人間、誤解を受けることがままある。
おぢが30代初めの頃、北海道のとある都市に転勤しておった時のことじゃ。
ヘベレケに酔った晩、小用を終えてチャック(いまどきはファスナーか)をぎゅっと閉めた。
出したまんま…
小ぶりだがキリッとしたおぢのチ○チ○はギロチン状態。
一気に酔いが覚め、おそるおそるチャックを下ろすと、歯型がついて血がにじんでおった。
痛いのなんのって…
どれぐらい痛いかってぇと、淑女の皆さんがあそこをチャックで挟んだぐらい痛い。
スマン、挟むもんがないね、淑女は。
で、若さだね、一週間ほどで傷は癒えた。
ところが、どんどん痛くなる。
そのうち、オシッコと一緒に膿が出だした。
えらいこっちゃ、どうやら化膿したわけ。
びびったね、でも「チャック」以外に心当たりはない。
とある大病院の泌尿器科で、あんちゃんだったおぢは、おっちゃん医師の前でパンツを脱いだ。
生まれてこのかた、酒も飲まずに男の前でパンツを脱いだのはこれ一回だけ。
酔ったときは、何回かあるらしい、覚えてないけど…
で、お医者にここに至る経過を、ていねいにご説明させていただいた。
だがね、見逃さなかったね、お医者が「ニヤッ」と笑ったの。
「ま、膿を調べてみます。とりあえず抗生物質注射しときますけど」と医者。
そんときの顔は、「フン、どこで遊んだんだか、このあんちゃん」だった。
「せんせー、それ誤解!!そうじゃないのよ」と言おうと思って飲み込んだ。
だって、そばにおった若い看護婦(いまは看護師か)が親指と人差し指でつまみ上げ、上下左右に振るわけよ。
そんなぁ、あなたねぇ、そりゃないでしょぉ、何の意味あんの?それ?って感じで。
これで診察終わったかと思ったら、ババまで出てきた。
で、同じように親指と人差し指…
若き日のおぢは心身ともにボロボロじゃったね。
ところがこれで終わらなかった。
薬を処方していただき、病院の階段をうなだれて下りてたときじゃった。
看護婦ふたりがくすくす笑いしながら階段上ってきたね。
「チャックで挟んだって、フフフッ」
「ウソよねぇ~」
そんで、目が合ったね、その看護婦と。
と、ふたりは下向いたまんま、駆け上がって行ったのさ、おぢの横をさぁーとすり抜けて。
シクシク。
看護婦控え室は、しばらく盛り上がったに違いない。
「チャックで挟んで、膿みだしたヤツ、信じられる?」ってね。
この話はあの病院で代々受け継がれる「笑い話」、いまや伝説だろね。
原因は、ホ~ントにチャックなんだけど…
トホホじゃねぇ~
駒大苫小牧が2年連続優勝しためでたい日、言い訳するのもなんですが…
これホントに30代初めのころのお話。
でチャックもホント。
治療は、当日に抗生物質の注射と投薬でした。
たいして腫れたわけでもなく、一週間後には正常のオシッコに戻りました。
まぁ、雑菌ですね。
このころ、ジンマシンが出るなど体調不良でしたからねぇ。
ご期待にそえませんけど…品行方正です、この一年は。
>「チャックで挟んで、膿みだしたヤツ、信じられる?」
私も信じません!
チャックで一体どの部分をどの程度挟んだのか?何処が腫れてどの部分からウミが出たのか?治療方法は?など具体的に詳しく説明して下さい。
もしかして其の話”昔”で無くつい最近の事で今現在お悩みなのでは?