高速道路の休日の上限千円、地方で実施中の無料化実験は今月19日で終了します。
去年暮れに車検に出した時にやっと取り付けたETC。
今だ1000円高速の恩恵を一度も受けていないというのに。
たとえ1回でも、少しでも割引率の高い場所へ行くことにしました。
単なるドライブではもったいないので課題2つもつけてね。
朝8時守口出発。
近畿道に入るときに500円のところ休日割引で350円。
吹田より中国道に入り、吉川JCTで舞鶴若狭道へ。
舞鶴西で降りるとき、表示された金額は850円!
この安さは舞鶴道が無料だったからで、めっっちゃうれしい。
国道27号線をかつての丹後と若狭の国境ちかくの山の中へ。
お隣は関西電力の原発がある高浜町です。
約2時間かかり午前10時ごろ到着した場所は、
西国33箇所 第29番 青葉山 松尾寺
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/28/264b07cbef8044e7249d88832f628d6c.jpg)
本堂は二重屋根の特異な形状をした宝形造が荘厳でした。
狭い1本道の上り坂をうちの車の前を走っていた観光バスがありました。
きっとお遍路さんだろうと思ってたら、
なんと山ガールの面々でした。
お参りは関係ない方がほとんどのようで本堂裏へ消えて行きました。
たぶん背後の若狭富士「青葉山」へ登られるのではないかと。
★追記 6月6日
境内から険しい道を2kmほど登った青葉山の山頂に奥の院がある。
祀られている妙理大権現は青葉山権現とも呼ばれ、富士、浅間、白山、熊野権現を合せ祀る。
この青葉山は死火山で丹後若狭の両国に跨り、北海鎮護の霊山とせられる険峻で雄大な山で、早くから修験道修行の場となっていた。
松尾寺は、西国札所で最も不便な場所にあり、唯一馬頭観音を安置しているお寺です。
平安初期、鳥羽天皇の妻である美福門院の信仰も篤く、国宝の仏画も美福門院の念持仏だと伝えられています。
馬頭観音は秘仏として公開されていませんが、7色の紐で繋がっています。
御詠歌「そのかみは いくよへぬらん たよりをば
ちとせもここに まつのをのてら」
烏枢瑟摩(うすしま)明王の御札を500円でわけていただきました。
家のトイレに貼ってある御札は四国お遍路を廻ったとき、
15番国分寺で賜ったのは2003年で、なんと8年も。。。
あれれ~、家のうすさま明王は片足立ちだったけど、こちらは半跏趺坐。
念のため調べてみたら、烏枢沙摩明王は彫像や絵巻などに残る姿は表現にばらつきがあるようです。
他のお寺と違って、人生訓のようなものを書き連ねたB4サイズの印刷紙も100円でいっぱい置かれてました。