秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

橋立のあさり丼と磯清水

2011-06-07 | おでかけ・近畿
日本三景・天橋立、ちなみにあと二つ、ご存知ですか?

江戸時代に日本全国の名所旧蹟を歩いて廻った林羅山の子が「日本事蹟考」という本を書いて、
そのなかに、丹後の天橋立・陸奥の松島・安芸の宮島、
この3つを日本の三景だといって大いにほめあげたのが「日本三景」のはじまりだそうです。

百人一首だったかに、こんな歌ありました。
大江山いく野の道の遠ければ 未だふみも見ず天の橋立 

舞鶴若狭道が出来たおかげで来やすくなりましたが、昭和になっても大阪からは遠かった。


天橋立が天に舞い上がる龍のように見えることから「飛龍観」といわれます。
クロマツにおおわれたグリーンベルト橋立を挟んで
内海側を阿蘇海、外海側を与謝海と呼びます。

室町時代の雪舟『天橋立図』(京都国立博物館蔵)

当時の天の橋立は、湾口が完全にふさがれていない状態で、今の橋立明神あたりで終る砂嘴でした。

文殊さんにお参りして、橋を渡るとすぐ左手に「はしだて茶屋」があります。




ここであさり丼(1000円)を食べました。
内海・阿蘇海でとれたあさりをたっぷり使った丼とあさりの味噌汁。
あさり尽くしでとても美味しくて、ベストチョイスでした。

ここからさらに10分ぐらい(700mほど)歩くと、橋立明神があります。
北端の籠神社まで歩くとさらに2500mあるので、
車を文殊地域に停めて観光遊覧船を利用する人も多いようです。

この橋立明神は、第1鳥居が海に面して建てられていて本来は海からお詣りしたのでしょう。

向こうに見える山は、笹野山か大江山か





この橋立明神の左手に磯清水があります。



海に囲まれているのに真水って不思議です。

701年に丹後半島で大きな地震が3日間続いたようで、
大きな津波が眞名井神社の階段下まで押し寄せたそうです。
きっとこの津波で、橋立は壊滅的被害を受けたはず。

橋立砂嘴はもととなる岩石とか岩礁があるのかもしれません。
そして年月とともに砂が堆積し、このような立派な砂嘴に成長していくのでしょう。

初めての110番

2011-06-07 | 世情雑感
ゴキブリを捕まえて欲しいだの、雨戸を開けて欲しいだの、
緊急110番をわきまえない通報や依頼が急増していると聞いています。

深夜2時過ぎて、ずいぶん躊躇して、やっぱりここに聞くしかないと、
初めての110番をコールした。

住所と内容を告げると、これは所轄へ電話するようにと守口警察の電話番号を教えてくれた。
そこに電話してまた同じ内容を話す。

「午前1時45分頃、消防車のサイレンと鐘の音が近くを通り過ぎました。
それで目が覚めていたら、2時前にバンが家のすぐ近くに停まり何かを降ろす音がした。
のぞいてみると、作業員二人が15mほど離れたところのマンホール蓋を開けて、消防のホースを装着していた。
最初はてっきり、先ほどの火事で水の補給かと思ったけれど、消防隊員の制服ではなかった。
そしてなんとホースの先を5mほど先の排水溝の蓋を開けて突っ込み水を捨てている音がする。
道が少しカーブしているので、マンホールから先はのぞく事ができない。
いったい何をしているんだろう。
その場所をポールで囲って、赤色灯を2つ立てた。
赤いランプが点滅するベストを着た警備員だけを残して作業員2名は車で立ち去った。
よっぽど警備員に何をしているのか、聞きにいこうかとも思った。
がしかし、あまりに不可解な作業だったので家を出るのが気味悪い。
こそっと様子を伺っていても、ご近所はどなたも気づかないようで寝静まっている。
20分が経過したので、警察に聞いてみることにした次第です」

やはり、すぐ近くで火災が発生し消防車は出動していたようだった。
通報を聞いたおまわりさんはよく事情が理解できないようで、胡散臭そうに思っている様子を感じた。


5分度経過して、どうやらパトロール警官が見に来て、その場の警備員と話している様子。
内容は聞き取れない。

すぐに警察より電話がかかった。
今度は丁寧な対応の声が聞こえてホッとした。

守口市水道局より委託を受けた民間業者が、マンホールの洗浄を行なっているとの事です、と説明を受けた。

「いつまで続くんですか?
なんでまた夜中に…
いつもこんなふうに定期的に行なわれてるんですか?」

これらの質問は管轄外なのでわからない、
先の通報に関しては不審者ではない、という回答だった。

またくだらん問い合わせ通報があったと、データの数字をかさ上げしてしまったのだろうか。

最終的に4時頃になってまた車がやってきて撤去回収。
つまり2時間の放水によるマンホール洗浄だったようです。
それにしても、よりによって消防車緊急出動のすぐ後に。
なんで夜中に、何の事前通知もなく、に対して疑問を感じた出来事だった。