そうなんだ。
わたしもね、この稲さんのおじいちゃんやおばあちゃんにお世話になっているの。
稲さん達って、稲刈りの後稲架干し(はでぼし)って、細い木の柱に竹を物干しのようにして干すの。
干して穂を脱穀した後が、藁(稲のおじいちゃん・おあっばちゃん)になるの。
おじいちゃんたちはね、冬の寒い中私たちのためにね、風よけになってねくれるの。
おかげでここまで大きくなれたわ。
これで春になると大きな実をつけることができるわ。
みんな一人では生きていけないの。
多くの人に助けてもらってるの。
ここのなごみばあちゃんがいないとね、この稲のおじいちゃんやおばあちゃんを連れて来てもらえないもんね。
いつも、感謝、感謝!
これから暖かくなるまで風邪を引かないようにしなくちゃね。