会社からの帰り道、信号待ちで隣に並んだ女性の横顔をちらっと見ると、10数年前仕事でお世話になったあの娘に似ていた。
信号がすぐ青になったのと今ひとつ自信がなかったので、声をかける事は出来なかった。彼女は早足でどんどん私の視界から遠ざかって行く。仕事で結構仲良くなったあの娘、これだけ時間が過ぎても私のことを覚えていてくれただろうか。あの頃通ったカラオケのレパートリーは変っていないだろうか。色んなことが頭を駆け巡る。
やっぱり思い切って声をかければ良かった。
ちょっとした
勇気がなくて
後悔す
あの頃君は若かった。
信号がすぐ青になったのと今ひとつ自信がなかったので、声をかける事は出来なかった。彼女は早足でどんどん私の視界から遠ざかって行く。仕事で結構仲良くなったあの娘、これだけ時間が過ぎても私のことを覚えていてくれただろうか。あの頃通ったカラオケのレパートリーは変っていないだろうか。色んなことが頭を駆け巡る。
やっぱり思い切って声をかければ良かった。
ちょっとした
勇気がなくて
後悔す
あの頃君は若かった。