閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

コスモス

2020-11-11 | 草花
コスモスはもう終わりのようだが、先月、通りがかりに立ち寄ったコスモス畑で見掛けたコスモスの花とそこに来ていた虫をいくつか載せておこう。秋が深まって数は少なくなってきたが、チョウやミツバチ、ハナアブなどが盛んに吸蜜していた。

コスモスはキク科コスモス属の1年草で、正式な和名はオオハルシャギクだそうだが、最近ではいろんな交配種ができていて、花の色も多種多様だ。八重咲き種も時々見掛ける。コスモスの原産地はメキシコの高地だから、英語ではCosmosの他にもMexican Asterとも言うそうだ。


















キバナコスモスは、オオハルシャギクという通常のコスモスとは同属別種だから、両者の交配種はできないそうだ。色が薄い黄色のコスモスもたまに見掛けるが、キバナコスモスではなくオオハルシャギクの突然変異らしい。花がよく似た北米原産の特定外来生物に指定されているオオキンケイギクとは同じキク科の遠い親戚でも属が異なる全くの別種だという。オオハルシャギクはコスモス属なのに、オオキンケイギクはハルシャギク属だというから紛らわしい。


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