おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

噴出し公園

2005年08月28日 | Weblog

京極町の「噴出し公園」に寄ってみた。
相も変わらず、観光客で混雑しておる。
本州方面から、ってのが目立つね。
まだ夏休みだもんなぁ、内地は。
外地・北海道は、初秋でござる。

エゾ富士と呼ばれる羊蹄山の周辺では、伏流水がコンコンと噴出しておる。
降り積もった雪が、何十年の時を経て、山ろくのあちこちから湧き出す。
こうした天然水を汲みに来るファンも多い。 
大金出して水を買う時代ゆえ、うめぇ~水がタダでいただけるってんで、レジャーを兼ねて良民こぞってやってくる。

ニセコ、真狩など周辺市町村では、この伏流水を水道水として活用しておる。
ただし、きっちり塩素は入れる。
法律で決まっておるのだそうだ。
アホタレ官僚は全国一律が大好きだ。
だが当地の水道水に、塩素なんぞは不要でござる。
いまの「構造改革」は、こんなことすら出来ぬ。
金もかからん、みんなも喜ぶ、人口だってガバチョと増えるかも。
塩素入れるか入れないかぐらい、地方に決めさせろ!!ってんだ。

「良い水がある」というのは、人々が豊かに暮らすための大事な要件。
羊蹄山ろくに人々を引きつける魅力のひとつに違いない。
良い水にステキな景観、美味い食べ物にパウダースノー、いいものがいっぱいあるね、ここには。
ないのはデパートにススキノ。
デパートの代わりはネットがしてくれそうだが、ススキノはねぇ。
フーゾクもないようだし…

そんなこんなで美味しい水を車に積んで札幌へ。
で、いつものようにババのご機嫌伺い。
日に日にボケが進んでおる様子がしっかり判る。
まだ息子の顔は判るけど、さていつまで続くものやら。
そのうち「どこの誰だか存じませんが、ご親切に…」とかなるんかねぇ。
それはそうなったで、気が楽だけど…

あすはわが身、さて、どうしたもんか。



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