A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

これってファッショモンスター?~率直な意見を語るスレ

2013年06月06日 00時20分54秒 | 妄想狂の独り言


改正公職選挙法が成立しフェイスブックやツイッターを使用したネット選挙が解禁になる。慰安婦発言問題に関する繰り言をツイッターで呟くのを許すとか、震災復興予算が関係ない事業に使われていたとか、お上のやることは理解を超えているのでどうなることやらわからない。注意すべきはフェイスブックやツイッターは基本的に友達やフォロワーじゃなければ読めないということ。友達申請やフォローするのは共感者である場合が圧倒的に多い。政治家・政党ならば支持者が大多数だろう。支持者に対して発言を繰り返しても不支持者や無関心な有権者には届かない。要は内輪受けに過ぎないということだ。勿論慰安婦問題のように社会現象的な関心事になればマスコミにより拡散され大きな影響力を持つ。それがなければ大阪市長のツイッターのフォロワーが100万人を超えることはなかっただろう。因みに総理大臣のフォロワーは約1/10の12万人である。結果的に市長はネットとマスコミをうまく使ってフォロワーを増やしたといえる。ネット選挙を上手に使って再選される可能性も有り得る。

ブログも同様に愛読者・支持者以外には届かない。ブラ外し方やラリーズ記事のようにキーワード検索に引っかかって見にくる読者もいるが、その数は総閲覧数の10%にも満たない。大多数がブックマークしている愛読者、もしくはフェイスブックやツイッターからの訪問者=友達とフォロワーだと思われる。いくら騒いでも興味のある人にしかリーチしないわけである。

ネット上で話題が盛り上がって満足している人たちもいるが、ネットに頼るだけでは勝てない、という事実を肝に銘じるべきだと思う。総務省のインターネット利用動向調査によると平成23年末のインターネット普及率は80%近いが、世代別にみると60歳未満が多数を占め、地域別では大都市部中心。ネットでいくら話題になっても、世論形成に大きな影響力を持ち国政選挙を左右する地方の高齢者には届かないのである。そんな人たちにどのように主義主張を伝えるかがキモだと思う。

テレビ・新聞はもちろんフェイスブックやツイッターもW杯予選の話題でもちきりである。読者にサッカーファンがどのくらいいるかは知る由もないが、はっきり言って個人的には全く興味がない。全力で一生懸命試合に挑む選手たちをマスコミが大袈裟に煽るのは商売だから当たり前だが、気になるのは世間に流布する全体主義的なムードである。自国を応援しなければ国民に非ずという雰囲気、警官隊が出動するほどの大騒ぎ、スター選手への過度な期待、勝てば官軍・負けたら戦犯扱い。「みなさんがプレッシャーをかけてくれるんでね」というジョークめかした発言の裏に本心を感じたのは私だけだろうか。ゴールを決めた途端無数の巨大な日章旗がスタジアムに翻るのを観て、し●き隊はどこかと探してしまった。競技に熱狂するのに敵味方は関係ないし、交差点の真ん中で両者入り交じってハイタッチで感動を共有したかもしれない。彼らは週末には新××保に出向き、この夜渋谷にいた警官隊をその地に迎え、ヘイトスピーチと罵倒の応酬で一般市民を脅かすのだろう。メンバーが脱○○やアンチ△△とダブっているのもなぜなんだこれくしょんである。







▼参考:冒頭(特に0:45"から)のMCを聴いてケロ



仮想世界で
大威張りする
ファッショ君

これで炎上しなかったらブログの無力さの証明になるだろう。
コメント
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