おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ゴングは鳴った

2006年01月02日 | Weblog
さて、昨夜の「討ち入り」じゃ。
相手の母親は、どこの田舎にも居そうな人のよい“しっかり者” でござった。
わたしと彼女、そしてその同僚に母親の四人は和気あいあいと美味しく食事。
おぢは車につき、酒は一滴も口にせず、絵に描いたような誠実さで対応した。
そこまではよかったね。

で、彼女が「わたしがお付き合いしている○○さんをキチンと紹介しようと思って」と言うと、母親の顔がサッと変わった。
そこで、ご当地から車で約15分の倶知安町に居を構えて、いまは札幌で仕事していること、などなどしっかりご説明。
だけど、相手は1ラウンド目から鉄壁のガードじゃ。

「まだどんな方かもわかりません」「そちらの親御さんも知りませんし…」
こちらの放つ軽いジャブも、がっちりガード、付け入る隙もない。
う~ん、前途多難じゃ。

おぢがおいとましたあと、今度は母親が娘にジャブ攻撃。
「家のローンっていくらあんのさ?」「兄弟何人なの?」「年収どれくらいあんのさ」でもって、「ところで歳は幾つなの?」と一番弱いところにストレート・パァ~ンチ!!
「それならあんた、介護するために結婚すんるんかい!!」。
痛たたたたぁ~

それもこれも「想定内」ではござったが、固いガードで相手を寄せ付けない“しっかり者”のファイターゆえ、手ごわい。
とにもかくにも第1ラウンドは終了。
今後は最終15ラウンドまでもつれ込むことも想定しつつ第2ラウンドを戦うけれど、次回は長男夫婦も交えた乱打戦じゃろか?

世間では、父親が娘を嫁にやりたくないという話はよくある。
しかし、娘を嫁にやりたくない、そばに置いておきたい母親というのもいるらしい。
考えてみれば、母親に何かあっても、息子はたいして役に立たん。

その点、娘は同性ゆえ痒いところに手が届く。
そばに置いておきたいというのも分からんではないね。

そんなこんなの2006年元旦、厳しい船出となったのではありましたが、しぶとく、根気強く、説得するしかないようだ。
人生甘くはないのぉ~