A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

現代版サイケ・ロック~オアシス「ディグ・アウト・ユア・ソウル」

2008年10月05日 02時05分07秒 | ロッケンロール万歳!
以前も書いたように90年代私はブリットポップにハマっていた訳だが、オアシスやブラーといったA級バンドではなくドッジーやブルートーンズのようなB級バンドに入れ込んでいた。従ってオアシスも「モーニング・グローリー」と「ヒーサン・ケミストリー」しか聴いたことがない。
2005年のSummer Sonicにオアシスが来た時もスタジアムではなくモニターで観ていたクチであった。スタジアムが超満員で入れなかったという事情もあるが。
さて前作から3年ぶり7作目のニュー・アルバムである。1stシングルの「ショック・オブ・ザ・ライトニング」のPVが初期ピンク・フロイドやローリング・ストーンズを想わせる非常にサイケなもので気に入ったこともあり、早々にamazonで予約した。
そして届いたアルバムは期待を寸分裏切らない傑作であった。あの堂々としたメロディーの強さはそのままに、バックのサウンドが強力にサイケな磁場を造り出しているのだ。アートワークのコラージュも「マジカル・ミステリー・ツアー」みたいで良い。特典のDVDはメンバーによる全曲解説も収録されていて見応えたっぷり。
オアシスといえば"現代のビートルズ"などと形容されるが、正にこのアルバムは「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」である。最近洋楽のロックを聴いていなかったが久々に興味のある作品に出会った。
ちなみにドラムは今度ザ・フーでも来日するリンゴ・スターの息子ザック・スターキーである。

オアシスは
やっぱりギャラガー
兄弟だ

このCDはamazonで買うと通常盤よりDVD付の初回盤の方が安い。



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