窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

高千穂河原・古宮址

2009年05月22日 | 史跡めぐり


 霧島神宮を出て高千穂河原に向かおうと思ったものの、特に計画していたわけではないのでどのように行ったら良いのか分かりませんでした。時間も土曜の朝8時前でほとんど人通りもありません。とりあえず霧島温泉郷のバス停辺りから適当に歩きだしたところ、本当に運よくタクシーが通りがかりました。高千穂河原に向かってみて思いましたが、高低差の激しい薄暗い山道続きで歩いていくのはとても無理だったと感じました。

 高千穂河原は霧島山系から転がってきた石が堆積し、河原のように見えることからそう名づけられたらしいですが、現在は舗装され河原のようになってはいません。ここから少し登ったところに昨日お話した古宮址があります。



 毎年11月10日にここで天孫降臨祭が行われるそうです。まだ朝早かったとうこともあり高千穂峰が雲に隠れてしまっていたのは本当に残念でしたが、非常に清清しい、良い気を感じられるところでした。明日、ここ古宮址から眺めた景色の動画をアップしますので少しでも雰囲気を感じてみてください。



 ここでも誰も見ていないので、しばらく姿の見えない御鉢(高千穂峰)に向かって站椿(立禅)を行い、気分をリフレッシュしました。



 戻りがけ、ふと振り返ると雲の切れ間から御鉢が少しだけ顔を出しました。



 さて、今度はここからどう帰るかが問題です。まだ午前9時前、人に聞いてもバスが出るのは午後2時とのことですし...。考えていても仕方がないので、高千穂河原の茶屋に入って朝食にうどんを食べました。1杯500円ですが、これがなかなか美味しいのです。さらにふと隣を見ると、タクシーの運転手らしき格好をしたおじさんがコーヒーを飲んでいるではありませんか。何て運の良い一日!

 無事、おじさんに頼んでタクシーに乗せてもらうことができました。

  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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