窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

ニッカ ブレンダーズ・バー

2013年04月19日 | BAR&WHISKY etc.


  わずかな時間の合間に、ずっと以前から行きたいと思っていた、ニッカウヰスキーのブレンダーズ・バーへ行ってきました。ここではニッカのブレンダーによる、ブレンダーズ・バー限定のオリジナルブレンディッドウィスキーを数多く楽しむことができます。



  とはいうものの、昼以降まだ何も食べていない時間帯。そこで、まずはスプラッシュ・オブ・ソーダから。オレンジの香る、やや甘めの爽やかなカクテルです。



  一方、一緒にいた友人が飲んでいたのは、ソルティ・アンド・スパイシー。竹鶴を初めとする、ピート香のしっかりしたウィスキーをソーダで割り、グラスの縁に塩をまぶしたもの。そして、黒胡椒が少々入っています。これがピートの香りと相俟って実に良かったです。大人な一杯。



  スプラッシュ・オブ・ソーダを飲みながら、ブレンダーズ・ウィスキーを選択。17種類ものオリジナルブレンドがあるのですが、どれも甲乙つけ難く、苦労しました。迷った挙句、この日の気分からNo.11を選びました。

  HPの解説によれば、“Woody & Vanillic”という余市蒸留所のモルト・ウィスキーと“Woody & Mellow”というグレーン・ウィスキーのブレンドとのことですが、その名の通り、一言で言えば「樽」。華やかな香りですが、タンニンがしっかりしていて、軽くスモーキー。喉ごしも名前の通り実にスムースで長い余韻が楽しめます。しばらく空気を含ませると、タンニンが落ち着いてきて、ビターなカカオのような香りが広がります。僕は普通オイリーな感じがあまり好きではないのですが、これは逆にその滑らかさが良かったです。



  友人が選んだのは、No.5。こちらはシェリー樽による華やかな香りと、よりモルト由来の甘みを感じました。No.11の後ということもあってか、少し軽く感じました。

  落ち着いた雰囲気のバーで、ゆっくりと楽しみたい魅力的なウィスキーがまだまだ沢山ありました。時間の関係で短い滞在になってしまったのが残念です。

NIKKA BLENDER'S BAR

東京都港区南青山5-4-31
ニッカウヰスキー本社ビルB1



  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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コメント
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