A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ドラムとノイズの融合~Merzbow"13 Japanese Birds"シリーズ

2009年04月06日 00時11分29秒 | 素晴らしき変態音楽
発売元の米Important Recordsに年間オーダーをした、メルツバウの13ヶ月連続リリース・シリーズ「13 Japanese Birds」が届いた。

今年の一月から始まっているので、CD3枚、それぞれ「雀」「梟(ふくろう)」「百合鴎(ゆりかもめ)」とタイトルされた作品が一気に到着。録音は2008年の11月以降のもので、正にメルツバウの"今"を切り取った形になっている。
メルツバウの"今"とは何か。それはパワー・ドラムと電子ノイズの融合である。メルツバウの秋田昌美氏はドラマーとしても秀でたテクニックを持っており、それは灰野さんのアブストラクトなドラミングよりも、吉田達也氏の手数の多いドラミングに近い。そこに轟音のノイズが加わる訳だからとてつもなく強靭で迫力のあるサウンドが現出する。

ただ、どこが日本の鳥なのかは判然としない。動物愛護家で知られる秋田氏の事だから、アルバム・タイトルに使うことで鳥達の保護を訴えたいという気持ちがあるのだろう。

今後は毎月1枚ずつCDが届く予定である。13枚のCDが入る竹製のボックスと秋田氏のペインティングもオーダーしたので、それが届くのも楽しみだ。
Merzbow HP

ヘアスタに
対抗したのか
メルツバウ

年末リリース予定の非常階段の30枚組記念ボックスもあるし、ノイズ・ファンには懐の寒い一年になりそうだ。



コメント
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