COVID-19については、このブログで何度も同じことを書いてきた。しかし一向に政府や厚労省の医系技官の姿勢が改まらない。最近は同じことを書くことがイヤになってきた。
さて私は、何度もとにかく感染しないようにすることが大切だと書いてきたが、それを裏づける記事がある。
COVID-19については、このブログで何度も同じことを書いてきた。しかし一向に政府や厚労省の医系技官の姿勢が改まらない。最近は同じことを書くことがイヤになってきた。
さて私は、何度もとにかく感染しないようにすることが大切だと書いてきたが、それを裏づける記事がある。
森というオリンピック・パラリンピック組織委員会の会長がバカなことを話した。テレビも見ない、また新聞が一日遅れで届く関係で詳細を知ることができるのは遅れる。
森某の発言を読んだ。その問題部分。
これはテレビがあるからやりにくいんだが、女性理事を選ぶというのは、文科省がうるさく言うんですよね。だけど、女性がたくさん入っている理事会は、理事会の会議は時間がかかります。これもうちの範囲で言いますが、ラグビー協会、今までの倍時間がかかる。女性がなんと10人くらいいるのか、いま?5人か?10人いるイメージだね。5人います。
女性っていうのはやっぱり優れたあれがありまして競争意識が強い。誰か1人が手を挙げて言われると、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね。みんな発言されるんです。前の発言されたことについて、関連しているんではないんですね。思いのままにいかれる、どんどんと。で結局、女性っていうのは、あんまり言うと、また新聞に漏れるとこれまた悪口言ったとなりますけど、女性を、必ずしも、数で増やしていく場合は発言の時間をある程度、規制をしておかないとなかなか終わらないで困ると言っておられました。誰が言ったか言いませんけど。まあそんなこともあります。
私はこの発言に女性の優秀さをみる。男というのは潜在的に「競争意識が強い」。他人を押しのけてでも、立身出世を望んでいる。しかしそれをみずからの力ではなく、上にいる者の「引き」に期待する。だから上の者が行うことに異を唱えない。「御説ごもっとも」であって、異論反論を避ける。おかしいと思っても声を挙げない。情けない男たちなのだ。私は在職中、そういう姿を見てきた。男たちはそのかわり、蔭で何ごとかを語る。私の発言に、「私もそう思っていたよ」とか。私はじゃあ賛成の意見を言ってくれればよかったじゃないかと思うが、男は言わない。
しかし女性たちは発言する。自分自身の、上に引き立てられての「出世」なんか期待していないから、自由に発言する。異論反論もである。素晴らしいことではないか。だがなかには少数ではあるが、男のような女もいる。そういう女はいつの間にか「出世」している。
日本のシステムは腐っている。異論反論をもたない者を引き上げて「出世」させるから、要するに自主性を持たない、上意下達のろくでもない者ばかりが「リーダー」となる。日本社会全体がこういうシステムを捨てない限り、日本の未来は暗い。
あまりにも日常的に接していた人が姿を見せないという状況に、未だなじめない。隣人の突然の死を受け入れられない自分自身をみる。
花壇や家の周りを、私はタネを買ってきて花を咲かせるのがひとつの趣味である。昨年はタキイ種苗の会員になったことから珍しいタネを買い昨秋それを蒔いた。今それが少しずつ咲き始めている。
いつも、隣家のおばあさんは、私が育てる花を見て褒めてくれていた。今春も、それを励みに栽培してきたのに、いなくなってしまった。
生と死の境界は断絶していない、日々の生のその延長線上に死はあると思う日々が続く。しかしそうであっても、生と死は人間を切り裂く。生者は死者と会うことも話すこともできない。隣家の家族の悲しみは、私の比ではないだろう。
だが私も喪失感をもちながら生きている。みずからの死を遠望しながら。