神社を束ねている神社本庁、自民党のウヨク勢力を支える集団である。その神社本庁は、醜聞が絶えない。今回も「横領」事件が発覚したのだが、その犯人が神道政治連盟幹部の親族なので、その罪を追及する姿勢は弱い。
私は、現在のような政治の劣化は、小選挙区制の導入がもたらしたものだと思っている。小選挙区制の問題点については、このブログで何度も書いてきているので繰り返さないが、小選挙区制という制度があることにより、得票率が低い政党でも当該選挙区で一票でも多ければ当選するという仕組みにある。したがって、死票がたくさん生まれる。
2021年の衆議院議員選挙でも、小選挙区の自民党得票率は5割もないのに、議席占有率は65%を超えている。小選挙区制は自民党に有利な選挙制度なのだ。そして自民党はそれぞれの選挙区に支部を置いて、その支部長が小選挙区で自民党の候補者となる。となると、自民党から立候補したい者がいたとき、ほんとうは自民党からでたいのだけれども、もう候補者がいるので他の野党に属して立候補するということがあり、野党の中には、隠れ自民党の議員があんがいいる。
小選挙区制が存続する限りは、日本の政治の劣化は防ぐことはできないだろう。統一教会や公明党、右派宗教組織が集っている「日本会議」と連携するシステムもなくならないだろう。
小選挙区で野党候補が当選するためには、野党が候補者をひとりに絞るしかない。しかし、これもそう簡単ではない。野党第一党の立憲民主党が、他党(この場合、日本共産党)に候補者をおろさせながら、選挙がなくなると、その他党とは選挙協力をしないと言ってみたり、あるときは「維新」にすりより、あるときはもうほとんど姿かたちが見えなくなっている国民民主党との協力関係を、連合という自民党別動隊の労働組合組織を仲立ちにしてうちたてようとしたり・・・・選挙民や他党との信頼関係を打ち壊すようなことしかしていない。
今、自民党の政治に倦んでいるいる選挙民は、投票先に困っている。
日本共産党関係では、最近、「党首公選制」を訴えた党員が除名されるということがあった。党中央に外部から意見を公表した者たちが排除されるという事態は、メディアでも騒がれたが、私はなぜ騒がれるのか、と思う。日本共産党は昔から変わっていない。今回異論を唱えた者たちは、共産党内でもヒラ党員ではなく、一定の地位にあった。共産党は、過去、何度も中央の方針に従わない党員が出た場合、排除することをしてきた。そうした歴史は、今回異を唱えた者たちも知っていただろうし、彼らは排除することを容認していたはずだ。
異を唱えた者たちが、以前から民主主義者であったとはとても思えない。今までも同じようなことが頻発してきたのに、それに対して彼らはおかしいという声をあげてこなかったのではないか。自分自身が排除されることになった今、ネットメディアなどで騒ぎ立てるのをみて、私はしらけるばかりである。
日本共産党はそういう政党であることを認識して、私は彼らと接してきた。いろいろな政治的考えをもったひとびととの、何らかの運動を経験することがないまま過ごしてきた者が、突然共産党の組織内部で「大衆闘争」担当となって、共産党の方針を押し付けることによって共闘をぶち壊したこともあった。そういう政党であるという認識をもっていたので、私は驚かなかった。
政党との関係は、決してくっつくことなく、遠望しながら、その時々の動きに合わせて、私は投票活動を行う。ときには日本共産党に投票することもある。
政党は、信用できない、というのが、私の気持ちである。もっとも信用できない政党は、自民党と「維新」である。顔が悪い。一定の年齢になると、その人の思考や感性が顔に現れる。最近画像でよくみる「維新」の女性政治家も、なるほどと思われるような顔をさらしている。
泉執行部の立憲民主党、以前も書いたが、党代表の泉議員は、立憲民主党がふらふらしているところを見せて、同党への支持者を減らそうとしているのではないか。
「維新」にくっつこうとしたり、そのあと連合の会長と会い、国民民主党(この政党、まったく今は与党補完勢力に化している!)とくっつこうとしたり・・・・・
連合の芳野会長の「反共精神」は骨の髄まで・・という感じではあるが、芳野会長が学んだであろう富士社会教育センターのHPにかつてあったリンク集。
関西の人々は、関西メディアの後押しを受けて、「維新」の政治家に投票しているが、しかし「維新」の政治家には、問題あるものが多い。
ウイシュマさんを「詐病で亡くなった」(詐病では、人は亡くならない!!)などと妄言を国会で平気で吐く梅村某議員だけではない。
最近でも、こんな事件が報じられた。
政活費で疑惑の市議が自己破産 維新を除名、刑事告発も 兵庫・尼崎
維新・大阪府議団の笹川理代表に女性議員へのパワハラ&ストーカー疑惑〈証拠LINE入手〉
私は、当選させる有権者の責任もあると思う。
追記 こんな記事もあった。
維新の会に吹き荒れる逆風「ろくでもない候補者ばかり」…次期衆院選「全選挙区に候補者」の厳しい道のり
埼玉県本庄市は、驚くことに、憲法改悪を叫んでいる櫻井よしこという人物を「人権教育」研究集会の講師として招いた。櫻井よしこという人物は、統一教会とともに選択的夫婦別姓問題などに強固に反対している日本会議関係の主要なメンバーである。
そしてその講師料は、なんと、160万9800円である。
「事実はありません。しかし可能性は否定できません。」と、梅村某は言明した。これには論理も何もない。なんとでもいえる。こういう言明が、無責任な放言を生む。「維新」という政治勢力のひどさが端的に表れている。
「新型コロナウィルスは日本の某機関がつくりだした。そうした事実はありません。しかし可能性は否定できません。」
「新型コロナが蔓延している期間、日本ではかなり多くの「超過死亡」があった。これは日本人を減らしたいということから、日本の某機関が秘密裏に人を殺しているのです。そうした事実はありません。しかし可能性は否定できません。」
このように、梅村某議員の発言は、何とでもいえるネトウヨ的発言である。国会の場で、こんな破廉恥な発言をさせる「維新」には怒りとともに呆れるしかない。
この人、立命館大学文学部卒業だということですが、立命館大学の教員たちは、大いに反省すべきです。
「維新」という政党は、人権意識もなく、事実を尊重するという姿勢もなく、放言を平気で放つ集団。
維新の代表質問で梅村みずほがウィシュマさんの病気を“支援者の誘導”と詐病扱いし非難殺到! 背景に維新のフェイク&差別体質
立憲民主党って、なかなか面白い政党である。政党としての体をなしていない。フラフラと、行方定めず。
ふらふらしているので、いったいこの政党に投票していいのかなあといつも思う。きちんとした政策や方針がないので、またときによって言うことが異なるので、信用していいのかなと思い、結局信用できずに、投票しない。
小選挙区制で自公に勝つためには、野党が足並みそろえないと絶対に勝てないのに、あるときは維新にすりより、今は国民民主党にすりより・・・・・。維新も、国民民主党も、いずれも与党と足並みを揃えている。
いったいいつまでふらふらするのか・・・私は、立憲民主党の泉執行部は、立憲民主党を解体することを使命としているように思える。いっそ解体すればいいのに。そして泉代表は、国民民主党に行けばよい。
立民の泉代表が維新・共産との選挙協力否定、国民民主との連携に期待…連合会長に仲介を要請
日本の行政機関の宿痾は、決めたことは変えない、ということだ。それが日本経済の競争力を大きく阻害していることはすでに明白なのに、変えない。
経産省が出てきた時点でアウト…日立の元技術者が「日本の半導体の凋落原因」として国会で陳述したこと
「報道特集」が、統一協会の二世信者の苦悩をとりあげていた。
統一協会との出会いは、高校生の時。高校時代の一つ先輩のM君が大学に入ったので、浜松市内の喫茶店で話していた。そこをでたときに、若い女性が花束を押しつけてきて買って下さい、と言ってきた。私はもうそのとき、これは統一協会という異常な宗教組織だと思ったが、先輩は花を買わされた。私は、あれは特異な宗教団体だと説明した記憶がある。なぜ私が知っていたのか記憶は定かではないが、高校生の時から『朝日ジャーナル』を読んでいたから、そこからの情報だったのではないかと思う。
大学に入ると、そこは統一協会=原理研究会が活発に活動していた。革マル派も大きな勢力であったが、原理研究会も革マル派も、いずれの活動家もその目は「敵対心」というか、人を信用しないという目つきでよく似ていると思った。
原理研究会は、駅頭などで〇〇難民支援というようなカンパ活動をよくやっていた。私は彼らは平気で市民をだます、そこで集めたカネは統一協会のふところに入るのだということも知っていた。
大学を卒業したあと、ときどき「北海道の珍味」売り、あるいは何かのカンパ活動でわが家に来ることがあった。私は、有田芳生や浅見定雄の本を読んでいたから、統一協会が霊感商法はじめ、そういう詐欺的なことをしていることを知っていた。
しかし、なぜそういう宗教団体に身も心も捧げるようになってしまうのだろうか。私はまったくわからない。
統一教会は、みずからが宗教団体であることを隠して様々な策略で人びとを勧誘するというが、おかしい!!と思うことはないのだろうかと思う。
現在の寺院など宗教組織は、カネ儲けにいそしんでいる。私の先祖が眠る墓地に関わる寺なんか、もうカネ、カネ、カネ・・・・・である。なぜそうした寺院の税を無税にするのか、わけがわからない。「宗教法人」という制度は、なくせばよい。
富山市議会の政務活動費の不正使用問題を追及したチューリップテレビの「はりぼて」が、AmazonPrimeでみられるようになった。
メディアが、このように徹底的に追及する意思をもったら、日本社会はよくなるはずだ。
4月18日に、埼玉県所沢市と東京都中野区に行った。いずれも親戚訪問であった。
21日夜、ノドに違和感を覚えた。その夜は、ノドの痛みと炎症が起きていることを感じた。22日、昼間はノドの痛みはなく、通常の生活をしていた。発熱はない。しかし22日の夜になって再びノドの痛みと炎症が襲ってきた。このときはじめて37.6度の発熱があった。23日も同様であった。
24日、ノドの痛みと炎症を感じることはなくなったが、今度は声が出なくなり、また咳がでるようになった。
それからずっと、発熱もなく、ただノドに少しの違和感をもち、声が元通りになっていない。
おそらく東京でコロナに感染したのだろうと思う。ずっとマスクをしていたし、注意はしていた。どこで感染したのかはまったくわからない。非日常となると、おそらくスキが生じるのだろう。そういえば、いつも持っているアルコール消毒液を手にかけることもしていなかった。日常生活では、買い物をしたときなど、車の中に備えている消毒液を必ずふりかけているのに・・・
公共交通機関でマスクを外たのは、新幹線でペットボトルの茶を飲んだときだけ。
25日、5月2日に耳鼻科に行ったが、コロナの診断はなかった。しかしおそらくコロナに感染したのだろう。声がガラガラというだけで、他の症状はない。今日は雨なので畑には行っていないが、このところ(連休中から)毎日農作業をしている。
コロナが五類になって、コロナに関してはもう政府は関与しないということだろう。これからのシステムだと、感染者数の増減はほとんどわからなくなる。コロナ感染を「消す」作戦にでたのだろう。
少しずつ声がでるようになってきた。いずれ治るだろうが、完全な回復はあと一週間か。
この間、「辻まこと、浜松へ」という原稿も書いたし、ほかの仕事もした。仕事がはかどるのはよいことだ。