グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

三宅島の「雄山ガイドの会」の皆さんの研修2日目

2025年01月24日 | ツアー
三宅島「雄山ガイドの会」の皆さんの研修2日目は、島の外周を巡ってきました。

朝、元町のホテルを出発し、西側のサンセットパームラインを北上。

富士山がきれいに見えたので、しばし足を止めて写真撮影タイムを楽しみました。

その後、岡田港へ向かい、まずはトリックアートでひと笑い。

皆さんのパフォーマンスが素敵で、楽しい気分になりました😌

次にターミナルの屋上に上がって、地元出身のジオガイド・杉山さんの「町歩きツアー30分バージョン」を、ここから体験してもらいました。

港全体を見渡しながら、杉山さんが地形や津波のことを詳しく解説。

階段を降りる途中では、目の前に富士山が!

この階段、本土にあったら観光客が押し寄せそうですよね(笑)

火山噴火の歴史によって「天然の良港」となった岡田港の町を歩き、

正月の飾り付けで、いつもと少し雰囲気が違う神社に立ち寄り。

岡田港が、沢を伝って流れた溶岩の上にできていることを、現物を見ながら確認しました。


参道の両脇に今までなかった木が横たわっていたので、杉山さんに理由を何か聞いたところ、「お正月の旗を立てるための木」だとのこと。(長い!)

そして謎の細長い建物は、それらの木をしまう場所であると教えてもらいました。

「なんだろう?」と思ったものを、すぐに答えてもらえる町歩きツアー、楽しいです😌

その後、皆さんのリクエストで、スダジイの根っこが美しい「泉津切り通し」を訪れました。

(スダジイの木が多いのは両島共通です)

三宅島の「七島展望台」と似ているけれど違う「裏砂漠」。

皆さん、足元の石を拾って「この石、結晶の数が多い!」とか

「三宅島の石に比べて、半分ぐらいの重さしかない!」と驚かれていて、

それを聞いて私も、興味津々でした。(どんな理由で違うのでしょう??)

裏砂漠からの帰り道には、森の地面一面に生える細長い草(オオシマカンスゲ)に注目。

「三宅島には、こんなに密に生えてない」とのことで、三宅島の森の植生を見てみたい気持ちが湧いてきました!

波浮港では、名物の「たい焼き」を食べて、ひと休みしてから、火口の中にある集落に降りました。

(「たい焼き」は、食べるのに夢中で写真撮り忘れました💦)

草刈りされたばかりのピカピカの地層大切断面を楽しみ

三宅島のシルエットを、みんなで眺め

最後に「大金沢砂防ダム」で島の防災について語り合い、ツアーを終了しました!

皆さんから、「ぜひ行きたい」とリクエストがあったのが、この砂防ダムで、さすが活火山で活動するガイドさんたちだなぁと思いました。(写真は杉山さんからいただきました)

三宅島ガイドの皆さんのおかげで、火山島の個性の違いをめいっぱい楽しむことができました。
ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

この日は、三宅島のガイドさんの言葉で風速計の見方を誤解していたことに気づきました。
が、長くなりすぎるので、このことは、また日を改めて書きます😌

(かな)
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