木曽川に沿ってJR中央本線と国道19号線が走っています。
この木曽路は古代から存在し、江戸時代に中山道として整備されました。
中津川から塩尻まで、山々の底をぬうようにして昔ながらの宿場町が残されています。
有名な馬籠、妻籠は高速を降りてから近い。
今回、この木曽路をさらに塩尻まで走り途中の奈良井宿を見学しました。
車窓から木曽の酒なかのりさんの看板が目に留まりました。
さっそくなかのりさんに反応して、木曽節を口ずさんでしまう。
特に教えてもらったわけでもないのに、奥深いところに記憶されてた。
♪木曽のナァー 中乗りさん
木曽の御嶽さんは ナンジャラホイ
夏でも寒い ヨイヨイヨイ
木曽路の車中、ずっと頭の中で歌ってた。
画像の電信柱遠景に山の冠が写っているのが御嶽山でしょうか。
御嶽山は、標高3067m、日本では14番目の高山です。
富士山や立山とならんで信仰登山の霊山として全国に知られています。
774年信濃守石川望足が、大巳貴命・少彦名命の二神をまつり、疫病の蔓延を防ぐことを祈願。
それ以来修験者の道場として栄え、集団登山「御嶽登拝」が全国に広まったそうです。
木曽義仲生誕の地と書いてあったような碑を見つけた。
シャッター押したがすでに通り過ぎてた。
お昼ごはんを食べたところ、「寝覚めの床」
現世に戻った浦島太郎が旧知を探して諸国をさまよい、
この地にたどり着きお土産の玉手箱を開けた。
立ち上る白煙とともに白髪の翁となり
「ああ、今までのことは夢だったのかと」目覚めたという伝説があるそうだ。
海沿いの浦嶋伝説とはまた違って、こんな山深いところに不思議です。
「その後翁はどこへともなく立ち去った後、床岩の上に弁才天の像が一体残され、これを祠に祀って建立したのが臨川寺」
と書かれた立て看板があった。
花崗岩の奇妙な造形美は高いところからでも確認出来たので、
その寺の弁才天を見てみたいと思った。
「これより上は臨川寺です 入園料をいただきます」
階段下で親切なのかどうか分からないけど、上がるのはやめた。
お寺の門の入口に拝観料とあれば支払ってたであろうに。