昨日のツアー報告です。
お客様は、社会人一年生のお嬢さんとお母さま、昼を挟んでの三原山半日コースです。
雲の向こうに薄っすらと太陽が姿を見せるのですが・・・天気は今一つ。
雨が落ちてきそうな黒い雲も時折頭上を通り過ぎていきます。
雨具を用意しなかったので、ちょっとドキドキしながらのツアースタートでした。
歩き始めの遊歩道では植物をメインに紹介
ご自分でも色々と見付けて写真を撮っています。
そんな中、とっくに花期は終わっている花を発見!
うっん?・・・・・・・・・・
これです。↓“ナンバンギセル“
イネ科の植物に寄生するという一風変わった植物
花期が終わった後も、目に入れば紹介しているのですが
まだ花が残っていたとは・・・。
2カ月程前には、白いナンバンギセルも咲いてました。
今度は何でしょう?木の枝にカメラを向けています。
撮っているのは”サルトリイバラ”
赤い実の付いた蔓は年々減っている様ですが、今年はチラホラ見掛けます。
“野切屋さん”も高齢化が進んでいるのかも知れませんね。
雲に覆われてはいましたが空気は澄んでいました。
対岸に立つ、風力発電の風車もくっきり見えています。
三原神社への降り口でも何かを撮るお嬢さん。
「花火みた~い!!!」と、ここで撮っていたのは”アシタバ”の花
プックリした種も出来始めています。
神社にお参りし
ゴジラにキッス!
火口も無事見る事ができました。
数年後には再び噴火するであろう三原山
その時は、此処の”火道”からだけ吹いて欲しいですね。
帰り掛けも何かを撮っています。
これでした。
終わりかけの”ホソバテンナンショウ”の実
最後は、ツアー中話しに出た”溶岩堤防?”に登ってみました。
”野増”の集落が真下に見えます。
65年前、島の方達が一生懸命石積をした理由が良く判ります。
「普段は余り歩かない」と仰っていたお二人から・・・
「いっぱい歩いたね~!」と満足そうな声が聞こえてきました。
会社に戻りスタッフに聞いた話では、一時激しい雨が降ったとの事!
山で降られなくて本当に良かったです。(^^♪
ちなみにお嬢さん、学生時代は”華道部”に所属していたそうです。
納得です。
花は少なくなりましたが、代わりに様々な実(種)が付き始めています。
そんな種の、色や形を観察しながらの山歩きも楽しいものですね。
ご一緒させて頂いたYさんありがとうございました。
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