我が家の庭には、この地に来てから見守ってくれている気が二本あります。
一本は、家より大きくなったモクレンさん。
もう一本は、このザクロさん。
毎年秋になると、実を何個かつけてくれます。
こどものころは、おやつなんて中々ありませんでした。
メリケン粉を水を入れ焼いたもの。
しょうゆをつけ食べたものです。
サツマイモを孵化したものはごちそうでした。
そんな中、庭にできたザクロさんの実は、楽しみな一つでした。
身から一粒づつ口に入れ、汁を吸ったものです。
兄弟で順番に一ずつ貰える楽しみのある実でした。
豊作の年があれば、一つしか採れなことも、台風にも負けず実を付け続けてくれています。
道路沿いにあるため、気が付くと全部無くなったことも。
今年も食べごろに。
今年からは、孫への楽しみになってしまいました。
ザクロさんは、ただ黙ってにこやかに実を育ててくれています。
いつもありがとう。