おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

嗚呼!!「歳入庁」

2013年09月07日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス12度。ぐっと冷え込みました。

空は薄曇りで、うすい墨絵のような雲がけっこうなスピードで流れております。

予報によると、きょうのご当地は終日曇り。あすからはいい感じで晴れるようです。

ようやくいつもの北海道に戻るのでしょうか。

それならよいのですが、、、

ここんこと胃がキリキリするというので、ハニーさんはきのう久々に胃カメラを呑みました。

どうやら食道が荒れていて、逆流性食道炎が以前より酷くなっておったとか。

ちゃんと薬を服用していたのにショックです。

ここからガンの可能性は低いそうですけど、これからは3か月ごとに胃カメラで検査することにいたしました。

ついでながら過日放送しておった健康番組によると、食道がんの罹患率が日本一低いのは福井県だとか。

福井県では県民平均で1日3回以上も歯磨きをしておるのだそうな。歯の健康と食道がんは、密接な関係があるのだ。

もちろん、タバコやアルコール度数の高い飲酒は食道がんのリスクを高めますけど、歯を清潔にするのも大事なようなのです。

中高年は歯槽膿漏に要注意でござる。

話は戻って、おぢの場合、胃が痛いなんてことは、呑み過ぎ以外には考えられない訳で、どう対応したものか。

おぢの晩酌にお付き合いいただいて、ビールコップ3分の1ほど呑んでましたけど、とりあえずこれは止め。

便秘に即効性のあったコーヒーも止めです。

逆流性食道炎は、ストレスが関係するそうですけど、ハニーさんの場合は考えにくいわけで、枕が低いせいなのかと思ったり。

過食や消化の悪いものを食べてるわけではないし、原因がよくわかりません。

今朝は肩こりも酷くて、当ブログを書いておる途中、肩もみしてまいりました。

どうやらプロに肩を揉んでもらわんことには、素人のおぢでは歯が立たないコリなのです。

ニセコ町のKさんに来ていただこうかしらん。

変な病気でなければよいのですが、心配なことなのです。

さて、

今週号の週刊現代「ドクターZは知っている」が、おぢも過日取り上げた歳入庁について書いておる。

先進国では「社会保障財源をキチンと集めるために、社会保険料を『ソーシャル・セキュリティ・タックス』といって税扱いにし、日本の国税庁と年金機構を併せた組織である『歳入庁』が所得税も社会保険料も一緒に徴収する」のだそうな。

同時に社会保険番号で、年金の給付も銀行口座もキチンと把握することができる。

こうして歳入庁で国民からのカネの徴収を一本化すると、所得税や社会保険料の徴収漏れはかなり少なくなる。

しかし、歳入庁のない我がニッポン国では、税・社会保険料の取りっぱぐれは年間10兆円にも上るのだそうな。

とんでもない金額でござる。10兆円は消費税5%に相当いたします。

いま財源不足から「社会保障のカットやむなし」といった意見がまことしやかにささやかれておる。そしてさらに消費増税でござる。

しかし「消費税を社会保障目的税とする先進国などないし、消費税を社会保障の財源にするという財務省の言い分はデタラメ」だとドクターZ氏は申しておる。

そして、不公平是正の切り札こそ「歳入庁」だというのだ。

歳入庁をつくって、所得税と社会保障料の取りっぱぐれをキチンと徴収すれば、社会保障の財源確保になるし、消費増税も不要だ。

過日も書いたけど、腐れ民主党政権には、実は歳入庁構想がありました。

しかし、政権を取ってからはすっかりトーンダウン。元財務官僚の藤井裕久、古川元久なんかが財務省の手先となって暗躍したに違いない。

勝手な想像ですけどね。

そして「歳入庁は徴税権力を手放したくない財務省の省益に反するので、民主党は取り下げた」そうな。

「その一方で、財務省のいいなりで政権前の公約になかった『消費増税』をやってしまった」わけだ。

最後は財務省にいいようにされた野田のアンポンタンが、クサレ民主党政権を締めくくったのでした。

ドクターZ氏は最後にこう締めくくっておる。

「国民のためのしっかりした社会保障制度をつくるのであれば、消費増税よりまず『歳入庁』が優先なのだ」とか。

いつになったらこの国は、官僚さまの支配から脱することができるのでしょう。

戦前から延々と続くニッポンの官僚支配による「国家社会主義体制」はエンドレスで続くのでしょうかね。

ありゃりゃなことです!!