おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

厚岸のカキ

2005年11月26日 | Weblog

土曜朝、午前9時にはスキー場におりました。
前夜「スキーはしないどこ」と思っておったが、朝になって、やっぱ行っちゃった。
こらえ性のないおぢじゃ。

昨夜から雪がほとんど降っていないため、この時間、ゲレンデはガラガラ状態。
これ「バウダー喰い」の皆々さまが来てないためじゃ。
前夜からの雪が20~30センチも積もったなら、午前8時のリフト運行めがけて、ごっちゃり行列ができるのだけれど。

それでも1時間あまり、そこそこ楽しんじゃいました。
10時過ぎ、札幌方面からのスキー・スノーボード客が来たころ、帰り支度。
その後、小屋でうだうだごろごろ。

夕方、厚岸から宅配便でカキがご到着。
この時季のいつものお取り寄せでござる。

かつて広島市に出張した際、カキ料理専門店に伺ったことがある。
なにせカキの本場ゆえ、期待に胸が躍っておった。

ところが、案内の地元の方が「こちら北海道からのお客さんで…」というないなや店主はこうのたまわった。
「いやぁ北海道の方に食べていただくカキはここらにはないんですよ」
で「わたしらも年に一度は厚岸のカキを取り寄せて、カキの味、確認するんです」とのこと。

そこそこ美味しかったと思ったが、店に入っていきなりこう言われては、なんだかなぁ、でござった。
以来、カキは厚岸と決めておる。
北見市に転勤しておった頃も、厚岸産カキを扱うカキ鍋のお店があり随分いただいた。

厚岸のカキは大ぶりだが、味わい深い。
同じ養殖でもサロマ湖は海中に吊るしておるが、厚岸はばら撒き。
ここがちょいと違うのよ。

殻をこじ開け、レモンをキュッと絞ってつるんといただくと、ビールでもワインでもグイグイいける。
ワイン通ならシャブリと生カキなのだそうだ。

いくつか生でいただいて、あとは焼きガキに蒸ガキ。
蒸すのは殻ごとラップで巻いてレンジでチン。
やっぱレモンを絞って美味しくいただきました。

蒸し、焼きともにぷりぷり感がたまらんけど、やっぱ「なま」じゃね。
なんでもそうだけど…ってスケベなことを想像してはいけません。
それはそれで真理だとは思うけど。

薪ストーブを囲んでカキ三昧の一夜は、静かに腹いっぱいで更けていったのでござる。

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