おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

全国レベルの「がんデータベース」必要だと思うけど…

2012年02月09日 | Weblog

更新が遅れました。スマンこってす!! ただいまは、正午前でござる。あれこれ仕事でに出ておりましたです。

きょう午前9時の気温は、マイナス8度。雪は降ったりやんだり晴れたり。なんかいい雪ですので、スキーにも行きたかったけれど、体調はいまいちでござった。

昨夜は、あまりに眠くて、9時に就寝したのに、起床は7時。10時間も寝ちゃったというのに、体調はすぐれませぬ。風邪かなぁ???

世間ではインフルエンザが猛威を振るっているそうで、流行にはそれなりに敏感なおぢ、怪しいかも。持ってきたとしたら、たぶん、ハニーさん。そのハニーさん、ありゃりゃなことに鼻声なのじゃ。

田舎のご当地に暮していれば、地下鉄に乗ったり、人のごっちゃり居るデパートなどへ行かないわけで、従って、インフルエンザなどにり患する確率はたいそう低い。

それでも、罹っちゃうんだなぁ、おぢの場合。1年360日は風邪引いてます、スマンこってす!!

今朝はいきなり大ショックでござった。おぢが贔屓にしておる女優の黒木メイサさんが、なんと妊娠だそうな。それも相手は、赤西なんとかいう、あんちゃんだそうな。

お子ちゃまが、遊んでしまって、妊娠ってことでござる。ま、トットと子供を産んでいただいて、できれば結婚もせず、してもすぐに離婚していただいて、女優に復帰していただきたいと思いますです。

おぢも独身ならば、部屋に黒木さんのどでかいポスターを貼っておくところ。妊娠とはまことに残念ですけど、早く産み落として、しつこいようですが、できればシングルになって、戻ってきてちゃぶ台!! と切に願うのであります。

それにしても涙がちょちょ切れます、シクシク…

さて、

2月9日号の週刊文春に「がんが『再発』するとき」という企画記事がありましたです。この中で、日本対がん協会の理事にして元日本興業銀行の取締役をしていた関原健夫さんの言葉にビックリ。

曰く「欧米では、がん患者に対して、きちんとがん登録を行っています。例えば、どんながんでどの薬を使ったか、などの記録です。そうすることで、がんの個人データを蓄積して、もし再発した場合、医師は前のデータをもとに治療の計画を立てられる。日本は個人情報の関係で、正確な登録ができていない」

驚いたね。がんに関して、いわるゆ全国レベルのデータベースなんぞというもんが、我がニッポン国には存在しないというのだ。

つまり、我がニッポン国では、もしがんになっても、個別の病院にそれぞれある情報だけで、診断し、治療する、ってこと。

もし、欧米のように全国的な「がんデータベース」みたいなもんがあれば、血液型、体型、年齢、性別ごとに似かよった過去の例を探して、最良のがん治療ができる。

副作用も、場合によっては軽減されるでしょうし、治療方法も最良のものを選べる。したがって、治療ミス、医療ミスも少なくなる。

こういう大事なシステムがニッポンにないって、どういうことよ? がんは、いまや国民の3人に1人がかかるという、まことに一般的な病というのに、全国レベルのデータベースがない。これって、おかしくないか?

こういうもんをしっかり整備するのが、厚労省の仕事ではないのかね。不幸にしてがんで亡くなられた方のデータを生かして、活用する。治療に成功した方の情報を他の患者に生かす。そんな大事なシステムがないって不幸だと思う。

関原さんがいう「個人情報の関係で登録できない」というのもわけわからん。どんな治療して治ったのか、どう間違って苦しい抗がん剤に悩まされたのか。こうした先人の人たちの情報が、のちにしっかり役に立つというのに。

全国レベルの「がんデータベース」、急いでつくる必要があると思うけど、どうよ、厚労省!!個人情報保護法、おぢは役人が言い逃れするためだけの悪法だと思うけど、どうよ?