昨日からまた、室内引きこもりの資料作り生活が始まりました(笑)。
会議で外に出た他は、全然歩いていません。
…で、今日は、印象深かった5日前のツアーを報告します。
印象深かった理由の1つは、午後3時に船が到着してから2時間(移動時間を抜くと1時間半ぐらい)の社員旅行ツアーだったことです。9名という人数での夕方のツアーは、あまりない(もしかしたら初めて?)のパターンでした。
しかも、前日の天気予報では「雨」の予報が出ていました。
日没が午後4時30分前後の今日この頃…しかも「雨降り」となると周囲は、かなり暗くなります。雨でも楽しい樹海も、この時間では真っ暗です。
「どこに行ったら大島の魅力を伝えられるのだろう?」
…と、実は前日からずっと、アレコレ考えていました。
そして当日…
天気はどんどん回復し、船の到着の頃の空は…青空でした。(良かった!)
ツアーでは、西側海岸を回ることにしました。
西側なら、日が落ちるまで周囲が明るいので…。
まず、最初に立ち寄ったのは“赤禿”。
熱々マグマが降り積ると、どんな状態になるか紹介するために行きました。
既に日がかなり傾いて陰は暗くなっていましたが、日が当たるところは…
まぶしいほどの赤!
これこれ、この色を見ていただきたかったのです。
青い海や、海に流れた黒い溶岩を見下ろしながら、景色を堪能しました。
「この景色、いいね~。」という声も聞かれました。
「吹き上がった溶岩」を見た後は「流れて来た溶岩」を見に…。
土砂流の跡も観察しながら、様々な出来事が伊豆大島の大地を作って来たことを紹介しました。
そして「噴火の歴史」を見に…。
鮮やかな色では見えなかったけれど、迫力は伝わりました。
最後は…
まさに、ドンピシャリのタイミングでここへ!
太陽の赤い帯が、波が引くたびに黒砂の上に現れる水に映って、とてもとても奇麗でした。
もちろん泡立つ波の白と、砂の黒のコントラストにも見とれました。
みんなで…
水平線に沈む夕陽を、見届けました。
火山の島の魅力がギュッと詰まった、夕方のツアーでした。
そして、さらに印象的だったのが、お客様との会話でした。
移動の車の中で、隣の席のお客様と「ジオパークは面白い」「地球はスゴイ」「火山は魅力的」と意気投合しました。
火山の魅力についてお客様は「人は自分の力では太刀打ちできない大きな存在に出会うと、恐れと憧れを同時に持つんですよ。」という意味のことを語られていました。「恐れと憧れ」…本当にその通りです!
「2時間前に出会ったばかりの人と、“地球”について熱く語り合えるなんて、ジオツアーってなんて面白いんだろう!」と心の中で思っていたら、突然お客様が「多くの人が『この仕事で良いのかな?これは自分の本当の仕事なのかな?』と思いながら働いているんですから…」と言う意味のことをおっしゃいました。
「え?」
まるで私の心の中の言葉が、聞こえていたかのような言葉に、ちょっと驚きました。
で…「ええ、私は幸せだと思います。」と答えました。
時間の長さではないのかもしれません。
お客様と一緒に「地球の物語」を楽しんだ印象深いツアーでした。
(カナ)
会議で外に出た他は、全然歩いていません。
…で、今日は、印象深かった5日前のツアーを報告します。
印象深かった理由の1つは、午後3時に船が到着してから2時間(移動時間を抜くと1時間半ぐらい)の社員旅行ツアーだったことです。9名という人数での夕方のツアーは、あまりない(もしかしたら初めて?)のパターンでした。
しかも、前日の天気予報では「雨」の予報が出ていました。
日没が午後4時30分前後の今日この頃…しかも「雨降り」となると周囲は、かなり暗くなります。雨でも楽しい樹海も、この時間では真っ暗です。
「どこに行ったら大島の魅力を伝えられるのだろう?」
…と、実は前日からずっと、アレコレ考えていました。
そして当日…
天気はどんどん回復し、船の到着の頃の空は…青空でした。(良かった!)
ツアーでは、西側海岸を回ることにしました。
西側なら、日が落ちるまで周囲が明るいので…。
まず、最初に立ち寄ったのは“赤禿”。
熱々マグマが降り積ると、どんな状態になるか紹介するために行きました。
既に日がかなり傾いて陰は暗くなっていましたが、日が当たるところは…
まぶしいほどの赤!
これこれ、この色を見ていただきたかったのです。
青い海や、海に流れた黒い溶岩を見下ろしながら、景色を堪能しました。
「この景色、いいね~。」という声も聞かれました。
「吹き上がった溶岩」を見た後は「流れて来た溶岩」を見に…。
土砂流の跡も観察しながら、様々な出来事が伊豆大島の大地を作って来たことを紹介しました。
そして「噴火の歴史」を見に…。
鮮やかな色では見えなかったけれど、迫力は伝わりました。
最後は…
まさに、ドンピシャリのタイミングでここへ!
太陽の赤い帯が、波が引くたびに黒砂の上に現れる水に映って、とてもとても奇麗でした。
もちろん泡立つ波の白と、砂の黒のコントラストにも見とれました。
みんなで…
水平線に沈む夕陽を、見届けました。
火山の島の魅力がギュッと詰まった、夕方のツアーでした。
そして、さらに印象的だったのが、お客様との会話でした。
移動の車の中で、隣の席のお客様と「ジオパークは面白い」「地球はスゴイ」「火山は魅力的」と意気投合しました。
火山の魅力についてお客様は「人は自分の力では太刀打ちできない大きな存在に出会うと、恐れと憧れを同時に持つんですよ。」という意味のことを語られていました。「恐れと憧れ」…本当にその通りです!
「2時間前に出会ったばかりの人と、“地球”について熱く語り合えるなんて、ジオツアーってなんて面白いんだろう!」と心の中で思っていたら、突然お客様が「多くの人が『この仕事で良いのかな?これは自分の本当の仕事なのかな?』と思いながら働いているんですから…」と言う意味のことをおっしゃいました。
「え?」
まるで私の心の中の言葉が、聞こえていたかのような言葉に、ちょっと驚きました。
で…「ええ、私は幸せだと思います。」と答えました。
時間の長さではないのかもしれません。
お客様と一緒に「地球の物語」を楽しんだ印象深いツアーでした。
(カナ)