A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

時代を感じさせる音~立花ハジメ「太陽さん」

2008年10月28日 00時18分49秒 | 素晴らしき変態音楽
元プラスチックスのギタリスト、立花ハジメ氏は1951年10月28日に生まれた。
元々グラフィック・デザイナーだった立花氏は1976年イラストレイターの中西俊夫氏、スタイリストの佐藤チカ氏などとプラスチックスを結成。ヒカシュー、P-モデルとともにテクノ・ポップ御三家と呼ばれ人気を博した。アメリカ・ツアーも行ない、そのオリエンタルでキッチュな魅力を振り巻き、B-52'sやトーキング・ヘッズとも共演を果たした。
しかし1981年突如解散。立花氏はサックスに持ち替えソロ・アーティストとして活動する。ピッグバッグやリップ・リグ&ザ・パニック、ラウンジ・リザーズなどに影響を受けたファンク・ジャズを展開したアルバム「H」で1982年ソロ・デビュー。私もサックスをやっていたのでこのアルバムはかなり衝撃だった。
その後アルバム毎にテクノ色を強め、1986年にリリースしたこの4thアルバム「太陽さん」ではアナログ・シンセと安っぽいリズムボックスの音がもろアート・オブ・ノイズやディーヴォの影響を感じさせる80年代らしいポスト・モダンな作品になっている。当時は最先端だったのだが今聴くとちょっと古臭い。でも当時を知らない若い人には新鮮に響くかも。
昨年ある雑誌のインタビューでプラスチックス再結成の可能性を示唆していたが未だ実現する様子はない。

太陽さん
クロマニヨンズも
やってます
(全然違う曲だけど)

ちなみに私が20年前に書いた「太陽」という曲があるがタイトルだけは立花氏を意識していた。



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