グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

旅する2羽

2023年10月21日 | 
かなり遠いですが海上を行くカルガモとヒドリガモ(たぶん)を発見。


風に乗って上昇しました。

背景は伊豆半島。




同種でなくても1羽きりで旅するよりは心強いでしょう。
どうか無事に目的地まで。
(12日撮影)

がんま
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「ずっとここにいたいなぁ」

2023年10月20日 | ツアー
今日は、元・理科教員(現在は塾講師)のお客様と、三原山+αを歩いてきました。

溶岩に、ボールペンを立てて写真を撮る仕草が、“その筋の人”っぽいです🤣

お客様は、とても火山を楽しまれていて、ときどき「ずっとここに居たい」とおっしゃっていました。


山の上の大きな岩を見た時には、「これか〜!!」と、とても喜ばれていました。

「少しだけ予習してきたんです」「こんなのが流れてくるんだから、すごいですよね!」と、とても嬉しそうでした。


そして溶岩に埋もれなかった神社に寄ったときには、「この景色、かっこいいですよね!」と初めて聞く感想が!

なぜ初めてかというと、普通お客様は、ここと真逆側で見下ろす大地や海の景色に見惚れる方が多いからなのです。
「何がカッコイイのだろう?」と不思議に思って、同じ位置から景色を眺めたところ、そこには…

お客様が感激されていた“流れてきた大きな岩”が、主役となって、鳥居の向こうに鎮座していました!
なるほど〜、確かにカッコイイかも!😍

他にも、心トキメク景色が、いろいろ見つかりました。
火口展望所の看板横には、ノコンギクが満開だったし

サルトリイバラの実も、以前より赤く色づいていました。


お客様が見つけてくれたものも、たくさんあります!
道路に出てきたアオダイショウ! この道沿いで、ときどきマムシは見ていますが、アオダイショウは初めてでした!!

ただ、私が「アオダイショウ〜!」と喜びの声をあげたため、アッという間に、藪に逃げてしまいました😢

真っ赤なガマズミ。

茎の上の方は、葉も赤く色づいて華やかでした😊

まるで真夏のように、青々と元気な葉を茂らせているオオバヤシャブシは、「落葉樹に見えない」ということが話題になりました。

今年は暖かいから、落葉が遅いのかも??(落葉時期の写真を撮っていないので、正確にはわかりませんが…)

山の上で火口や海の景色を楽しんでいたら、「30分後に雨が降ります!」と、スマホに知らせが来ました。
お客様と相談して、雨が降る前に最短コースで戻り、食事を食べながら午後の作戦を立てることになりました。

食堂の窓際で食事していたら、南から北に雲が動いて、雨も移動してくのが見えました。

気象庁の「雨雲の動き」通りに、目の前で本物の雨雲が動いていくのが面白く、お客様と一緒に、ずっと見比べて楽しみました。

大迫力の雲の動きに、見惚れっぱなしでした。

お客様と相談しながら、午後は土砂災害を起こす火山島の暮らしに直結する砂防ダムや

約2万年分の過去の出来事が刻まれた地層、

火山VS海が作り出す、面白い形(ハートがもうすぐ崩れそうです😅)

火山噴火+津波+人が作った波浮港。

などを歩きました。

お客様は、午後も何度か立ち止まり、景色を眺めて「ずっとここにいたいなぁ」とおっしゃいました。
その言葉にとても共感し、嬉しく感じました。

そして…、お客様の希望で、波浮港で解散となりました。
一人でゆっくり町を散策し、カフェでお茶を飲んでから、バスで戻られたようです。

穏やかで、楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました!

(かな)
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秋晴れの穏やかツアー

2023年10月19日 | ツアー
火曜日に神奈川からお越しのお客様と三原山〜裏砂漠に行って来ました!
お客様のお住いの地域から晴れた日は伊豆大島が見えるそうで、
いつか行きたいと思っていた念願が叶った日となりました!

迎えてくれたのは、穏やかな青空と壮大な景色。
流れ行く時間と共に刻々と変化している風景です。


朝晩は、だいぶ涼しくなりましたが、日中は半袖でも心地よく歩ける天気で、
ススキが存在感を放っています。


伊豆諸島も見渡せ、島の形がそれぞれ違うのもよくわかります。


火口もくっきりで、
「これはすごいなー」とお客様。


お昼は、お気に入りのこの場所で。
太陽を浴びて、あたたかい「イス」の上で☺️


裏砂漠方面から見た三原山。
太陽の光に照らされたススキが美しく何枚も写真を撮りました✨


よく見ると、
割れ目噴火で積もった小山に煙が連なっています


正面から見た時は一筋の噴煙だったのが、後ろに連なっていたのですね!
噴煙はよく見えませんが、正面から見た写真です↓


足元にも美しきものがたくさん!
こちらはお客様がみつけたきれいな青い石。
ガスが抜けた穴が面白い!


貫通した穴を見つけたので、何か面白いものが見えてこないかと
頑張って写真に収めようとしのですが、ピントが合わず難しい...😅


でも、お客様が面白いポーズを決めてくれました!


最後に見つけたほんの一部だけ紅葉するもみじ!
まさに「小さい秋みつけた🍁」です😆


お客様のお住まい近くの江ノ島でも、もっと薄いけれどスコリアの層があると
温泉ホテル駐車場の地層を見ながらおっしゃていて、
江ノ島でもスコリア見れるということに驚きました!


世界を旅されたお話も聞かせていただきながら、
楽しく一緒に歩かせていただきました。

ご参加いただいたお客様、どうもありがとうございました。

(ユリカ)
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「うみ鳥っぷ」

2023年10月18日 | 
岡田港2階のジオステーションで、「千葉県立中央博物館×伊豆大島ジオパーク」による「うみ鳥っぷ」という展示が行われています、

企画・制作は、以前、下北半島ジオパークで専門員をされていたこともある、千葉県立中央博物館の平田和彦さん(海洋生態学・鳥類学)。海鳥を追いかけて、各地をトリップしている彼ならではのタイトルです。

14枚のパネルを順番に見ていくと…

島が海鳥にとって安心して暮らせる環境だったことや、

海鳥と人の暮らしの繋がりが、紹介されていました。

「私たちはできたての島には住めません。水や、作物の育つ土など、人が暮らすのに必要な条件が、全くそろっていないからです」という、わかりやすい文章が綴られていて、続きを読みたくなります。

小さな陸の鳥たちに比べ、海鳥が長生きなこと、そして長生きできる理由。

遠く北海道まで、餌を求めて飛んで行ける理由など、興味深い生態が紹介され

海鳥を身近に感じた後に…

島の明かりや野猫の問題など、人間の影響で海鳥が危機に陥っていることを紹介。


「では、私たちにできることは?」という提案で、展示は終わります。

小笠原でも行われていた“野猫の里親探し”の活動が、伊豆諸島では御蔵島で有志の方が活動を始めているそうです。

わかりやすくて、楽しくて、考えさせられる、素敵な展示でした。
展示は11月29日まで。

大島の皆さん、大島に来られる皆さん、ぜひ、ご覧ください〜。

(かな)
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特技「快晴のなかで、ナメクジを見つけること」!

2023年10月17日 | その他
少し前のことになりますが、10月5日にジオガイドの会主催の講演会に行ってきました。

講師は、今年新しく入ったジオパーク専門員の伊藤舜さん。

まず「特技が快晴のなかで、ナメクジを見つけること」という文章に、心惹かれました(笑)

伊藤さんが、今まで何を研究してきたのかというと…

では「進化」とは?

なるほど〜。興味深いです!

講演内容は、伊豆大島という島の特徴(本土との距離や気象条件など)から、生物間の関わりによって生きものたちが、どう変化していったか?

そして、その変化の理由は、どのように考えられているのか?などを

トカゲ、カタツムリ、虫、植物など、身近な島の生きものたちを例に、わかりやすく教えてくれました。

島の生き物についてもブログで書いてきた私にとって、「え〜!、そうだったの!?」と興味を引かれる話の数々…。
今日は、そのうちのいくつかを、書きとめておこうと思います。

(1)伊豆大島のトカゲは足が長い!
今までは「捕食者のイタチがいるから、(いない島に比べて)トカゲの体温が少し高くなり、素早く逃げられるようになった」ということしか、知りませんでした。

確かに、イタチ以外にヘビも捕食者だし、足の長さも違うのですね!

いつの日か、ヘビやイタチのいない島のトカゲと、足の長さを比べてみたいです💖

(2)大島のカタツムリの仲間(ナメクジ、キセルガイを含む)は、およそ30種!
「そんなにいるの?」と驚きました。

(3)大島には右巻きのカタツムリ(シモダマイマイ)と、左巻きのカタツムリ(ヒダリマキマイマイ)がいるのですが、左巻きのカタツムリは青森県〜石川件〜伊豆諸島に広く分布していて、遠い昔、それぞれ別々に島に入ってきて、たまたま今、一緒にいるだけ、なのだそうです。

なので、時々こういう、目が回っているような(?)写真が撮れるわけですね。

🤣

(4)本土のアカネズミはカタツムリを食べるが、伊豆諸島のネズミは食べない。

よって、本土のカタツムリは樹上生活を送るようになり、伊豆大島のカタツムリは樹上でも地上でも生活する。(シモダマイマイは樹上、ヒダリマキは草地に暮らすものが多い)

(5)種ごとに寿命が違う!
シモダマイマイ(本土のミスジマイマイの亜種で、大島はこれが多い) 寿命5年
キセルガイ(細長い殻を持った陸生の巻貝) 寿命10〜20年
ウスカワマイマイ(畑の野菜を食べにくるカタツムリはこれ!)寿命1年
同じような形の小さな生きものが、こんなに寿命が違うとは、驚きでした!

ちなみにキセルガイ(なにキセルかは、わかりません〜)の殻の写真、下に載せておきます。

(後日、伊藤さんから「ヒクギセルという名前の、房総南部と神奈川の海沿い、伊豆半島、伊豆諸島にだけ分布する貝です」と教えてもらいました!)

(6)カタツムリは平安時代の島人の、食べカスを食べにきていたかも!?
元町にある平安時代の遺跡の貝塚にヒダリマキマイマイの殻が出ているが、これは人間がカタツムリを食べていたのではなく、人間が食べた後の貝殻を食べにきていたのではないか?とのこと。左巻きのカタツムリは、随分昔からこの島で暮らしていたようです。

この他、いろいろ質問もさせていただき、今までの疑問が一気に解決しました!

たとえば、2014年8月、オオミスジコウガイビル(細長くて黄色い紐みたいな生きもの)とカタツムリが出会ったとき、

互いに無視して、素通りして行くのを見た時は、「あれ?カタツムリは食べられないの?」と疑問だったのですが、

オオミスジコウガイビルは、ミミズ食なのでカタツムリは食べないのだそうです。

2017年8月に、森の中で、ミミズを捉えているオオミスジコウガイビルを見たのを思い出し

「ミミズ食」ということにも、納得しました!

カタツムリを食べるのはクロイロコウガイビルのようです。
普段はあまり見かけませんが、2018年9月、樹海でクロイロコウガイビルの写真を撮っています。

黒いし小さいから目立たないだけで、森の中にも、結構いるのかもしれませんね(探してみよう!)

今年の5月には、マイマイカブリがナメクジを抱えながら歩いているシーンに出会いました。ナメクジは貝殻はないけどカタツムリの仲間らしく

「だから捉えていたのか!」と納得しました。

マイマイカブリを見かける機会は以前より減っている気がするので、「飛べない甲虫が島で生き抜くのは大変だろうなぁ」と思っているのですが、カタツムリを食べるチャンスがあれば、襲いかかるようで…

2012年9月10日には、マイマイカブリの幼虫がカタツムリに襲いかかり、反撃される現場も目撃しています。(その時のブログはこちら
大地と生きもののつながりも、生きもの同士のつながりも、知れば知るほど面白いです☺️

最後に伊藤さんの特技、「晴れた日にナメクジを見つける」のコツを聞いたところ
「ナメクジの気持ちになることです」とのことでした🤣
ナメクジは暗くて湿気のある狭いところが好きなので、日光の入らない小さい穴などを探すと中に入っているそうです。

これからフィールドで不思議な生きものたちの行動を見かけたら、気軽に聞きに行けると思うと、楽しみです!

(かな)
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晴れたら池へ

2023年10月16日 | その他

昨日のお話

ウォーキングクラブの定例会なのですが、雨 それも土砂降り級

『行くのやめようかな?仕事じゃあ無いし』それでも行こう!

雨は降る、霧は出る。南部はそれでも霧は薄かったが裏砂漠からは濃霧 温泉ホテルで2人の仲間と出会う。

そこで相談『これから歩く?これで解散するか?』でも『今日の天気予報では12時から晴れると』ではそれから

  ジオパーク展に乱入したり 早弁して雨が上がるのを待つ

時間通り雨やみ歩き出す。

 カルデラ内の江戸時代の溶岩や一番新しい溶岩流の上それからあまり行かない中道を通り行きつく先は”幻の池”昨夕より降った(ちょっと前まで降っていた)雨の為水はたっぷり溜まって居ました  

久々の水のある池 今年見たかな?

         山に来てもこちらに降りてこなかった。こちらに降りてきても水が無かったこと何回かあったが

この次ぐ来ても水があるかな?  今なら寒くない!ふくものある!  ではでは と 靴ぬいで 靴下ぬいで ズボンをめくって

           入っちゃた!!!

    

一人は「え~行くの?」もう一人は「タオルあるよ」

         

初め冷たいと思っていた水はそれはど冷たくはなくつまずくことも 水に沈むこともなく渡る事が出来ました(そんなに大層な事じゃあ無い)

山の天気は一期一会 暑さ寒さ風に霧 山の神様が見せてくれる  今日の山はこんなんでした(しま)つぎはどんなん?

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あれから10年

2023年10月15日 | その他
2013年の大雨による土砂災害から、明日の未明で、ちょうど10年になります。
24時間雨量840mmという大雨で土石流が発生し住宅地を襲ったのは、10月16日、夜中の午前2時過ぎからでした。

10年後の今日は、午前中、強い雨と風で船が欠航するほどだったものの、午後から落ち着き、静かになりました。

今は、少し寂しげな、秋の虫たちの声が聞こえてきます。
もう10年なのか、まだ10年なのか…。

明日は、朝9時から、島内に黙祷の放送が流れるようです。
10年間という時間を感じながら、犠牲になられた方々のことを思いたいと思います。

ところで、昨日散歩に出たら、自宅近くのある場所では、人間の影響で島に入ってきたと思われる、フヨウとセイタカアワダチソウの花が満開で

高速で翅を動かす蛾、ホシホウジャクが何匹も、夢中になって蜜を吸っていました。

一瞬の美しい風景に、心がやすらぎました。


(かな)
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ハヤブサ

2023年10月14日 | 
一昨日の朝、野田浜(ヌタノハマ と地元民は言います。ただ単にヌタとも)で。
いつものペアかと思いましたが1羽でした。
乳ケ崎(ちがさき)上空に留まりそこから獲物を狙います。

しばらく見ていると猛然と海へ飛び出して行きました。



このあと双眼鏡で追うとはるか遠くで海上に出たヒヨドリの群れを襲っているのが見えました。
何度もアタックし、そのうち島影に隠れて見えなくなって。

うーん・・・どうなったんだろ?
まぁ、そのうち戻ってくるから・・・

待つこと10分あまり。

来ました。






見事にヒヨドリを捕らえています。
息が上がっているのがわかりますね。






目の前を通って行きました。
ヒヨドリは濡れています。
脚で蹴り、海上に落ちたのを仕留めたのでしょう。

だいぶ遠くなって。











最後は乳ケ崎のどこかに降りたようです。

ペアのもう1羽は来るでしょうか?
観察を続けます。

オマケ。
ハヤブサを見ているときに帆船『日本丸』(2代目)が沖を通過しました。

いつか総帆展帆(そうはんてんぱん)で走る姿を見てみたいです。

がんま
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社員旅行の皆さんとの2日間

2023年10月13日 | ツアー
2日間、10名の社員旅行の皆さんと歩いてきました。

昨日は、2台のタクシーに乗り分け、島を一周。
まずは海に囲まれた火山島を見てもらいたくて、海沿いにある「赤ハゲ」へ。

赤い丘の上に登り、海を眺める数人…と、空を舞うトンボ!(秋だ〜😊)

続いて、スダジイの根が立派な「泉津切り通し」へ。

根を見上げていたら、なんとアオダイショウが根の上を這っているのを教えてもらい、慌てて撮影。

尻尾の方しか撮れませんでしたが、堂々としていてカッコ良かったです。

木の下には、スダジイの実がいっぱい落ちていて、

ここでも、秋を感じました。

波浮港は、火口壁に作られている階段を使って、上の集落から下の集落へ移動。

電線の位置が低いことに、注目されている方もいました。
皆さん、その筋の(ってなんだ?笑)お仕事でした☺️

太陽の位置が、ちょうど良い時間帯で、天気も良かったので…

明るい色の美しい地層を、見ることができました!

そして2日目の今日は、9時スタートで三原山に登りました。

「ススキ街道」とでも呼びたくなるような登山道。

道の両脇がキラキラ輝いて、幸せな気分になりました。

歩道沿いのイガアザミ は、相変わらず虫たちに人気で、私の大好物のハナグモの他、

今年あまり姿を見かけなかったホシホウジャク(高速で翅を動かし、ホバリングしたまま花の蜜を吸えるスゴイ蛾です)が、2匹同時に見られました!

💖

最初は「舗装された遊歩道を往復するだけになるかも…」というお話だったのですが、山を登り終えたところで相談し、全員一致で「火口を一周する」ことになりました☺️

歩き始める前に、風を少し避けられる場所でお菓子を食べて、エネルギー補給。

岩陰に、センブリの花が咲いているのを見つけ

またまた「秋」を感じました。


山の上は、結構風が強かったけれど、歩くのに支障はなく、全員で無事火口を見下ろし

噴気にも注目しながら、順調に歩き

火口一周達成!

ガッツポーズで決めました!!

前の晩、たくさん懇親を深められた方もいたようでしたが、全員で火口一周できて本当に良かったです☺️

下山中、足が一本欠けたショウリョウバッタに出会い、「ブログネタですね」と声をかけられました🤣

確かに…バッタの時期も終わりに近づいている感じですね…。

スタート地点に戻った皆さんからは、三原山を見ながら「よく歩いたね」、「歩けると思わなかった」など、感動の声が上がっていました。

歩き終わった後、歩いてきた景色が見えるのは達成感ありますよね〜!

皆さま、お疲れ様でした!
2日間のガイドリクエストを、ありがとうございました!!

(かな)
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元町・岡田 まち歩き下見

2023年10月12日 | 今日の大島
今月末に開催されるジオパーク全国大会ポストジオツアーの
健脚者向けの外周コースを担当させていただくことになり、準備に励んでいます!

昨日は、出帆港周辺のまち歩きの下見にかなさんと行ってきました。
元町港から出発です!


限られた時間の中、どこをご案内するか吟味するため、いろいろ考えながら歩きました。

象徴的な朱色の赤門!

赤ダレ, 赤禿に並び大島の3大「赤」ですね!!

ホテル赤門さんの中を通り、為朝神社に行く途中に立派なスダジイの木が!


貫禄のある枝ぶりです


茅葺き屋根の為朝神社は大切にメンテナンスされているのが伝わってきます


幹の一部が土になって他の植物たちの住処を提供している木をみて、
懐の広い木だなぁと感心♡


秘密の抜け穴発見!

赤門のご主人が小さいころ、このトンネルで遊んでいたそうですが、
その後の地震や噴火で中に入れなくなったそうです。

潮音寺にも寄りました。

こちらでは大島ならではの「あるもの」をご紹介したいんです!


ところ変わって、岡田港です。

急な階段を上がって


龍王神社にお参り


坂が急であることを象徴するような、
こんな写真が撮れました。

(不快に感じる方がいたら、申し訳ありません)

続いて、八幡神社です。




この石を持ち上げられたら一人前と、若者の力試しに使われていた、力石もありました。


マメヅタをきれいにまとった天然のデコレーションも✨



こうして振り返ってみると、少し歩いただけで神社やお寺がこんなにもたくさんあるなんて、
島の暮らしにとって、神社仏閣が欠かせないものだというのがよくわかりました。

まち歩きの時間も限られていて、
当日の出帆港により、
元町を歩くか、岡田を歩くか、朝までわからないのですが、
火山の島で人々が工夫しながら暮らしてきた様子を少しでもご覧いただければと思っています!

(ユリカ)
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