秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

桁数の錯覚

2009-03-29 | 旅・ウズベキスタン
外国へ行って現地の貨幣に両替しますが、これを日本円に換算するとどれぐらいになるかがすっと分かるようになるのは、いつも帰国直前。

ベトナムのドンやトルコのリラなども、べらぼうに大きな数字でわけがわからなかった。

桁数が大きくなると、普段が小銭専門生活なのでか頭が切り替わってくれない。
2009年3月現在1ドルは100円程度、
これならHow are youをいちいち日本語に置き換えないようにスッと換算できて、5ドル(=500円)なんて聞くと安いとすぐ支払ってしまう。

今回のウズベキスタンは、10ドルが140,000スムでした。
10ドルなら1000円で安いと思うのに14万スムといわれると躊躇してしまうのです。

10,000スムが800円程度ということは、何度も聞いて分かっているのに、5000スムなんていわれると高っ!!
よくよく考えれば400円ぐらいなのにね。


世界遺産がある地方の街々はまだまだ発展途上なので、スーパーもなければもちろんコンビニもありません。

たぶんそこで暮らす人々はバザールへでかけて調達するのでしょう。
昔の日本の市場のように、何でも計り売りです。
値段表記もされていないし、言葉が通じないしどれぐらいの値段かはわからなかった。

ただとてもフレンドリーで、すぐ味見しろとジェスチャーで。
これはざくろ、もちろん買わなかったけど機嫌損ねずよかった。
 

白い丸いものはヨーグルトの固めたものだそうだ。
ビールのおつまみにしたり、ポケットに入れて時々食べたり。
カルシウムが多くて妊婦さんにおススメと言ってた。
 
娘がただいま8ヶ月の妊婦なので、買う気満々で味見したら、あまりに塩っ辛くて酸っぱくて。

野菜は日本と変わらないぐらい作られ、サラダは毎食でたし野菜不足になることはなかった。
 
寒暖差の大きい風土なので、植物は小ぶりで甘みが強い。
そのため葡萄も糖度が高く甘いワインができるそうだ。

ニンジンの細切りしたサラダ、キャベツのコールスローなども毎食でたけど、バザールではナンや惣菜もたくさん販売されていた。
 

穀物や木の実も量り売り
 

サマルカンドのバザールでアーモンドとピスタッチオとピーナッツ砂糖まぶしと、蜂蜜を買った。
 
ホントはキロ単位販売のようだけれど、2000~5000スムぐらいのお金をだして、これだけ頂戴というと適当に袋に詰めてくれた。

これは肉屋さん
 


地方の道路沿いにはパーキングエリアはまだない。
そのためトイレ休憩用のレストランも土産物も立ち寄ることはない。

車窓から見えたジュース屋さん
 
こうしてペットボトル入りのものが田舎にも普及し始めて、ゴミ問題が発生していくのですね。

もちろん首都タシケントは都会なので街なかに販売スタンドあり、通勤途上の人が買い物してましたよ。