グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

2日目は、雨の波浮港と色々

2024年02月27日 | ツアー
旅行会社ツアー2日目は、波浮港を2時間かけて散策し、午後から海岸や地層切断面を回るツアーでした。

実は12月に下見をしてコースを決めていたのですが…、この日は、朝から雨。
しかも、傘をさすのが、やや大変なほどの風も吹いていました😅

それでもレィンウェアと傘を駆使して、波浮地区にあるホテルから出発。
車道沿いを歩いたら、街路樹の木の幹に、空気が綺麗な地域の指標になると言われる地衣類(ウメノキゴケ)がびっしりついていました。


小学校の校庭にある桜が、開花しているのを眺めつつ


地域の人が整備してくれている展望台へ。

皆さんが宿泊されていたホテルが、対岸によく見えました。

(写真中央よりやや右にある白い建物です)

マグマと水が接触したことで起きた激しい爆発で、積もったものを観察しながら歩いたら

お客様が、面白い形の木を見つけてくれました。

この場所にいつも、どの方向から風が吹いているかが、想像できるような樹形でした。

かつての網元さんの家を見学した後

火口壁の階段を下って火口の中へ。

この「今から火口の中に降りるぞ〜」的な感覚、好きなんですよね(笑)

名物のコロッケに、みんなで「美味しい」を連呼しながら屋根の下で立ち食い(笑)


その後、港をグルリと回り(考えてみたら、これも火口一周かも!?)波浮比咩命神社(はぶひめのみことじんじゃ)へ。(神社について詳しくはこちら

「きれいな屋根の色ですね」「きれいにされてますね。地元の人が大事にされているんですね」という皆さんの言葉が嬉しかったです。

この神社は、波浮港開港前から建っていたようで、海から神社に上がる参道があります。

本当は、その参道を歩いていただこうと思っていたのですが、倒木で通れなくなっていました。

残念〜😢

地層切断面では、「端から端まで歩きたい」と言う皆さんの希望で、約15分間のウォーキング。

雨も風も続いていましたが、皆さん「他では見られない景色!」「すごい」と、楽しまれていました。

火山博物館やぶらっとハウスなどの室内施設を混ぜつつ、“野地の椿トンネル”にも立ち寄りました。

防風林として島の暮らしに利用されてきた椿の姿を見ていただきたかったのですが、予想以上に雨の量が多くて、水たまりが広がっていて歩きにくかったです💦(雨に濡れた地面に落ちる椿は綺麗でしたけれど)

でも私の大好きな道を、お客様ご自身で「この道、素敵!」と発見してくださって、嬉しかったです。

いつか晴れている日に、またここを、歩きにきていただきたいです。

2日間、雪、氷、風、雨、春のサインと盛りだくさんでしたが、楽しい時間でした。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました❤️

(かな)
コメント
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