窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

アルシサール・ハヴェリ

2011年12月26日 | 海外での出来事




  11月30日の夜にジャイプル(地点C、地図をクリックすると拡大します)に到着。インドの知人の同級生がオーナーの息子というホテルに宿泊しました。入口は狭く、町のど真ん中の普通の家という感じで、最初はこれがホテルかと驚きましたが、中に入ってさらに驚きました。



  ここアルシサール・ハヴェリは、貴族の館をホテルに改装した、いわゆるヘリテージ・ホテルだったのです。

  今から500年以上前、アメールのマハラジャ、ウダイカランの孫であり、偉大な戦士でもあったマハラオ・シェクハジがシェクハワット家を創始しました。そのシェクハワット家の分家がラージプートのカチュワーハー家であり、ジャイプルを統治していた有力氏族でした。このアルシサール・ハヴェリは、1892年に建てられたカチュワーハー家の館(ハベリ)を1994年、ホテルに改装したものです。ということは、御曹司の彼はカチュワーハー家の末裔?



  伝統的なラージプートの建築様式を反映した、大変雰囲気の良いホテルです。実際、写真だけ見ると、後にご紹介する有名なジャイプールのシティ・パレスと見分けがつかないほどです。それにもかかわらず、シングル・ルームが1泊3,800ルピー(約5,320円)と大変お得。これは穴場ではないでしょうか。

アルシサール・ハヴェリ


  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
  ブログをご覧いただいたすべての皆様に感謝を込めて。

よろしければクリックおねがいします!

人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする