グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ついに裏砂漠!

2020年02月09日 | ツアー

昨日、リピーターのお客様がお友達を誘って、1日ツアーに参加してくれました。

過去数回ツアーに参加してくださっていますが、悪天候その他でまだ一度も裏砂漠を見ていないそうで…

スタート時に山が見えていて、まずは安心しました。

山を登り始めた時、たわわに実ったハチジョウイヌツゲの黒い実が話題になり「甘みがなくて美味しくないけれど、長く実をつけ続けることで鳥に食べてもらっているらしい」というお話をしたところ…

「自然界のカンパンですね!」という意見が出て、しばし「非常食のカンパンをどうやって美味しく食べるか?」という話題に…(笑)

ランチタイムは風を避けられるここで。

お弁当は、新発売の「島結び弁当」(港の売店で買えます)

「美味しい!」と評判良かったです😀

歩き始めは雲が多くてやや寒かったのですが、火口一周を始めた頃は青空が広がりました!

「地球じゃないみたい!」「別の惑星にいるみたい!」と眼下の噴気を眺める皆さん😀

輝く海に、雲が影を映し…

噴気もモクモク上昇し…

割れ目噴火口では、自分たちの影を映して遊びました。

人影の小ささを見て、火口の大きさを実感しました😀

お客様が見つけた「背中を丸めて座っているサル」

気持ち良さそうですね😀

裏砂漠では別のお客様が、キョン(小型の鹿)の足跡を見つけて教えてくれました。

隠れる場所のないこの環境にまで、キョンがやってくるとは驚きました!

餌を求めて広範囲を歩くようになっているのでしょうか?

干支のネズミ(ハリネズミ?)…のようなハチジョウイタドリの根っこと一緒に写真を撮って…

今、最も裏砂漠らしい景色(と私が勝手に思っている)を歩き…

シャボン玉で遊んでいたら…

雲と雲に挟まれた、青空に気づきました!

もうメチャクチャ綺麗で素敵な景色でした💕

そして午後のティータアイムはここで。

風を避けつつ眺めを楽しみたくて、草の塊に向かってお茶!(笑)

ここでは「溶岩クッキーを割ると、完全に石と区別がつかない!!」ということで盛り上がりました(笑)

いや〜、本当にそっくりですね!!

日没が近く森は暗かったですが、倒木から再生を始めた木々を観察しつつ歩き…

人の肩ぐらいの高さで、何者かに葉を食べられて茎だけになったアオキを見つけました。

低い位置のアオキの葉がキョンに食べられているのは、今までも見ていましたが、この高さはキョンは届かないはず…。

「誰が食べたんだろう?」と首を捻っていたら、お客様から「キョンがキョンの上に乗って食べた!」「キョンの首が伸びた!」など様々な意見が出ました(笑)

本当のところはわかりませんが、目の前の景色の変化の原因をアレコレ想像するのは、とても楽しいです😀

森を抜けたら、まん丸のお月様が空に浮かんでいました。(これもお客様が見つけてくれました)

昨日もお客様のおかげで、とても楽しい時間を過ごしました。

何度も大島をお訪ねいただき、ありがとうございました💕

(かな)

 

コメント (5)
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コアホウドリ

2020年02月08日 | 

コアホウドリがだいぶ近くまで来ているという情報をもらって昨日の朝見に行ってきました。

カキハラです。

現地に着くとすぐに大量のカモメ類が舞っているのが目に飛び込んできました。

その中を双眼鏡で見ると確かにコアホウドリがいます。

それもたくさん!

さっそく撮影開始です。

 

着水しました。

陸地から着水しているのを見るのは初めてです(ジェットフォイルからは何度も見たことがあります)

 

セグロカモメかオオセグロカモメと比べると大きさの違いは歴然です。

何羽が何度も水面に降りて何かを食べていました。

秋の浜に大挙して押し寄せているイワシでしょうか?

 

 

 

 

アホウドリの若鳥らしき個体もいたのですがカメラに収めることができませんでした。

とにかくコアホウドリはたくさんいてゆうに100羽は超えていたと思います。

 

がんま

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2020世界災害語り継ぎフォーラム 2日目

2020年02月07日 | 火山・ジオパーク

ずいぶん時間が空いてしまいましたが、神戸で開催された表題のフォーラム2日目の分科会「ジオパークと語り継ぎ」の報告です。

国や地域を越えて大災害を語り継ぎ、 これからの災害に備え、被災者を少しでも減らすことへの貢献を目的とする国際ネットワーク「TeLL-Net」のフォーラム。

今回ジオパークの分科会が設けられたのは、時間的に人の体験を遥かに超えた長いスパンでの語り継ぎの可能性を、期待していただけたからのようです。

分科会の座長は時事通信の中川和之氏
ご自身のことは「そびえ立つ壁のような六甲山が地震で高くなった山だと知らずに六甲山の麓で育ち、親たちが25年前の大地震で被災。以後地震学会で子供達と地震や火山を学ぶ活動を続け、ジオパークの審査員もしている」と紹介されていました。(写真は分科会開始前)


議論の内容は…

パネリストが15分前後の発表をしてから、議論しました。

全体を通し私の印象に残った話を、ごくごく簡単にまとめてみます。

イブラヒム コモオ氏(共同座長)
世界ジオパークネットワーク(GGN)副会長でマレーシアの地質学者で土砂災害の専門家。世界自然遺産のキナバル山の麓で、マレーシアの国内ジオパークとなっているボルネオ島クンダサンの事例の紹介でした。

「クンダサンは大規模な地すべり地だったが、ジオパークを通じて科学的な情報を提供し、現場からの経験を通じて学ぶ活動の中で、コミュニティのリーダーが話を出来るようになったり、地元政府がより良い計画を立てるようになった」
地元の人にとって、ずるずる動いていく地すべり地で、家を直しながら暮らすのが当たり前だったという話もビックリしました。
「マレーシアでジオパークを始めた時、最初は地質学的な話ばかりしていた。いまでは、ガイドの方、マネージャー(地質学者ではない)の方が話がうまい。地質学の役割りが段々小さくなって、地元の人たちの役割りが大きくなっていく。チームで互いに話をして理解をし合っている。使う言葉も変わってきた。つながりが生まれたことで変わってきた。素晴らしい人が集まっている。災害ですらも素晴らしいことを起こしている。ジオパークが一番の語り部になる。政府、省庁、民間全てが調和できるようにコーディネートするのがジオパークの仕事」とも話していました。

ナンシー アグダ氏
フィリピン大学国立地質科学研究所に所属する地質学者。フィリピン中部のセブ島の東にあるボホール島(世界ジオパークに申請中)での、地震や台風災害とジオパークのお話しでした。

「2013年10月15日の朝、M7.2の地震がボホールを襲った。5万4千件の家が破壊され、22自治体で深刻な建物被害があった。ボホールの地震の3週間後に台風。それによってより被害が拡大してしまった。ボホール島のジオパークは、研究の活動として始まり申請準備をしていたが、地震で頓挫。それまで自然環境をいかしてツーリズムや漁業を行ってきたが、それができなくなり、住民は家も失った。その後準備を進め、国内ジオパークになった。ジオパークを進めることで、災害後もチャンスができる。小さな石ころでも、島の歴史を語り、教育機会になり、ツーリズムの機会を与える。ボホール島の地形のでき方を学び、時間はかかったが受け入れて、理解だけでなく希望を得られた」
石灰岩のカルスト地形が創りだした景勝地「チョコレートヒルズ」の一部が地震ではげ山になったのですが、海岸に新たな段丘も作ったそうです。

柴田伊廣氏
現在は文化庁文化財第二課で天然記念物を担当。入庁前は室戸ユネスコ世界ジオパークの専門員で、日本ジオパーク委員会調査運営部会員でもある。熊本地震の後、地表に現れた布田川断層を天然記念物に指定する時に、地震前に地元小学校で足元の断層を教育に使っていたことや、子どもたちへの教育プログラムの重要性について紹介していました。
「天然記念物は100年前に始まったの自然保護制度。珍しいものと言うことより、学術上価値が高いもの。天然記念物のうち10件程度が活断層。阪神大震災の野島断層も指定されている。熊本地震では地上に断層が31キロ分布し、もっとも横ずれの変異が大きかった麦畑の場所など象徴的な3カ所を天然記念物に指定した。ここでの指定に重要な働きをしたのが、地元の小学校の理科の先生。指定した麦畑の農家の若者はその教え子。小学校時代にこの先生から布田川断層のことを学んで地震が来る可能性を知っていて、いきなりの地震ではなかったので怖くなかったという証言をしていた。詳しいことは覚えていないというが、先生が楽しそうに教えてくれていたことは覚えているという。地元が、いち早く天然記念物の指定に合意してくれたのはこういうバックグラウンドがあった。子どもたちには、地震の恐怖ではなく、地元の誇りを伝えて、断層を仲間にしてあげて欲しい。最先端の科学と地元住民が近いと言うことがジオパークの面白さ。子どもの目線からも分かりやすく、地元に伝える言葉で語るのにジオパークが重ねてきた経験を活かせる」(写真は先生と教え子)

「断層も仲間に」という言い方は面白かったです。

中川氏は、別の分科会に参加していたジオパーク関係者らからも意見を聞いていました。

佐藤公氏 磐梯山噴火記念館館長(磐梯山ジオパーク)
「25年前から全国の火山系博物館でネットワークを組んできた。地元でも子どもたちに伝えてきた。磐梯山と同じような山体崩壊の風景は日本中至る所にある。鳥海山、磐梯山、富士山、島原などにもある。日本という大地は共通すると言うことが学べる」

杉本伸一氏 元・島原市職員、現・三陸ジオパーク
「ジオパークの中だけで議論するのではなく、こういう場や内閣府のぼうさいこくたいなどにもっと出て行って、皆さんから学びながら、ジオパークを伝えていかないと、外には拡がっていかないと思った。もっと交流していかないと」

古澤加奈 氏 JGN事務局次長 元室戸ジオパーク専門員
「成功事例のみでなく失敗事例の共有が必要。ジオパークの関係者の共有だけでなく、社会へのアプローチが重要。自分は地球科学素人で災害に付いての視点はなかったが、ジオパークに関わって、そもそもこの大地とは何か、恵みと災いを表裏一体があるのだと理解が進んだ」

深澤良信氏  TeLL-Net事務局次長 元人と防災未来センター副センター長
「皆さんの話を聞いていて、ジオパークはジオの現象と、そこに住む人たちの生活を強く意識した活動だと分かった。とても良かった。僕たちがこれまでやってきたタイムスパンに比べれば遙かに長い。語り継ぎのウイングがとても拡がったと思う」

2006年に設立されてからずっと「語り継ぎ」の努力を続けてこられたTeLL-Netの皆さんの活動に感動しました。

そして日本以外のジオパークでも、地元の大地についての学びを復興や防災に繋げる地道な努力が継続して行われていることを知って感動しました。

このブログではその内容の、ほんのわずかしか書ききれないのが残念です。

なので、せめてコアな方々の写真だけでも…(?)


ところで実は、私もパネリストの1人でした。
では、私は何を語ったか?どいうことですが…

あまりに長くなるので、また次回に続きます!
(しばらくツアーが続くので、たぶん2週間後ぐらいかも…^^;)

(かな)


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大島の空から=その⑨

2020年02月06日 | その他
“大島の空から”第9弾! 


穏やかな海です。漁船が来てますね。カモメかウミネコも飛んでいます。

今、島回りの水中では大変な事が起きています。
その現象を空から捉えるべくこの1週間機会を窺っていたのですが
中々安定しない天候と数少ないチャンスにタイミングが合わず
未だ映像は撮れておりません。

そこでまず、昨日、一昨日と水中で撮った画像を何枚かご紹介したいと思います。

これが何か分かるでしょうか?


数十万~数百万匹の“マイワシ”です。

最初にこの群れと出会ったのは(1月25日)毎週の様に通ってくる常連さん。
島の東側にあるダイビングポイント“秋の浜“に潜っていた時でした。


一瞬で周囲が真っ暗になり・・・
驚いて見渡すと、物凄い数の鰯の群れに囲まれていたとの事です。
幅数十m、厚さも十m以上、その群れが10分以上途切れる事なく続き
魚体が擦れ合い剥がれた鱗がキラキラと降り注いできたそうです。


同じタイミングで潜っていたもう一組のベテランさんも
「40年以上潜っているけど初めてですよ~!」と大興奮で戻ってきました。

その後、島のダイバー仲間からも次々と情報が入り
この様な状態が2週間以上も続いているのです。
群れの下に潜り込んで見上げるとこんな感じです。




足元も鰯で埋め尽くされ周りは真っ暗です。

この群れを追ってか? 大物も色々現れています。 

今回は空からではなく水中からですが、海の中も浮遊感覚が味わえる特別な場所。
海底を見下ろしながら泳ぐ時は、まさに飛んでいる気分になります。 
そういえば、このところ ”水中ドローン”も人気の様ですね。
私は潜るのが楽しいので使いませんが・・・  By GIBA

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ハヤブサ

2020年02月05日 | 
昨日の朝、赤っ禿(あかっぱげ)にいるのを発見!
サンセットパームラインを通ればいつも気にして見ている岩なので何かがとまっていればすぐにわかります。
白っぽかったので「ハヤブサかな?」と思い車を停めて双眼鏡で覗くとやはりそうでした。



か、かなり遠いですが・・・
時間がなくてこれだけしか撮れませんでした(残念!)

がんま
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2日間とも野生の椿!

2020年02月04日 | ツアー
2日間、名古屋からいらした20名のお客様たちと歩いてきました。

昨日は、島の北東部にある海岸遊歩道へ。

バスを降りてすぐの所に、たくさんのイズノシマダイモンジソウが咲き残っていたので、さっそく紹介しました。

本州のダイモンジソウより茎や葉が毛深いと言われていて、なかなか触り心地が良いんです😀

「泉津切り通し」で巨木の根とコケを観察し…


車道を進むと、たわわに実をつけたマンリョウが目に入ります。

「オオバマンリョウ」とも言われる見事なマンリョウ…何気ない風景の中に、本土と個性の違う島らしい植物たちがいっぱいで、なかなか先へ進めません(笑)

海岸遊歩道では、溶岩を巻き込むスダジイの根が注目の的。


沢を伝って流れた溶岩の先端まで行くと…


こんな景色が楽しめました。

皆さん「素敵!」とおっしゃっていました。
溶岩と波の合作でできた風景、確かに素敵💕です😀

眼下の海の浅い所は、海底まで見下ろせる透明度の良さでした。


島ならではの海岸植物・オオシマハイネズの群生地。

何人かの方が熱心に観察されていました。

「枯れ葉に隠れて見つからないのでは?」と心配していた「顔」にも無事会えて、皆さんに紹介できました😀


お客様が、シロダモ(たぶん)の若葉を見つけてくれました。

元気な若葉にほのぼのしました😀

コース上のあちらこちらにヤブツバキの赤い花が綺麗に咲いていました。


こんなふうに、花に彩られた緑のトンネルをくぐるのって、なんだかワクワクします💕


おお!ゴージャス!!

下見の時にはほとんど咲いていなかったのに…「この日のために用意しました」を言わんばかりの咲きっぷりでした!!

そして今日です。
温泉ホテル〜裏砂漠〜火口一周〜山頂口という、いつもと逆のコースで歩きました。

噴気は気前よくモクモクしていて…


火山!って感じだったし…


風も弱くて快適でした!


順調に歩けたので、下山後に溶岩の上に登る時間も取れました。

「地球を感じる」という感想も聞かれました!(ワ〜イ😀)

そして溶岩地帯で成長中の野生のヤブツバキに、綺麗な花が増えていたのが嬉しかったです💕

島に生きる野生の椿を楽しんだ2日間でした。

名古屋から新幹線と船を乗り継いでお越しいただいた皆様、楽しい時間をありがとうございました!

(かな)
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花づくし

2020年02月03日 | 植物
新しいカレンダーがめくられて1年で一番寒い月がやって来ました
とは言え暖冬で暖かいから楽に過ごすことが出来ます(いつまでかな?)
散歩すれば
スミレ
スイセン
カンスゲはこれでも立派な花なのです

家紋で有名な“カタバミ”白い花も有ります
曇りだと蕾もまま
太陽が出てくると開きます

花盛り85

去年から咲いているのは
アザミ

ツワブキ
種も有り

明日葉の花も 右側に種も有ります


右側の花くるりんと鞘?から出てきそう

宇宙人に見えてしまう


台風で咲く時期を間違えている桜

種が付くか心配なタカサゴユリ

種を蒔き終えた百合の鞘の殻

これも花ですツルソバ
姫が名に付くヒメツルソバ

サザンカは道路の植栽
サザンカの葉に?椿咲いている?
ああ 上の木から落ちたのね
道路にも落ちています
今年は椿も早咲き気味ですね

少しの道のりですが沢山の花が見つかりました。早く咲く花遅くまで咲く花沢山の花が目に付きました。次にはどんな花達に会えるでしょうか?(しま)
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刻一刻と変化する景色

2020年02月02日 | ツアー
昨日も一昨日も、女性のお客様とマンツーマンで歩いてきました。

一昨日は、お誕生日記念ツアーにいらしたお客様と裏砂漠へ。
年に1度、誕生日は自分のために時間を使う日と決めて、一人旅をされているそうです😀

前日の強風が止んだので、眺めの良い櫛形山の稜線に出ることができました。

道中時々弱い雨に降られ、時々青空が顔を出す…という変化のあるお天気の中、空を見上げながら歩いていたら…

前方に虹色の雨雲が!

幅の広い淡い虹色がグレーの雨雲と重なって、普通の虹とは違う景色になっていました。

で、その不思議な虹色の雲に向かって歩きました。

Happy Birthday ❤️
空からの素敵なプレゼントですね!😀

もちろん大地のパワーも充電し…


森の木々にも元気をもらって歩きました!


そして昨日は、今日のマラソンに出るためにいらしたダイバーのお客様と三原山へ。
子育て期間のブランクを経て、最近ダイビングに復帰された方です。

海の中でも小さな生物の観察が好きなお客様は、トキメキポイントがほぼ私と同じ😀
色々なものを見つけて教えてくれました。

ハチジョウイヌツゲの「まあるい形がカワイイ」とか…


「オオバヤシャブシの種子の隙間から空が見えるのが綺麗!」とか…

(山ほどある種子の中でも「隙間から空が見えて写真に撮れる高さ」のものはなかなか無くて、2人で結構探して見つけた一粒です)

「コケの小山が作り出すモコモコが可愛い!」とか…

お客様の発見に、何度も共感しました。

ところで、前日の虹色の雲のバースデイプレゼントもそうですが、時々「自然が私たちのために特別な演出をしてくれているのではないか?」と思うことがあります。

昨日もそうでした。

「伊豆海洋公園(大室山から流れ出た溶岩の海岸)で何百回も潜っていたお客様に、楽しんでもらうための演出では?」と思えるほど、大室山や伊豆高原がクッキリ見えたのです。


で、もちろん激写!


三原神社の鳥居の中に入れたり…


ゴジラ(溶岩)の手の上に大室山を乗せよう試みました。

またもや失敗に終わりましたが…(笑)
道路に這いつくばって、溶岩の上で手を伸ばして撮っても、これが限界でした(^◇^;)
…こんど時間のある時に工夫してみます(?)

昨日の空は、広範囲に灰色の雲が浮かんでいましたが、雲の下はとてもクリアな視界が開けていました。

火山の島々が海と雲に挟まれているみたい…。

山を下る間もず〜っと、その状態が続きました。


久しぶりに表砂漠に下ったら、雨の後だけ現れる「幻の池」に水がたっぷりたまっていました。
嬉しくて、10〜20分ぐらい(?)滞在したと思います。

私たちがいる間に池の様子はどんどん変わり、水鏡に青空が現れたかと思うと…


突然、風が変わってさざ波が立ち…


また静かになって、青空を写し出しました。

ずっとここにいて、変化を見続けたいと思うほど、刻一刻と変化する魅力的な風景でした。

歩くたびにトキメキを与えてくれる“大いなるものの存在”と、楽しい時間を共に過ごしてくださったお客様に感謝❤️

ありがとうございました!!

(かな)








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うむ、わかりやすすぎ

2020年02月01日 | 

昨日の玄関先で。
いやもうバレバレですね。
ナナフシ(ナナフシモドキ)がいます。


うちのまわりにはたくさんいるようで1年を通してしょっちゅう見かけます。


虫に表情はありませんが、よく見るとあるような・・・ビックリしてる?


近くのトベラに移しました。
大きくなるんだよ~。

がんま
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