A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ゆらゆら帝国@日比谷野外音楽堂 2009.4.26 (sun)

2009年04月27日 00時30分27秒 | 素晴らしき変態音楽
ゆら帝の結成20周年記念ライヴ「ゆらゆら帝国 20th Anniversary "LIVE 2009" IN YAON」である。

ゆらゆら帝国という名前は結成時に挙げた候補のどれもがピンと来ず適当に選んだものだという説があるが、この名前通りのサウンドで日本のロック界をリードしてきたのだから正に"名は体を表す"である。別のバンド名だったらここまでビッグになれたかどうか疑わしい。

ゆら帝がメジャー・デビューしたのが1998年だから、実際多くの人に聴かれるようになってからは10年足らずということになる。その間にここまで影響力のある存在になったのだから凄い。音楽性もマニアックで歌詞も変態的なこのバンドがここまで支持されるのは唯一無二の存在感故であろう。

今年初めての単独ライヴということもあり、野音は立ち見席も含めて超満員。客層も子連れから中学生くらいまで幅広い。男女半々。20周年記念Tシャツが物販で売り出されており、それを求める人の列が長く続いている。

殆どオンタイムで所在なげにメンバーがステージに現れる。MCも「どーも」と「ありがとう」しかなく、アンコールもしないというサービス精神のないバンドだ。演奏が全て。

この日の衣装は坂本氏が黒の七分袖のTシャツに赤いパンタロン。亀川氏はいつも通り黒尽くめ。柴田氏は茶色のTシャツ。

Set List:1星ふたつ 2ソフトに死んでいる 3ザ・コミュニケーション 4不明 5アーモンドのチョコレート 6ラメのパンタロン 7夜行性の生き物3匹 8タコ物語 9不明 10無い!! 11空洞です 12できない 13昆虫ロック 14発光体 15つきぬけた 16あえて抵抗しない 17ロボットでした 18 3x3x3 19星になれた

普段とはかなり曲を変えてきている。曲目不明の2曲はどちらもアルバム未収録曲で、曲調から判断すると初期のナンバーっぽいけど新曲との説も。「ラメのパンタロン」や「発光体」を聴けるとは思わなかったので狂喜乱舞。全19曲で2時間のステージだった。

空は晴れ渡り気温も適度だったので野音はとても気持ちがよかった。ゆら帝は室内でもいいが野外でパーッと音が広がって行く様が何ともいえず感動的だ。

20年
続けることに
意義がある

勿論才能がなけりゃダメだが。



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