ってるところを目撃もされてるし、犯人扱いされてもおかしく無いけど、今作のヒロインのアニーとかアニーの兄のイーサンって、返り血浴びてないのに犯人扱いされて、捜査がズサンだなぁ、アメリカのニューオーリンズ警察って。あ、映画か??
でも確か、キャンディマンの灰を撒いたのって、カブリーニグリーンじゃなかったでしたっけ??ルイジアナ州の話になってますよ。なんか微妙に設定が変わっている気がするんですけど…。
キャンディマンの殺され方も蜂の巣箱の中に放り込まれるんじゃなかったでしたっけ。今作では空から蜂の大群が襲って来てます。まぁ、こういう作品だし、細かいこと気にしてもしょうがないけどね。でも、ちゃんとした続篇なんだから、それくらい設定守って欲しかった気もするんだけどね。65点
監督 ビル・コンドン
出演 トニー・トッド、ケリー・ローワン、ヴェロニカ・カートライト、マット・クラーク
■ストーリー■
ケンブリッジ大学のパーセル教授はキャンディマンの都市伝説について講義していた。南北戦争直後、ダニエル・ロバターユは奴隷の子供だったが絵の才能に恵まれ、ある地主から依頼され、地主お娘の肖像画を描いたことから2人は恋に落ちるのだが、怒った地主はごろつきを雇いダニエルの右手を切り、蜜蜂に襲わせ殺してしまったのだ。しかし、ダニエルは右手を手カギに変え甦り、キャンディマンになったのだ。パーセル教授は講義の中でキャンディマンなんかいないという証拠に、名前を5回唱えてしまうのだった。しかし、ホラー映画なんで、講義の後、パーセル教授はキャンディマンに殺されてしまうのだった。講義の後、イーサン・タラントはキャンディマンの伝説の件でパーセル教授に文句を言うのだが、それが目撃された為、教授殺しの犯人にされてしまうのだった。そのころ、ニューオリンズでは手カギによる連続殺人が起こっていた。小学校教師アニーは兄のイーサンが逮捕されたことを知り、調査を始めるのだが…。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
いかにもB級然としたホラー映画の佳作『キャンディマン』(92年)の続篇です。
監督は前作のバーナード・ローズからビル・コンドンにバトンタッチ。『地獄のシスター』(87年)、『ゴッド・アンド・モンスター』(98年)の監督さんです。
続篇の宿命なのか、B級→準B級になっている気が…。でも、前作を観た人は続きなんで観た方がいいかも。製作総指揮も前作と同じくイギリスのホラー作家クライヴ・バーカーです。
クライヴ・バーカー自ら監督、製作、原作、脚本の『ロード・オブ・イリュージョン』(95年)やら、監督、原作、脚本の『ミディアン』(90年)を観れば、クライヴ・バーカーも、“THE B級ホラー映画大好き”なのがわかりますけど、やはり、今作も“THE B級ホラー映画の続篇!!”って感じです。
同じく、アメリカのモダンホラーの大家スティーブン・キングも“THE B級ホラー映画大好き”ですしネ。
“THE B級ホラーの続編”の定番のストーリーというか、前作で謎の怪物だったキャンディマンの誕生のストーリーと、キャンディマンの血縁関係と弱点が描かれてます!!
THE 定番!!安心して観てられます。前作は、キャンディマン初登場ということもあり、異常に怖かったですけど、今回は定番のストーリー展開で安心して観れます。でも今作でもキャンディマンは相変わらず神出鬼没に現われては殺しまくりです。
でも、ビデオカメラには写らないのね。1作目でも確かにそういう描写がありましたけど。普通、こういう作品だとビデオカメラを見て異常事態に気がついた刑事は殺されちゃうんですけどね。今作では、そうなりません!
でも、もうこうなったら、警察署内での武装した警官隊とキャンディマンとの戦いでも見たかったんですけど、そういうこともなく、ホラー映画として普通に進んでいきます。
最初は、前作よりつまらないかな??とか思ったんですけど、見ていくほどに、段々面白くなっていきます。
「な~んだ、キャンディマンにもちゃんと弱点があったのか!!」
これだったら、事件記者コルチャックが出てこなくても倒せそうじゃないですか??あ、作品が違うか??
前作のヒロインのヘレンってどう見ても状況証拠から見て、警官たちからも手オノ持ってるところを目撃もされてるし、犯人扱いされてもおかしく無いけど、今作のヒロインのアニーとかアニーの兄のイーサンって、返り血浴びてないのに犯人扱いされて、捜査がズサンだなぁ、アメリカのニューオーリンズ警察って。あ、映画か??
でも確か、キャンディマンの灰を撒いたのって、カブリーニグリーンじゃなかったでしたっけ??ルイジアナ州の話になってますよ。なんか微妙に設定が変わっている気がするんですけど…。
キャンディマンの殺され方も蜂の巣箱の中に放り込まれるんじゃなかったでしたっけ。今作では空から蜂の大群が襲って来てます。まぁ、こういう作品だし、細かいこと気にしてもしょうがないけどね。でも、ちゃんとした続篇なんだから、それくらい設定守って欲しかった気もするんだけどね。65点
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