

11月30日の夜にジャイプル(地点C、地図をクリックすると拡大します)に到着。インドの知人の同級生がオーナーの息子というホテルに宿泊しました。入口は狭く、町のど真ん中の普通の家という感じで、最初はこれがホテルかと驚きましたが、中に入ってさらに驚きました。

ここアルシサール・ハヴェリは、貴族の館をホテルに改装した、いわゆるヘリテージ・ホテルだったのです。
今から500年以上前、アメールのマハラジャ、ウダイカランの孫であり、偉大な戦士でもあったマハラオ・シェクハジがシェクハワット家を創始しました。そのシェクハワット家の分家がラージプートのカチュワーハー家であり、ジャイプルを統治していた有力氏族でした。このアルシサール・ハヴェリは、1892年に建てられたカチュワーハー家の館(ハベリ)を1994年、ホテルに改装したものです。ということは、御曹司の彼はカチュワーハー家の末裔?

伝統的なラージプートの建築様式を反映した、大変雰囲気の良いホテルです。実際、写真だけ見ると、後にご紹介する有名なジャイプールのシティ・パレスと見分けがつかないほどです。それにもかかわらず、シングル・ルームが1泊3,800ルピー(約5,320円)と大変お得。これは穴場ではないでしょうか。
アルシサール・ハヴェリ
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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