この2日間、春を満喫しています!
1人で楽しんでいるのはあまりにもったいないので、
読者の皆さんにも大島の春景色をお届けします!(^^)!
まず、何と言っても綺麗なのは、大島公園のオオシマザクラ。
見てください、この咲きっぷり!
満開ですよ~(^O^)
桜の木の真下に立って上を見上げると、何層にも重なった桜の枝の隙間から
青い空が見えます。
花弁の汚れのない白と、まだ薄い開きたての葉の黄色がかった緑…
柔らかな色ですね~(^。^)
昨日のツアーで夕方に訪れた元町の溶岩流では、ハチジョウキブシの花が満開で
数珠玉のように連なった花穂が、夕日を浴びて薄っすらとオレンジ色に染まっていました。
山の中腹では、毎年グングン伸びるオオバヤシャブシの木が
黄色い雄花をめいっぱい伸ばして、あたり一面「春~!」という景色をつくっていました!
ススキ野原に一番乗りで侵入するオオバヤシャブシの花は、多くのお客様に
「え?これが花ですか??」と質問されるほど、花らしい形ではないのですが…。
でも、雄花が花粉を貯めた袋を持ち、雌花が花粉をキャッチする雌しべを持つという意味では、
立派な花です。
(オオバヤシャブシの雄花や雌花については昨年の日記で報告していますので
詳しく知りたい方は下記ページをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/gscrikuguide6/d/20100318
風の刺激で袋がやぶければ、花粉が飛び散る仕組みなので、
美しい色や形で虫や鳥を誘って、花粉を運んでもらう必要がないのです。
風まかせで、花粉が無事に雌しべに到達できるか確実ではない分、
「量で勝負!」という感じで、たくさんの雄花を同時に咲かせています。
私はこのオオバヤシャブシの明るい黄緑色が、ワ~っと一面に広がる景色が大好きです。
「生命があふれている~!」っていう感じがします。
足元の黒いスコリアの中からは、ハチジョウイタドリの若葉が伸び初めていました!
これからすごい勢いで、グングン伸び始めることでしょう~(^^)v
さて、大島の春景色以外に少しだけ日常の報告を…。
昨日、ツアーに参加されたお客様の希望で、塩の製造工場を訪ねました。
海水をくみ上げ、ネットを通して水分を濃縮する巨大な装置。
この日は、よろけそうなほどの強い風が吹いていたのですが、この工場の方に聞いたら
「こういう強風の方が海水の濃縮の時間が短くなる」とのことで、
どうやら塩づくりの方達には、強風がありがたいものであるらしいことがわかりました。
お客様を山に案内している私にとっては、強風は困りものなのですけど、
立場が違うと、風に対する感じ方も違うのですね~。
そして最後の報告は、今日のジオパーク展バーチャルツアー会場での一コマです。
正装してガイドを担当してくれているのは、大島の婦人会の会長さん達です。
お客様を案内して会場に行ったら、アンコさんがいたのでとても驚きました!
島の伝統文化を伝えるアンコ姿で三原山の魅力を語るって、素敵ですよね!(^^)!
そのおもてなしの心意気に感動して、思わず拍手をしてしまった私なのでした。
活気あふれる春の景色と同じぐらい、ウキウキした気分になった瞬間でした~(^O^)
(カナ)
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