キタテハ
2013-08-03 | 昆虫
翅の模様の特徴からキタテハだろう。漢字では「黄立羽」と書くそうで、翅が黄色いタテハチョウということだろうが、黄色とはほど遠い茶色だ。表側はやや橙色がかった茶色といった感じの地色に黒褐色の模様があり、翅の裏側は複雑な褐色模様をしていて、樹木の幹や落ち葉に留まれば巧妙な迷彩色で、外敵から見つからないようになっているから実に巧妙にできている。キタテハは、昔はアカタテハとともにもっとよく目にしたように思うが、主役の座はツマグロヒョウモンに代わってしまい、気のせいか最近はあまり見かけないようだ。もしかしたら環境の変化から数が減っているのかもしれない。






