グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

感謝

2025年01月17日 | その他
阪神・淡路大震災から、今日で30年ですね。

当時、伊豆大島に住んでいた私は、テレビのニュースを見て、とても驚いたことを覚えています。

関西方面に知り合いのいなかった私にとって、この震災を身近に感じるようになったのは、それから18年後の2013年、伊豆大島で発生した土砂災害の時でした。

大雨による土石流で、多くの人や家屋が被害に遭いました。混乱し動揺する島に、阪神以降の災害で経験を積んだ「ボランティアのプロ」とでも言うべき人たちが来て、復興を手助けしてくれたのです。(以下2枚の写真は2013年11月のものです)

毎日、何人くるかわからないボランティア希望者をほぼ全員受け入れ、人手が必要な場所に振り分け、機材の管理から報告まで大活躍して、私たちの力になってくれました。午前だけ、午後だけという希望も受け入れてくれました。多い日は500人のボランティアが、混乱もなく活動していたと思います。

災害から学び、次の災害に活かすという「人の力」に、とても感動したのでした。
と同時に、災害時のボランティアを長く続けるには、さまざまな葛藤や苦労があるとも感じました。

そんなことを思い出しながら、今日のニュースを見ていました。
あの頃出会った人たちは、どうしているのかな…。

地球という星に生きる以上、避けては通れない自然災害…

平穏だった一日に、感謝です。
(夕日は昨日の写真です)

(かな)
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