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閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ハナノキの古木

2009-11-16 | 樹木・花木
長野県飯田市に「山本のハナノキ」と呼ばれる樹齢300年のハナノキ(花の木)の古木があると知ったので、高速道路の休日割引を使ってドライブを兼ねて見に行った。珍しいハナノキの巨木は、中央高速道路・山本ICの直ぐ近くにあった。幹は株元から数本に別れて立っているが、樹高が23mとも30mとも言われており、幹回りが5m、枝張りは20mもある巨木だ。日陰になっている葉はまだ少し緑色をしていたが、ちょうど紅葉して綺麗な姿を見せていた。ハナノキは雌雄異株だが、この株は雄株だそうで、有名な古木として長野県の天然記念物に指定されている。ハナノキは愛知県の“県木”であるが、愛知県や岐阜県東濃地方から長野県南信州にかけて多く自生するこの地域固有の樹木で、「東海丘陵要素植物」の一つとされている。これは今月初めに撮った画像なので、おそらく紅葉はもう終わって落葉しているかもしれない。





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