午前7時の気温は、マイナス14度。連日、厳しい冷え込みでござる。外でじっと待っておるニャンにご飯をあげようと、玄関のドアノブに触ったら、危なく手がひっついてしまいそうでござった。ニャンの飲み水もカッチンカッチンに凍っておる。融かすにも、たいそう難渋したほどじゃ。どうなってんだろ? この寒さ。
本州では、ちょこっとばかりの雪で大騒ぎしておる。そもそも雪が降ることを想定してないから、皆さん驚いてニュースになるだろうけど、ご当地から見るとまことに滑稽じゃ。たかだか10センチかそこらで天地がひっくり返る大騒ぎ。「♪バッカじゃなかろかサンバ」と思いますです。ま、ニッポン国では神代の昔から、沖縄を除くほとんどの地域で、「冬は雪が降る」ことになっておるゆえ、「あたり前田のクラッカー」と思いますけど、どうよ?
さて、読売新聞によると、外食産業「ワタミ」の渡辺美樹さんが、都知事選に出馬だそうだ。週刊文春で、介護事業についてあれこれ書かれておったけど、おぢはちょいとばかり期待をしておるのじゃ。なにせ、丸々の民間人、しかも経営者。この経営者ということろがたいそうよろしい。
我がニッポン国の腐りきった政治のおおもとはというと、政治を生業とする職業政治家とやりたい放題の小ざかしい官僚さまの跋扈でござる。そこにメスを入れるはずだった民主党は、ご存知とおりの体たらく。一方、経済やらなにやら、やたら元気な韓国の大統領はというと、元経営者じゃ。
ここはもう、しっかりした経営者に都政をお任せしてみたいのぉ。都民じゃないおぢが言うのも変だけどさ。で、これがうまくいけば、ニッポン国のあちこちの市町村行政に、経営者感覚というもんを持ち込む流れができるかも。そうなりゃ官僚支配のニッポン政治を変えることが出来るんじゃないかという気もしてくるのじゃ。
今回の都知事選には、宮崎県を踏み台にして中央へ出ようという、こすっからいお笑い芸人と、昔の名前で出ておる小説家が4期目を目指す気配もあったり、仕分けしたふりで人気が出ちゃった白いねーちゃんやらが出馬しそうだという。
ぱっと見、どれもこれも、って感じでござろうか。そういう意味では、政治手腕はまるきり未知数だけど、こう世の中逼塞してくると、会社経営者に政治を任せてみたい気もしますです、ハイ。都民はどう思ってるんだろ…