浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

参議院選挙

2019-07-21 20:17:27 | 政治
 参議院選挙が終わった。テレビがないので、ネットで開票状況を検索するしかない。投票率はどうだったのか、おそらく低いだろう。

 だがアベ政権の悪政中の悪政に対して、人間としての怒りを持った市民たちは動いた。彼らが未来をつくっていくことだろう。

 山本太郎のれいわ新撰組の候補者は、強烈なパワーをもった人びとであったし、山本は政治権力を掌握するための戦略を持ってこの選挙に臨んでいる。野党は本来こうでなければいけないのだ。

 野党は、アベ政権を倒すためには、全選挙区で候補者調整をすべきであった。そして野党が協調して権力を掌握するためにはどういう戦略と戦術をもって選挙に臨むのかを徹底的に議論すべきであった。

 しかし野党にはそれぞれの思惑があり、結果、自覚的に取り組んだのは、しがらみのない山本太郎だけであった。

 今後私は、れいわ新撰組に期待したい。

 なお、アベは、例の如く、秋葉原で最後の演説をした。それに対し、「安倍やめろ!」の声が轟いたそうだ。

秋葉原電気街口での自民党選挙演説会の模様 2019年7月20日18〜20時

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怒り

2019-07-20 06:15:48 | 政治
 わが家は今、塗装のために足場が組まれ、風通しが悪くなっている。雨が降り続き、作業はなかなか進まない。

 塗装業者と話して感じたことを書こう。

 塗装職人になろうという若者がいない、将来どうなるのだろうと心配していた。たまに若者が来てもすぐにやめてしまう。塗装職人は必要なのに、後継者がいない、という。

 浜松市では、某私立学校が小学校校舎を建設している。建設現場には少数の日本人の高齢者と若い外国人労働者がいるという。日本人の若者はいない。

 職人の世界に若者が入ってこない。それは若者の選択ではなく、圧倒的に若者の数が減っているからだ。「少子高齢化」。これが、急速にさまざまなところに問題として浮き上がっている。今まではそんなに顕在化していなかったが、今でははっきりと露呈してきている。だからこそ、悪名高きアベ政権がさらに外国人労働者を、人間としてではなく、単なる労働力として各方面に「移入」しようとしているのだ。

 「少子高齢化」は、統計数字を見れば、見通しがたつものだ。政治家たちは、日本という国の将来を見据えて少子高齢化を、それも極端なそれをなんとかしようという気概を持って対策を講じてくるべきであった。

 しかし歴代の自民党・公明党政権は、経団連やアメリカ金融資本の言うことばかりを聞き、その時々の若者を低賃金、長時間労働にし、若者たちが恋愛し、結婚し、子どもを生み育てるという一般的なあり方を崩壊させてきた。人間がみずからの子孫を生み育てるということは、生物として当たり前のことだ(だからといって私はLGBTを否定するのではない)。政治が本来すべきことをしてこなかったのだ。

 その点で、自民党・公明党はきわめて責任が重いのだ。もちろん、そうした政党を政権につけてきた選挙民も、目の前の経済的な問題にのみ関わり、見通しをもって政治を考えることをしてこなかったこともある。財界も、すでに国際化し、日本に労働者がいなければどこかの国の労働者を雇用すればよいという、日本国に責任を負わない集団と化している。

 明日は参議院選挙。おそらく変わりばえしない結果となるだろう。日本は、破滅に向かっている。そういう方向に舵取りをしている無能なアベ政権が、さらに暴走するのだろう。まさに開高健の『パニック』の世界である。
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演劇 劇団東演「朗読劇 月光の夏」

2019-07-19 16:31:27 | その他
 今日は、演劇鑑賞の日である。午後、浜松市のUホールへ。

 劇団東演の演劇は、「検察官」を昨年みた。「検察官」が“動”とすれば、「月光の夏」は“静”である。「検察官」もよかったが、これもよかった。劇団東演の演劇は、“動”であろうと、“静”であろうと、演劇というものの醍醐味を感じさせる。しばしば書いているが、演劇というのは、鑑賞者の想像力が加わることによってはじめて演劇の空間が成立する。

 今日の舞台も、朗読する者が4人、中央にグランドピアノがおかれ、それを演奏するピアニストが1人。たった5人の舞台である。その4人が、いろいろな役を演じるというか、異なった役の台詞を語る。鑑賞者は、それをみずからの頭の中で再構成する。演劇こそ、舞台(役者)だけではなく、鑑賞者の参加を強く求めるのだ。

 さて、鳥栖市のある国民学校に、戦時下、グランドピアノを弾かせて欲しいと二人の特攻隊員が訪ねてくる。一人の隊員は、ベートーヴェンのピアノソナタ「月光」を奏でる。もう一人は譜をめくっていた。演奏後、特攻隊員に対して学校では子どもたちに「海ゆかば」を唱わそうとした。しかしそれを制してもう一人の特攻隊員が、みずからピアノを弾いた。
 戦後も、そのピアノは、ずっとその学校にあった。しかし長い年月の間に朽ち、廃棄することになった。特攻隊員のピアノ演奏の際に立ち会った女性教員が、そのピアノを弾いた特攻隊員の思い出を語った。
 
 それが報じられ、ピアノの保存が決まった。多くの市民が浄財を寄付したのだ。
 そしてその特攻隊員のことをメディアが調べたところ、一人が熊本県に生き残っていることがわかった。しかしそのもと特攻隊員は、証言を拒否するのであった。
 彼は、沖縄周辺海域に向かう途中エンジントラブルで引き返した。「月光」を弾いた特攻隊員は「特攻」攻撃を行い亡くなった。一緒に死のうと語り合っていたのに、生き残ってしまった。後を追う、と決意していたのに、上官から「死ぬのがイヤで帰還してきたのだろう。臆病者め」などといわれ、任務を遂行できなかった特攻隊員を集めた「振武寮」(『陸軍特攻振武寮―生還した特攻隊員の収容施設』 (光人社NF文庫)を読んで欲しい。軍隊はこういうこともするのか、その非人間的措置に怒りを持つ)に収容され、敗戦を迎えた。死ぬべきであったのに、死ななかった、という負い目。

 だが彼は遂に、自らの体験を語る。戦死した者のかわりに、戦争というものの真実を語るのだ。

 特攻隊のことについて、私は多くのことを学んでいる。戦局に何の影響をも与えない作戦であったこと、ほとんどの特攻隊員は米艦に突入する前に撃墜されてしまったこと、特攻隊員の搭乗機は練習機やおんぼろのものであったこと、学生などが特攻隊に動員されたが、海軍兵学校の生徒はたくさんいたのに温存されたこと、アジア太平洋戦争の非人間的な本質を特攻隊は体現している。優秀な若者が、たくさん殺されたのだ。

 朗読者は、おそらく特攻作戦について多く学んでいるのだろう。台詞の背後に、人間的な怒りがあった。同時に生き残った特攻隊員が国民学校で語った台詞に、死んだあと海ではなく空に行くというようなものがあった。

 「海ゆかば」は、「海行かば 水漬く屍 山行かば 草生す屍 大君の 辺にこそ死なめ かへり見はせじ」である。屍は海や山には行くが、空には行かない、「海ゆかば」の歌詞に対する抗議なのだろうか。

 最後に演奏された「月光」の第三楽章、人間的怒りがこめられていたように思った。

 戦争のことを考えるということは、人間としての怒りを持つことであり、同時に亡くなった人々に対する祈りでなければならない。

 「月光」の曲が、それを奏でていた。

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「戦略的投票」?

2019-07-19 10:08:18 | 政治
 日本の野党は、戦略的投票なんかするつもりは、おそらくないだろう。

 静岡県選挙区では、自民党、国民民主党、立憲民主党、共産党が立候補しているが、自民党は確実に当選するだろう。あと一議席を、国民民主党と立憲民主党が争っている。

 首相官邸は、アベ政権に協力的な国民民主党の榛葉候補を当選させるために、自民党票を分けるようだ。そうなると、立憲民主党の徳川家広候補の当選が遠のく。ならば、共産党がみずからへの票を徳川へまわすことを試みてはどうかと思うが、それはあり得ない。共産党は、そういう政党ではなく、自党最優先の政党である。野党共闘で闘っている県もあるが、共産党員を立候補させたところでは、落選確実でも、最後まで頑張るだろう。

 私は、立憲民主党はじめ野党は、真剣に政治権力を揺るがそうとしていないように思う。その点で、山本太郎の「れいわ新撰組」は、戦略的な選挙活動をしていると思う。「れいわ新撰組」で、最初に当選するのは、難病ALSの当事者・ふなごやすひこさんである。ふなごさんが国会に行くことになったら、国会はふなごさんへの対応をしなければならない。二人目は、生後8カ月で脳性まひを患い、両足や左手がほとんど動かせず、車椅子の生活をしている木村英子さんである。
 障害者への対応を、国会はせざるをえなくなる。素晴らしいことだ。

 山本太郎の真剣さは、本物である。
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警察国家・日本

2019-07-19 09:55:37 | 政治
 札幌で行われたアベの演説に対して、怒りの声をあげた男性が、警察官に拉致された。他の地域でも、同じようなことがあったようだ。

 官僚をみずからの支配下においているアベ政権、警察を自由に動かすなんて朝飯前だ。逮捕状がでていたもとTBS社員を逮捕させないということすらやるのだから。

 日本はほぼ警察国家と化した。怖い時代である。

「安倍やめろ」のヤジを警察が取締り! 産経も「刑事罰にあたる」と脅し…“選挙妨害”拡大解釈でロシア並み言論弾圧国家へ
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今更、のことだけど

2019-07-18 22:27:30 | 政治
官僚が忖度ゆがむ政策 官邸に萎縮苦言封印

 独裁者は、こういう官僚がつくっていくのだ。
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「暗夜行路」

2019-07-17 21:50:54 | その他
 今の日本は、まさに「暗夜」の路を歩んでいるように思える。だから『暗夜行路』を読んだわけではない。多喜二を理解する手段としての読書である。

 この小説の一部が、確か高校の時の教科書にあった。主人公である時任謙作が大山に行き、そこで自然の中に溶け込んでいくような気分になったことを記した部分である。しかし、大山になぜ彼が行くことになったのかは書かれていないし、また教員もその説明はしなかった。

 大山の寺にこもるようになった原因は、妻直子の「過ち」、彼女の従兄の要に強姦されたこと、謙作はそれを許すといいながら、心の奥底で許せない感情を抱き続け、そのいらだちを公然と示す。しかし謙作はそれはあってはならないということを理解している、理解しているのだが感情がその意志についていかないのだ。だから大山にこもったのだ。

 最後は、謙作が重病となり、妻直子がかけつけるが、謙作の生死は不明のまま、という筋立てである。

 前編のドラマは、謙作の出生の秘密が明らかになったこと、後編のそれは妻直子の「過ち」である。それを軸にしながら展開するところはなかなかひきつけるが、それ以外の箇所はそうでもない。謙作は人物的にどうかと思うところが多々あるのだ。イライラしやすく、ねちねちと考え、こだわる。

 そうはいっても、軽い気持ちで読みはじめたこの本を、最後まで読ませるのだから、さすがに志賀直哉である。

 多喜二を語るのは11月である。それまで関連文献を読みあさることになる。
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選挙は?

2019-07-17 08:21:12 | 政治
 選挙が行われているが、とても静かである。候補者の宣伝カーもほとんど通らない。選挙が行われているとは思われない状態だ。参議院選挙は選挙区が広いから都市郊外にまで足を運ぶことはしない。チラシもほとんど入らない。

 自民党は地方に強いといわれる。自民党に投票するのが3割、投票しないのが2割、5割は支持政党なし層である。その3割の多くが地方にいる。

 また地方は、農協はじめ自民党の後援会組織がたくさんある。自民党を倒すためには、地方票の切り崩しが必要なのだが、それができていないように思う。

 日本の選挙活動には厳しい制約が課されているから、それがなかなか難しい。制約のない、選挙がないときに切り崩しをすればよいのだが、それもままならない。

 5割の人びとが投票に行かなければならないと思うような、ある種のブームがおこればよいのだが、今回もそうしたことがないようだ。低投票率。それは自民党や権力にすりよることを方針としている「王仏冥合」の創価学会=公明党には嬉しい事だろう。

 山本太郎が率いる「れいわ新撰組」の候補が、創価学会=公明党を批判して東京選挙区で立候補している。その演説をネットで見たが、その創価学会=公明党への批判はその通りである。

 創価学会=公明党が、「小さな声」ではなく、「アベの声」を聴きながら、政治権力との癒着をひたすら追求しているが、それがいずれ毒となって創価学会=公明党を崩壊させていくことだろう。
 創価学会=公明党がアベ政権の悪政を支えている。
 野原氏の訴えは心に響く。

 通常は、テレビなどが投票率をあげるべく報道に勤しむのであるが、テレビがアベ政権の下に支配されているため、あまり報じられていないようだ。私たちは悪政、アベ独裁の中を生きるしかないのだろうか。
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雨の日の読書

2019-07-15 10:07:52 | 読書
 志賀直哉の『暗夜行路』を読んでいる。秋に、小林多喜二を講じなければならないので、多喜二が文学者の先達としていた直哉の文学をきちんと読んでおかなければならないと思ったからだ。

 もちろんかつて『暗夜行路』は読んでいる。書庫から持ち出してきた新潮文庫の末尾のページには、読了の年月日が記されている。
 ところがまったく記憶がない。読んだことすら忘れていた。もちろん内容もである。
 
 読み進めているうちに、こんな内容も忘れてしまっていたのかと思った。主人公の時任謙作は、なかなか難しい出生の事情があった。母は実母であるが、父は父ではなく、祖父が父親であったことが、長じて知らされるのであった。実母が早くに亡くなった後、謙作は祖父のもとに預けられていた。その理由が、長じて分かるのであった。
 なかなか衝撃的な内容であった。なぜこういう衝撃的な話を忘れてしまっていたのか、と思った。昔読んだときには、そんなに衝撃的だと受けとらなかったのかもしれない。

 文学作品というのは、読む都度に感想が変わる。以前、三島由紀夫の『午後の曳航』を読んだとき、それは青春期の頃であったが、強く惹きつけられいろいろ考えた。それが日記にも記されている。しかし長じて読んでみると、まったく面白くはなかった。

 年齢を重ねたら、買ってあった全集を繙くことが理想であった。しかし、仕事を頼まれたり、時代が私をそっとしておいてくれないために、なかなかそれができない。

 日本の政治社会の現状には、絶望を抱いている。日本の未来は、破滅以外にないという気がしている。開高健の小説『パニック』のように、日本人は滅亡に向かって集団で走りさろうとしているかのようだ。

 無関心と沈黙が支える全体主義国家が眼前にあるかのようだ。

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梅雨のなかで

2019-07-15 08:16:06 | その他
 今日も雨が降っている。参議院選挙中、かくも降り続くのは、自然が日本を破滅させようとしているのではないかと思ってしまう。

 アベ政権の与党に勝利を与えて、日本を破滅させる。そういう方向へと、自然は動いているように思える。

 アベ政権の政策は、日本のあるべき姿を消し去るようなものばかりである。貧しい日本人が、安い給料で働く中で納める税金が、アメリカや大企業、富裕層に集められていく。うまい具合に、日本人は、自分自身がどうなろうと「自己責任」という思考でものごとを片づける。

 コンビニよりも、100円ショップの店舗が増えているという記事を読んだ。さもありなんである。庶民は、100円ショップでものを買う。地方都市のデパートが次々と閉店する。東京一極集中のなか、富も人も東京方面に集まる中、地方は疲弊し、高価格帯の商品を揃えるデパートで買う人は減っている。地方の富裕層、私はそのなかの一人を知っているのだが、東京のデパートに買いに行くと語っていた。
 最近、この地方では軽自動車が増えてきたような気がする。車のナンバーは3ナンバー。5ナンバーが減っている。3ナンバーと軽自動車。この地で不正を行った軽自動車のメーカーは、貧困を貪っているように思う。そこで働く人びとの賃金も、低い。庶民の生活悪化を食い物にしているようだ。

 貧しい日本人のための店は、増えている。給料が安くても、それなりにショッピングを楽しめるのだ。

 格差は眼に見えるようになっている。しかしうまい具合に「自己責任」。ショッピングもそれなりに楽しめる。

 自公政権が、そういう社会をうまい具合に利用している。そういう社会的風潮に隠れて、支配層やアベの私的グループが富を蓄積している。規制緩和、民営化、基地建設・・・・いつもそこには利権が絡んでいる。利権とつながる者たちが、蓄財に励む。

 日本はそういう人たちにもっともよい環境のようだ。日本人はものわかりがよい、というか、権利意識に欠ける。長い間の学校教育、教員に対する統制や教育内容の「精選」により、権利より義務を教えられてきているのだ。

 オーウェルの『1984年』の世界は、日本に現出している。New York Timesは、日本を「独裁国家」とする。その通りだと思う。

 雨が降り続く。日本の上空には、暗雲が立ちこめている。

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これも読むべき

2019-07-13 21:57:49 | 政治
韓国・徴用工&慰安婦、日本の国際法違反が濃厚…「解決済み」は植民地支配した側の論理
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「公務員の政治的中立」とは・・?

2019-07-13 21:52:46 | 政治
 県庁で勤務中職員が必勝コール 知事「悪いという法律ない」

 秋田県のことであるが、しかしこれは昔からずっと、どこでもそうだ。政権を握っている政党にたいしては、「政治的中立」は問われない。政権党に反対すれば「公務員の政治的中立」が問われるのだ。

 
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日本政府の対韓国輸出規制

2019-07-13 21:48:32 | 政治
 くだらない理由で、韓国に対してアベ政権は輸出規制を行おうとしているが、そんなことをすれば韓国市場に他国が入りこみ、日本企業が損をするのでは。

 その徴候が現れてきた。

「ロシア、日本が輸出規制するフッ化水素の供給を韓国に提案」
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自党の立候補者の名前も覚えられない首相

2019-07-13 21:44:23 | 政治

首相、側近らの名前も間違う 「礒崎よういち」「松山せいじ」
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参議院選挙・静岡地区に鈴木修登場

2019-07-13 09:53:53 | 政治
 またもしゃしゃり出る、不正検査問題を起こしたスズキのトップ。
 鈴木修氏が現在行われている参議院選挙に、国民民主党の榛葉候補を支援する姿勢を示した。スズキ関連の票が、国民民主党の榛葉候補に流れるのは明らかだ。彼は票を自由に動かすことができる。

 静岡選挙区は2人区、自民党候補が一人、ほかに国民民主党の榛葉候補、立憲民主党の徳川家広候補、あとは共産党と諸派一人ずつである。徳川家広候補は、何と徳川宗家を継ぐ人物。
 静岡県は徳川家と長い長いつながりをもつ。秀忠に将軍職を譲った家康は駿府城で生活し亡くなった。維新時、大政奉還した徳川家は静岡藩の藩主となって、たくさんの幕臣が静岡県に移住してきた。最後の将軍・徳川慶喜も静岡で生活した。慶喜は、「けいきさん」と呼ばれて親しまれた。
 徳川家広氏が静岡県で立候補する必然性は十分にある。

 さて鈴木修氏が動いた背景に、官邸の動きがあるという記事を、『静岡新聞』が載せた。

 参院選静岡選挙区 野党激突に「不思議」な動き、官邸介入か

 あり得ることだ。榛葉候補は、もともと自民党から立候補してもおかしくない人物。改憲のためには、アベ政権にとってこの人も必要なのだろう。私は改憲反対であるから、当然のごとく、この榛葉候補の当選は望まない。

 地元には『中日新聞』(東海本社)も新聞を発行しているが、東海本社はスズキとべったりだから、こういう記事は載せないだろう。『静岡新聞』記事に、「5日夜、榛葉氏が浜松市中区の中心部で行った街頭演説に、スズキの鈴木修会長が突然姿を現した。
 過去の選挙でも取引先や関係企業を動かして政治的影響力を発揮してきた鈴木会長。2013年の参院選静岡選挙区では牧野氏を支援し、榛葉氏とは疎遠だった。今回選でも、全国軽自動車協会連合会の要職に就いている牧野氏を支援するとみられていた。ところが、鈴木会長は榛葉氏の演説を聴き終えると、記者団に榛葉氏支援を明言。「自民党の牧野氏は1位だから(榛葉氏の)2番目の当選を祈っている」と答えた。関係企業を含め榛葉氏を支援する方針だ。」とあるのだから、中日の記者も取材していたはずだ。それを載せない『中日』。

 静岡県は、徳川家と深いつながりがある。徳川宗家の家広氏を当選させないということはあり得ない。水戸徳川家でもなく、尾張徳川家でもなく、紀伊徳川家でもなく、徳川宗家の嫡流である。静岡県民が、過去の歴史を忘れていないことを望みたい。

 
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