A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ノスタルジックなギターの調べ~The DUO 鬼怒無月+鈴木大介「Cinema Voyage」

2008年10月30日 00時19分58秒 | こんな音楽も聴くんです
小中学校の頃、洋楽といえば映画のサントラだった。私は特に西部劇ものが好きだったが、最初に買ったレコードはマイク・オールドフィールド奏する「エクソシストのテーマ」だったりする。映画雑誌も好きで映画のスチール写真を眺めては遥かな外国への憧れを満たしていた。
このCDは1990年にロック・グループ、ボンデージフルーツを結成し、その後もヴァイオリニスト勝井祐二との「Pere-Furu」、吉田達也の「是巨人」、梅津和時の「Kiki Band」など様々なユニットのギタリストとして活動してきた鬼怒無月(きどなつき)氏と、クラシック・ギター界のサラブレッド鈴木大介氏によるアコースティック・ギターの共演盤。
タイトル通り有名な映画のテーマ曲を収録している。「青春の光と影」「サタデー・ナイト・フィーバー」「華麗なる賭け」「卒業」「白雪姫」などの耳馴染みのあるメロディーが2本のギターによって綴られていく。二人の対話が新しい物語を紡ぎだすようなサイレント&マジカル・ワールド。二人とも私と同じように映画音楽を通して夢の世界へ想像の翼を羽ばたかせて育ったに違いない。
普段の過激なロック・ギタリストとしての鬼怒氏からは想像もつかないが、こういうナイーヴな演奏も心が安らぎいいものだ。
初回限定盤には3曲入りボーナスCDが付いている。
鬼怒無月 HP
鈴木大介 ブログ

銀幕に
2匹のギターが
遊んでる

一時期鬼怒氏は灰野さんとデュオをすることが多かったのだが最近やってないなぁ。

コメント
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