グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

火道と〇〇部 ・・・?

2017年11月21日 | ツアー

昨日のツアー報告です。

お客様は、社会人一年生のお嬢さんとお母さま、昼を挟んでの三原山半日コースです。

雲の向こうに薄っすらと太陽が姿を見せるのですが・・・天気は今一つ。




雨が落ちてきそうな黒い雲も時折頭上を通り過ぎていきます。
雨具を用意しなかったので、ちょっとドキドキしながらのツアースタートでした。

歩き始めの遊歩道では植物をメインに紹介
ご自分でも色々と見付けて写真を撮っています。



そんな中、とっくに花期は終わっている花を発見!



うっん?・・・・・・・・・・

これです。↓“ナンバンギセル“



イネ科の植物に寄生するという一風変わった植物
花期が終わった後も、目に入れば紹介しているのですが
まだ花が残っていたとは・・・。

2カ月程前には、白いナンバンギセルも咲いてました。



今度は何でしょう?木の枝にカメラを向けています。



撮っているのは”サルトリイバラ”



赤い実の付いた蔓は年々減っている様ですが、今年はチラホラ見掛けます。
“野切屋さん”も高齢化が進んでいるのかも知れませんね。

雲に覆われてはいましたが空気は澄んでいました。



対岸に立つ、風力発電の風車もくっきり見えています。



三原神社への降り口でも何かを撮るお嬢さん。




「花火みた~い!!!」と、ここで撮っていたのは”アシタバ”の花



プックリした種も出来始めています。

神社にお参りし



ゴジラにキッス!





火口も無事見る事ができました。

数年後には再び噴火するであろう三原山
その時は、此処の”火道”からだけ吹いて欲しいですね。

帰り掛けも何かを撮っています。



これでした。



終わりかけの”ホソバテンナンショウ”の実

最後は、ツアー中話しに出た”溶岩堤防?”に登ってみました。



”野増”の集落が真下に見えます。



65年前、島の方達が一生懸命石積をした理由が良く判ります。

「普段は余り歩かない」と仰っていたお二人から・・・




「いっぱい歩いたね~!」と満足そうな声が聞こえてきました。


会社に戻りスタッフに聞いた話では、一時激しい雨が降ったとの事!

山で降られなくて本当に良かったです。(^^♪

ちなみにお嬢さん、学生時代は”華道部”に所属していたそうです。

納得です。


花は少なくなりましたが、代わりに様々な実(種)が付き始めています。

そんな種の、色や形を観察しながらの山歩きも楽しいものですね。

ご一緒させて頂いたYさんありがとうございました。  by GIBA

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