おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

どうなる、どうするニッポン!!

2005年08月22日 | Weblog

以前より涼しくなったとはいえ、まだ暑い。
で、さらに暑苦しいのがあの世界。
札幌では衆院選の公開討論会が開かれた。
盛り上がりはいまひとつだったけど。

ある証券会社系シンクタンクの研究員がこんなことを言っておった。
「自民党のいわゆる抵抗勢力は、建前の思想は自由主義者だが、
政府を通じた所得の再配分に熱心だという意味では、実質的に社会主義者。
彼らの没落が早まるということは、日本の思想的社会主義者(社会党等)が没落し、
更に実質的な社会主義者も弱体化しやがては没落するという、
社会主義の没落の『完成』を意味しそうです。」

なるほどじゃね。
確かに自民党はある意味、社会主義じゃった。
言ってたのは、ゴルバチョフ。
ニューヨークでの記者会見じゃった。
「世界で最も完成された共産国家はニッポンです」ってね。
米人記者は、ゴルバチョフがここまで国際認識がないのかと、呆れておったそうだけど、「官」が事実上支配している国って、そういうこと。
旧ソ連もノーメンクラツーラが実質支配をしておったけど、貧しかったもんね、日本より。

中国共産党のいまの政策は、60年代の自民党政策をパクったもんだそうだ。
中国人の大学教授、朱建栄さんが言っておるから間違いない。
極めて不思議な政党だったんですね、自民党は。

別の経済アナリストはこうも言っておる。
「日経平均株価は久し振りに1万2千円を回復してきましたが、
これは20年前、1985年の水準です。
民営化、そして小さな政府を追及し、
それなりの実績を積み上げて来たにもかかわらず、
日本経済のパフォーマンスは20年前に比べると悪化しているということです。
もっとも、民営化が日本経済を悪くしたわけではありません。
むしろ、民営化を怠っていると、もっと悪くなっていたのかも知れません。」

これまた、なるほどじゃね。
だから「郵政民営化賛成=小泉支持」かってえと、それも違う気がする。
どうにも難しいね。
でも、よい子はとりあえず投票に行きましょう。
ひとつはっきりしておるのは、投票率が上がれば上がるほど「法華」はドンドン減るのでございます。
そこだけはメデタシ、メデタシの結果になってほしいものです。

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