おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

我が愛すべきニッポン国には、ワクチンもなければ、バカにつける薬もない

2021年03月19日 | Weblog

まもなく午前6時になります。

晴れのお天気で、気温はマイナス2度っす。

それにしても6時前というのに、ずいぶん明るくなってきた。

20日は春分の日だ。

なんだか嬉しくもなる。

さて、

きのうも書きましたけど、ようやく始まった「PCRモニタリング検査」だ。

だれでも、どこでも、いつでも受けられる全国民を対象にした検査をしないまま、コロナの収束などありえないとおぢは思う。

これに近いものがようやく始まったと思ったら、予算はたったの81億円だときのう書いた。

全国で1日1万人の検査を想定すると、81億円では45日間しか検査できないのだという。

世界の多くの先進国では、国民の約8割がなんらかの検査をしたというのに、あまりにお粗末。

ニッポン国のPCR検査、あまりにしょぼいし、遅すぎる。

こういうのを「戦力の逐次投入」という。

太平洋戦争で失敗を繰り返した旧日本陸軍の典型的なやり方だ。

一方アメリカは、一気に、大量の戦力を投入して、戦争を勝利に導いた。

残念なニッポン国は今般も75年前と同じやり方なのだ。

そこへもってきて、すっかり変異ウイルスがまん延し始めた中での緊急事態宣言の解除というからほぼお笑いのレベル。

おかげさんで、予想される第4波は3波を大きく上回るのは確実なのだ。

この国の為政者は、どこまで危機感が欠如してんだろ???

こうなったのも、どうやら菅総理を筆頭に「国民が自粛している間にワクチンが来るだろうから安心だ」と高をくくっていたためとか。

そのワクチンはまだ飛行機5機分しか来ておりません。

国産のワクチンならいざ知らず、世界中でコロナがまん延している真っ最中に、遠い東洋の国にいそいそワクチン送ってくれると思うのが、そもそも大甘に過ぎる。

世界中が対コロナ戦争の真っ最中というのに、外国産のワクチンが簡単に手に入ると思う方がおかしい。

4月から始まる「高齢者のワクチン接種」は、全国の各町村に500人分を配布することになるそうだ。

おぢ含めた高齢者はニッポンに3600万人もいるというのに、全国の各町村に500人分とはトホホに過ぎる。

最初は高齢者施設や入院中の高齢者に接種して終わりだろう。

毎日飛行機1機が50万人分を運んでも、72日間毎日どんどんジャンジャン飛んで来ないと高齢者の接種は終わりまへん。

悪いけどニッポン国には計1億2000万人ほどが暮らしていますのよ。

ざっと1億人が接種するには50万人分を積んだ飛行機が200回来ないと接種は終わんない。

毎日ビュンビュン飛んできたとしても、単純に1億人分は200日後になる。

だから、毎日飛んできたとしても、半年経っても接種は終わらないのだ。

現実はというと、2月12日に第1便が到着し、3月15日に5機目が到着したのがニュースになるくらいなのだ。

もっとも、アストラゼネカのワクチンはニッポンのJCRファーマって会社が製造するそうで、これがどうなのか?

いずれにせよ、全国民へのワクチン接種が簡単に終わると思ってる政治家がいるとしたら、よっぽどノー天気。

我が愛すべきニッポン国には、ワクチンもなければ、バカにつける薬もないのだった。

トホホだなぁ~



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