浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

やらせレビュー

2020-01-20 12:36:19 | その他
『日経ビジネス』に「アマゾン「やらせレビュー」の首謀者を直撃、楽天も餌食に」という記事が載った。

 そうだろうな、と思う。私は、メーカーを知らない場合、いくら評価が高くても買わないようになった。「やらせ」のレビューがたくさん寄せられているから評価が高いのだ。評価が高い=よい商品ではないのである。とりわけ中国企業の場合は買わない方がよい。それで私は二度失敗している。値段的にはそんなに高いものではないからいいけれども、しかし、だまされた人が多ければ多いほど、その「やらせ」企業はもうかることになる。

 この記事でも、最後にインタビューアーが「罪悪感は?」という問いに、「ありません」と答えている。答えている人は中国人である。

 アマゾンで買う場合、星一つを必ず読む。そうすると買わない方がよい、と判断できる。

 なお、「やらせ」レビューをして儲けている者がいるわけだ。こういう人々にも尋ねてみたい、「罪悪感は?」と。答えは、「ありません」なのだろうが・・
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専門家の意見

2020-01-20 08:33:43 | その他
 学生時代の後輩からの年賀状、そこには読んでいる本の名が記されていた。まったく知らない著者であった。

 学生時代からの習性で、私は新しい分野についての知見を得ようとする際には、その分野において学問的に評価された著者の本をまず読む。いい加減な内容の本は、認識を曇らせるからだ。

 しかし後輩君は、そうしたことをしない。学生時代に同じサークルで研究活動をしていたのに、なぜそういう習性が育たなかったのかといぶかしく思う。

 現在は、ネットを中心にいい加減な内容のものが飛び交っている。本でもそうだ。昔は本が出るということはそれなりにきちんとした方法で、きちんとした根拠を持って書かれたものが多かったが、今はそうではない。あらゆる分野で、いい加減な本が出版されている。それは岩波書店も同様である。岩波から出版されている本を読んで、そのずさんな記述、思い込みによる独断・・・に驚いたことがある。最近のことだ。岩波書店編集者にも知性劣化があるのかもしれないが、ほかの出版社でも同じことがあるのだろう。その著者が今までに書いた文章をきちんと読んでいないからそういうことになる。いくつか読み込めば、その著者の書いていることが根拠を持った正確なものであるのかどうかはわかるはずだ。

 さて話は変わって、Ghosnの事件については、郷原氏の意見がまっとうであると思う。新聞記事や、それ以外のものをいろいろ読んでみたが、きちんと事象を専門的な知見をもとに批判的に判断しているのは郷原氏のものだと判断した。

 この意見は、参考になる。

「ゴーン逃亡は裁判所の責任」論の誤り~検察は、身柄拘束をいつまで続けるべきと考えていたのか
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