閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

珍しい蝶 (1) ・・・ アカシジミとウラギンヒョウモン

2013-06-04 | 昆虫
たぶんアカシジミだと思うが、この辺りでは普段あまりお目にかかれない珍しい蝶のようだ。尾張旭市の森林公園の散策路脇でたまたま見掛けたので、何だろうかと慌ててシャッターを押したものの、直ぐに林の奥に飛び去ってしまって、残念ながらこの2枚しか撮れなかった。それも1枚はややピント外れだった。トラフシジミと同様に、アカシジミも後翅の尾状突起と黒い斑点模様で躰の前後をカムフラージュしているようだ。幼虫はブナ科のコナラやクヌギ、カシ類の葉を餌にしているという。成虫もそれらの樹木の多い林を主な生活圏にしているそうだ。







同じ森林公園の芝生にけっこう目立つ蝶が降り立ったので、取り敢えず撮ったのだが、後から図鑑で調べてみたら、どうやらウラギンヒョウモンのようだ。よく似た模様の蝶はけっこういるので区別がつき難いが、取り敢えずウラギンヒョウモンとしておこう。もう少し大きく撮ろうと欲張ってそっと近付いたら直ぐに逃げられてしまい、この蝶もこの1枚しか撮れなかった。ウラギンヒョウモンは夏に多く見られるそうだが、気付かないだけだろうとはいえ、この辺りではそれほど多くはない珍しい蝶だと思う。


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