窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

WBN(ワインの勉強会で呑みました)に参加しました

2019年04月02日 | WBN情報


  遅くなりましたが、去る3月22日、WBN(早稲田ビジネスネット横浜稲門会)の分科会に参加してきました。

  テーマは、「イタリアワインの特徴と歴史」、初中級者向けのイタリアワイン講座と試飲販売会でした。「酒の島崎」代表の島崎尚己様には大変お世話になりました。



  イタリアワインというと、ブドウ品種がやたらと多い、産地が細かいなど、個人的にはややとっつきにくいイメージがあります。その中でも今回は南北の5州から6種類のワインを試飲しました。



  初めは、北部ヴェネト州のスプマンテ(スパークリングワイン)から。「ヴィッラ・マルチェッロ・プロセッコ・ミレジマート」、グレーラ85%、ピノグリ15%。リンゴ酢を思わせる酸味があり、ミネラル感を感じます。発泡はやや強めで、しっかりとした果実味がありますが、甘くなく飲みやすいワインでした。僕はこちらを購入したのですが、終了後に行った中華料理店に置き忘れてきてしまいました。


  
  続いて、同じくヴェネト州の「ソアーヴェ」。ブドウ品種はガルガネーガとトレビアーノ。色は薄いですが、アルコールを感じます。レッグから見て度数は13%ではないかと思われます。軽い苦みがあり、夏ミカンのよう。やはりミネラル感があります。料理と合わせて飲みたいワインです。



  お隣の、フリウリ・ヴェネツィア・ジュラーノ州の「フリウラーノ・コッリオ」。その名の通り、ブドウはローマ時代から続くというイタリアの固有品種、フリウラーノ。先ほどまでと比べると、まろやかで飲みごたえがあります。軽い苦み、余韻は短く感じましたが、空気を含ませるにつれ、次第にしっかりとしてきました。



  長靴のかかとに位置する、南部プーリア州。イタリアワインでも一番よく聞く産地なのではないかと思います。「オリオン・プリミティーヴォ・マッセリアリヴェリ」。プリミティーヴォ100%。度数は12~12.5%位かと思われます。鮮やかなルビー色、ミディアムボディで軽くタンニン、アメリカンチェリーのような果実味。ややスパイシー。余韻は短く物足りない感じ。焼肉屋で頼むには良さそうなワインです。



  また北西部に戻り、フィレンツェがあるトスカーナ州。「フォンテルトーリ・キャンティ・クラシコ」。ブドウはイタリアを代表するブドウ品種、サンジョベーゼに、メルロ、マルヴァジアネーラ、コロリーノなど。度数は13%位でしょうか。色は褐色がかっています。酸味、余韻が短く、僕の舌がバカなのか、単調な印象を受けましたが、空気を含ませるとブラックベリー系の果実味がでてきます。こちらはステーキなど、さらにしっかりとした肉に合わせたいワインです。



  最後は高級ワインの産地として知られる、北部西側のピエモンテ州。「バローロ・コンテ・デル・ウニタ」。ネッビオーロ100%。チェリー、軽いタンニンと酸味。銅をなめた時のような感じがしました。もう少し落ち着かせて呑んだ方が良かったかもしれません。

  以上、産地ごとに特徴のあるワインを試飲しましたが、少しイタリアワインに親しみが増した気がします。忘れないうちに、復習に行かなければと思います。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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2019年3月アクセスランキング

2019年04月01日 | 人気記事ランキング


  こちら横浜は桜が見頃です。春到来とはいっても、まだまだ朝晩の寒暖差が激しく、お出かけの際は、着ていくものに悩まれる頃ではないかと思います。弊社は本日より新年度がスタート、世間ではあと数時間もすれば新元号が発表になりますね。新しい時代が皆様にとって素晴らしいものとなりますように。

  さて、2019年3月にアクセスの多かった記事、トップ10をご紹介します。

  何と言っても驚いたのは、トップ10の全てが当月前に掲載した記事だったということです。現在のブログを開設して12年になりますが、初めてのことなのではないかと思います。喜ぶべきことか分かりませんが、とにかく珍しいことです。

  とりわけ、2月に掲載した福岡出張に関連する記事が多かったのには、何か事情があるのかもしれません。5位「津々浦々、麺の旅-富士・甲府・行橋・博多」、7位「住宅街に突如現れた安らぎの異空間-金蔦(博多区・春吉)」、9位「中洲でBar2軒-Gita, Heart Strings」の3記事がランクインしました。

  3位「2019年新年会を開催しました」、3月に入っても新年会の記事がランクイン、しかも上位に来るというのも珍しいことです。

  その他では、定番の3記事「エコノミーとエコロジーの語源」(2位、24カ月連続)、「Yema(イェマ)-フィリピンのお菓子」(7位、3カ月連続)、「『上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会』に参加してきました」(10位、2カ月ぶり)が2カ月ぶりに揃いました。

  珍しいごとづくしの2019年3月ランキングでした。

1 トップページ
2 エコノミーとエコロジーの語源
3 2019年新年会を開催しました
4 【よみがえり】400万双ありがとうございます!
5 津々浦々、麺の旅-富士・甲府・行橋・博多
6 カテゴリー(リサイクル(しごと)の話)
7 住宅街に突如現れた安らぎの異空間-金蔦(博多区・春吉)
7 Yema(イェマ)-フィリピンのお菓子
9 中洲でBar2軒-Gita, Heart Strings
10 「上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会」に参加してきました
10 カテゴリー(筆跡心理関係)

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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