閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ヒメクロオトシブミ

2013-08-11 | 昆虫
たぶんヒメクロオトシブミではないかと思う。脚の色が黒いのと茶色いのといるらしいから、これは茶色タイプの方だろう。葉の上をあちこち動き回るし、小さすぎてピントがなかなか合わせられなかったが、首が細いのが何となくユーモラスに見えて面白い。体長は5mmほどだから、昨日のコフキゾウムシと同じくらいだが、見掛けはやや異なるものの、ゾウムシの仲間もオトシブミの仲間もいずれも親戚関係にあるそうだ。オトシブミは、♀が適当な葉を見つけて卵を産むと、その部分の葉を切り取って丸め、“揺籃(ようらん)”という揺り籠のような巣を作る。揺籃の中で卵から孵化した幼虫は、その揺籃を餌にして成長するというから実に効率的で、なかなか器用な賢い虫だ。







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