自主制作のCD-Rが話題となり現在注目を集めるバンド、相対性理論が主宰するイベント"実践II"に灰野さんのトリオが出演した。
チケットはSold Outということでこのバンドに対する関心の高さが伺える。観客は20代前半、学生が多いようだ。
最初は蛍光灯をノイズ・ジェネレーターとして使うOptronという楽器とドラムの二人組Optrum。強烈なノイズ・サウンドが響き渡る。30分のステージ。
2番目が灰野さんのトリオ。ステージの並びは左からナスノさん、灰野さん、石橋さんという順番。あくまで灰野さんが中心であることをアピールしているのだろうか。灰野さんはセッティングを終えるとおもむろにギターを掻き鳴らしてライヴスタート。ナスノさん、石橋さんも加わり不定形なアヴァン・ロックを奏でる。潮の満ち引きのように、激しいインプロの間に静かめなヴォーカル・パートが挟まれる。石橋さんのドラムは決して上手くないが(どうしても吉田達也さんと比べてしまうので)有機的な"間"を活かした演奏でこのトリオの色を形作る。途中でフルートを吹きもした。40分弱の演奏は短かったがこのトリオらしさが凝縮された内容だった。
さて最後が相対性理論。女性ヴォーカルの4人組だが、明らかに前2者とはノリが違う。普通のポップスなのだ。前衛性の欠片もない。あえて言えば起伏の少ないメロディーとちょっとロリータっぽいヴォーカルが特徴といえるだろうか。ヴォーカリストは終始無表情でニコリともしない。正直言ってこのバンドのどこがいいのか、私にはわからなかった。灰野さんが共演する意味も不明だ。客層が違い過ぎる。あえてそのミスマッチを狙ったのだろうか。釈然としないイベントだった。
相対性理論 HP
ミスマッチ
アインシュタインも
首傾げ
灰野さんのライヴは観客を選ぶので、やはりメイン・アクトじゃないと収まりがつかない。
チケットはSold Outということでこのバンドに対する関心の高さが伺える。観客は20代前半、学生が多いようだ。
最初は蛍光灯をノイズ・ジェネレーターとして使うOptronという楽器とドラムの二人組Optrum。強烈なノイズ・サウンドが響き渡る。30分のステージ。
2番目が灰野さんのトリオ。ステージの並びは左からナスノさん、灰野さん、石橋さんという順番。あくまで灰野さんが中心であることをアピールしているのだろうか。灰野さんはセッティングを終えるとおもむろにギターを掻き鳴らしてライヴスタート。ナスノさん、石橋さんも加わり不定形なアヴァン・ロックを奏でる。潮の満ち引きのように、激しいインプロの間に静かめなヴォーカル・パートが挟まれる。石橋さんのドラムは決して上手くないが(どうしても吉田達也さんと比べてしまうので)有機的な"間"を活かした演奏でこのトリオの色を形作る。途中でフルートを吹きもした。40分弱の演奏は短かったがこのトリオらしさが凝縮された内容だった。
さて最後が相対性理論。女性ヴォーカルの4人組だが、明らかに前2者とはノリが違う。普通のポップスなのだ。前衛性の欠片もない。あえて言えば起伏の少ないメロディーとちょっとロリータっぽいヴォーカルが特徴といえるだろうか。ヴォーカリストは終始無表情でニコリともしない。正直言ってこのバンドのどこがいいのか、私にはわからなかった。灰野さんが共演する意味も不明だ。客層が違い過ぎる。あえてそのミスマッチを狙ったのだろうか。釈然としないイベントだった。
相対性理論 HP
ミスマッチ
アインシュタインも
首傾げ
灰野さんのライヴは観客を選ぶので、やはりメイン・アクトじゃないと収まりがつかない。