午前6時の気温はプラス12度。いまんとこ、晴れの良い天気でござる。
予報によると、この天気も今晩から崩れ、土、日、月の3連休は雨模様の天気だそうな。
東京の旧友Tがこの週末にやって来るわけですけど、ちょいとばかり残念なことでござる。
さて、
7年後の東京五輪に向けて、五輪決定直後に建設、道路関連株などなどが急騰いたしました。
バブル崩壊以降、延々と低迷を続けたニッポン国にも、これから好景気が来ることが期待されまする。
そんなわけで、おぢもこれら五輪関連銘柄をそろそろ買いに行こうかと思っておる。
さしあたり、大成建設、大林組あたりか?
で、先日の日経新聞「東京五輪 盛り上がり過ぎが招く巨大なリスク」によれば、1964年前回五輪の3年前、すでに株式相場は調整に入ったのだとか。
もっとも「それまでの3年7カ月間で日経平均株価が4倍弱に上昇」しておるというから、この先鉄火場は大騒ぎでござろう。
たぶん…
さらに「国内景気が活況になれば、エネルギーや物資の輸入も増えて貿易収支が一段と悪化し、外国為替市場で円安圧力が強まろう」(末沢豪謙SMBC日興証券チーフ債券ストラテジスト)ということだそうな。
つまりは一段の円安の可能性もあって、一見いいことづくめのようでござる。
ただし、五輪終了後には、あの「ギリシャ悲劇」がニッポン国にやってくる可能性もないわけではない。
先日も書きましたけど、ギリシャ五輪は2004年のこと。
当時のギリシャ国内、たいした盛り上がりもなかったようなのじゃ。
なにせ、直前にはホテルが足りないと大騒ぎだったけど、ふたを開けたら五輪会場はガラガラだったとか。
それが、なんだかんだ2010年のギリシャの経済危機につながった。
我がニッポン国の場合、2020年の五輪が盛り上がらないなんてことは、どうにも考えにくい。
ニッポン人はオリンピックが大好きですからね。
前回五輪のときに建設された首都高速などの各種インフラ、いまやすっかり老朽化しておる。
これがリニューアルされるわけですから、とんでもないカネが動くわけで、ニッポン再生への糸口になるのかもしれません。
就職難から一転、建設関連を中心に人手も足りなくなり、高齢化も進んでおりますから、海外から労働者を大量に受け入れるって話にもなるかしらん。
問題は、首都直下の大地震と、海外のヘッジファンドが国債暴落をいつ仕掛けるか。
大地震より可能性は低いかもしれませんけど、なにせ大借金国ですから、国債が暴落する可能性がないわけではない。
「ニッポン国債の暴落などあり得ない」などとノー天気でおってはいけません。
「絶対安全」なはずの原発も事故を起こしたのですから、世の中には絶対なんぞあるわけがない。
国債暴落と国家財政の破たん、そしてチョー円安、そんな可能性はゼロではないと、意識しておいて損はない。
どうやら東京五輪は、大なり小なりニッポン経済に好影響を与えそうじゃ。
ニッポンは久々に元気になりそうです。
その一方、ズンズン迫っておる房総半島沖を震源とする大地震と、それより可能性は低いけど国債暴落とニッポンの財政破たんといった「万が一」にも備えておくとよろしいと思うけど。
そのあたりどうよ???