おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ロレックスが除雪機に化けた

2021年12月09日 | Weblog

ちょうど午前6時です。

外気温はマイナス7度とこの冬一番の冷え込み。

きょうは晴れの予報で、日中の最高気温プラス5度だ。

雪も降らないし、聞けばスキー場はガリガリだそう。

今年は購入を予定しているスキー靴もまだだ。

ぱふぱふパウダーを楽しむのは、もう少し先になりそうだ。

そんなきのうのこと、

新しい除雪車がやってきた。

新品を大枚100万円で購入したのだ。

以前使っていたのがとうとうダメになったためだ。

そこで上記写真となった。

ご当地で除雪機といえば、ほぼヤナセのスノースワローと相場が決まっておる。

我が家にやってきたのは「Y9-14Gs」という中型車だ

100万円ってことで、この値段はじーさんにはなかなかしんどい。

そこで、かつて香港で購入し、サラリーマン時代延々と使用していたロレックスを売ることに…

過日、札幌のいわゆる質屋に行ってきた。

バブル真っ盛りの1987年に香港で33万円で買ったもの。

10~20万円でも除雪車の資金の足しにしようと思ったわけ。

そしたらこれがなんと!! かつての2倍近い58万円で売れたのだから驚いた。

想像するに、当時は円高ですから33万円で買ったといっても、世界レベルではもっと高かったはず。

外国から見れば、この時計40万円以上はしたってことにもなるか。

そしてこの間、円はどんどん安くなり、ドルや元は高くなった。

中国人を筆頭に海外の人ならいま、中古のロレックスでも高く買ってくれるのでしょう。

さらに、金相場が11月に5か月ぶりに高値を付けたこととも無縁ではないらしい。

ようはニッポンを除く世界的なインフレで、資産がモノにシフトしているってこと。

インフレをヘッジしようと、金が買われ、ロレックスも高く売れたのだった。

そんなこんな、不足分を補って、100万円の除雪車がやってきた。

この除雪機を使っても、ご当地の屋根雪を除雪するにはけっこうな体力がいる。

昨夜もズンバしてきたけど、いつまで元気にしていられるものか…

高校同期の仲間が次々亡くなる時代、あれこれ考えねばなりません。

とはいえ、チョー目先は除雪の準備を整えて、ぱふぱふパウダーを待つニセコのおぢだった。

それにしても、「バブルのころが戦後ニッポンの頂点だった」って思うと、少々情けない気分にもなる。

なので、「所得倍増」していただいて、若い人が希望の持てるニッポン国をなんとか復活してほしいとも思うニセコのおぢだった。



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