長野県の上田市を観光した際に、上田城跡公園内の見学や散策が良かったので紹介したいと思います♪
このブログで紹介しましたが、上田城の二の丸橋前にある「千本桜」という蕎麦屋で、真田家の家紋である六文銭を表現した「六文銭かき揚げ天ざるそば」や、大阪城砦の真田丸を表現した「田舎真田そば」を食べて気分を盛り上げて、いざその真田昌幸によって築かれた上田城へ、そのまま二の丸橋を渡って歩いて行きました♪
↑千本桜の六文銭かき揚げ天ざるそば
↑真田丸を表現した田舎真田そば
↑二の丸橋
11月下旬に訪れましたが、その二の丸橋から見る「けやき並木遊歩道」は、葉が落ちた木も多いですが、赤い紅葉が美しかったですね♪
素晴らしいです♪
↑紅葉の「けやき並木遊歩道」
すると、上田城跡公園案内図や上田城の歴史について説明がありました♪
↑上田城跡公園案内図
↑上田城の歴史
上田城は、真田幸村(信繁)の父、真田昌幸によって1585年(天正13年)に一応の完成をしたようです。
この上田城や真田家が天下にその名を知られるようになったのは、2度にわたって徳川大軍の攻撃を受け、見事にそれを撃退したためですね。
2度目は関ヶ原の合戦に際してのもので、徳川秀忠が関ヶ原へ向かう途中にここで足止めを食らってしまい、関ヶ原の合戦に遅参してしまうという大失態を犯してしまいます。
上田城はその後、徳川軍の手で破却されますが、真田氏に代わって上田城に入った仙石氏によって1626年(寛永3年)に復興され、その後、松平氏がこの地を治めることとになりました。
廃藩置県後、明治7年に上田城は民間に払い下げられ廃城となったようです。
そして東虎口櫓門に向かいます♪
虎口(こぐち)とは城の出入口のことで、1949年(昭和24年)に南櫓と北櫓が、1994年(平成6年)に城門が復元され、かつての東虎口櫓門の姿が蘇ったとのことです♪
青い空の下、紅葉もあり美しいです♪
↑東虎口櫓門
そして北櫓の所には真田石という大きな石があり、真田信之が松代へ移封の際に、父の形見として持ち運ぼうとしましたが、びくともしなかったようです。
確かに左側の石はかなり大きいです!
↑真田石
そして櫓と博物館の共通券一般500円を購入した櫓見物をします♪
↑観覧料の案内
↑櫓見物入口
本丸東虎口の説明がありますが、この南北の櫓はいったん上田遊郭に移築されていたとは驚きましたね。
その後、上田市民らによって買い戻され、現在の地に復元されたようです。
↑本丸東虎口の説明
櫓に上がると、鉄砲狭間がありました♪
確かに下の方に撃ちやすそうです。
↑鉄砲狭間
そして改めて真田家の三代の説明もあります♪
↑真田家の三代の説明
模造品ですが、綺麗な立派な甲冑もありました♪
ここは写真OKというのは嬉しいです。
↑立派な甲冑
それから移築され上田城櫓が遊郭として使われていた昭和19年頃の写真もありました。
なかなか興味深いです。
↑遊郭として使われていた上田城
そして明治初年の廃城となる前の上田城の写真もあり石垣など立派です。
↑明治初年の上田城
それから櫓の窓からは上田城跡公園が美しく見えていました♪
↑櫓から外
↑櫓から外
そして1702年(元禄15年)の上田城絵図もあり興味深いです♪
千曲川沿いですね。
↑1702年(元禄15年)の上田城絵図
それから長い槍や大名行列に使う物?もありましたね。
↑長い槍等
それから改めて櫓の説明もありました♪
古くは矢倉とも書く通り、武器・武具を収める倉庫で、攻撃や防御の拠点としての機能もあります。
↑櫓の説明
そして鉄砲を入れる箱もありましたね♪
1つしか入っていませんでしたが、10本入れるもののようです。
↑鉄砲や鉄砲を入れる箱
それから、南櫓からの眺望は美しかったですね♪
その山々の説明もあります♪
↑南櫓からの眺望
↑山々の説明
そして櫓を降りて、城内散策を楽しみました♪
若き初陣の頃の真田幸村像があるのは嬉しかったですね。
↑若き初陣の頃の真田幸村像
↑若い初陣の頃の真田幸村像等の説明
それから真田井戸がありました♪
本丸唯一の井戸とのことで、直径2m、深さは16.5mあり、また実はこの井戸には抜け穴があり城北の太郎山麓の砦や上田藩主居館に通じていて、城兵の出入りや兵糧の運び入れにも利用されていたとはなるほどです。
↑真田井戸
↑真田井戸の中
↑真田井戸の説明
そしてこの日は晴天で、山々の景色も素晴らしかったですね♪
↑景色
↑景色
それから西櫓がありました♪
この西櫓が唯一江戸時代初期から残るもののようです。
中に入って見たかったですが入ることはできませんでした。
↑西櫓
そして花木園があり、紅葉が少し残っていて美しいです♪
↑花木園
↑花木園の紅葉
そしてお濠端も美しいですね♪
↑お濠端
ゆっくり散策して癒やされました♪
桜の木が並び、桜の季節は桜の花が美しそうです♪
↑お濠端
それから真田忍者の説明もあり興味深かったですね♪
しかも、真田忍者修練場もあり、300円で手裏剣や吹き矢等を学べるとは秀逸です♪
↑真田忍者や修練場の説明
それにしてもお濠端が美しいです♪
↑お濠端
↑お濠端
そして上田市立博物館へ行きました♪
本館と別館があり、別館の方に真田家のものがあるようです。
↑上田市立博物館
まずは仙石氏時代の甲冑などがありましたね♪
↑仙石氏時代
↑博物館内
それから特集として水害関連もあり、2019年の台風による上田の被害だけでなく、江戸時代の水害についても対比して説明があるのは秀逸だと思います。
↑2019年の台風の被害
それから上田城だけでなく、人工ガンの発生実験に成功した医学者の山際勝三郎についても展示がありましたね♪
↑山際勝三郎の展示
↑山際勝三郎の展示
↑山際勝三郎の展示
そして明治2年の百姓一揆の上田騒動の説明もありました。
贋二分金(チャラ金)流通及びその停止令による経済混乱、凶作による米菓高騰などが原因で一気は数千人にもふくれあがったようです。
なかなか興味深いです。
↑明治2年の上田騒動
それから写真を撮り忘れましたが、博物館別館にあるVRシアターは、400年前の上田城がVRでリアルに再現され、上田城の中を空中散歩しているかのように体験できたのは素晴らしかったですね♪
酔いそうになりましたが、これは理解しやすく素晴らしいと思いました♪
そして帰路に付きましたが、夕方の池や紅葉、上田城も美しかったですね♪
↑紅葉
↑上田城
上田城跡公園では、上田城の櫓内を見学できるだけでなく、城内をゆっくり散策できて紅葉の中で癒やされ、そして博物館では資料が充実していて勉強になり、とても楽しめました♪
とてもオススメです!
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