都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「ヨコハマ大鉄道博」 ランドマークホール
ランドマークホール
「tvk開局40周年記念 新橋~横濱 鉄道開通140周年 ヨコハマ大鉄道博」
8/10-8/26
ランドマークホールで開催中の「ヨコハマ大鉄道博」のプレスプレビューに参加してきました。
昭和5年に新橋~横浜間に鉄道が開通してから140年、今でも生活に欠かせないばかりが、人々に夢を与え続ける乗り物でもありますが、また改めて模型や資料などを通して、鉄道の魅力に触れようという展示が始まりました。
それが横浜はランドマークプラザは5階、ランドマークホールで開催中の「ヨコハマ大鉄道博」です。
まずはともかく模型、OJゲージと呼ばれる鉄道模型から早くもヒートアップしてしまいます。
実は何を隠そう、私もかなり鉄道模型が好きで、以前は自宅にNゲージを走らせたりして遊んでいたこともありました。
というわけでこのスケール、1000両を超えるHOゲージによる大ジオラマには思わず息をのんでしまいます。
ちなみにHOゲージとは鉄道模型の規格の名前です。日本では一回り小さいNゲージが一般的ですが、欧米ではこのHOが愛好されています。
それにしても全てフル編成、つまり東海道新幹線であれば16両で運行しているのも見逃せません。また一部の車両は完全に手作りのもあるそうです。内覧時はまだ設営中でしたが、それでもHOならではの力強い走りを楽しむことが出来ました。
さて会場はランドマークプラザ、ようは横浜ということで、神奈川に因んだ展示があるのもポイントです。これ見たことある、懐かしい!、という方も多いのではないでしょうか。
「横浜の鉄道 今昔展」と題し、東急や京急などのヘッドマークやら資料、それにかつて走っていた市電の駅名表示板などもお目見えしています。
またヘッドマークといえば、かつては日本中を駆け巡っていたものの、今はもはや「あけぼの」と「北斗星」のみとなってしまったブルートレインです。
実は私もこの「あけぼの」と「北斗星」しかブルートレインを知らない(他は乗ったことがない)のですが、東京から九州を結び、今や九州新幹線の列車名ともなった「さくら」のマークもありました。
さて今回の展示で一番感心したのは、32分の1スケールの1番ゲージ、それもイタリアやイギリスなどのビンテージ機関車や客車などが展示されていたことです。
例えばイタリア国鉄の電気機関車の「E626」における精密さ、写真で見ても驚くほどではないでしょうか。ちなみこれ、ライトも点灯し、ブレーキも本物と同じように作動します。
そしてオリエント急行の食堂車もまさに圧巻の一言。なおこの作品は完成にまで4~5年ほどかかり、素材も実物と同様、金属と木材を用いているのだそうです。
これら1番ゲージなどの大型鉄道模型は何と横浜初公開です。ここは時間を忘れて見入ってしまいました。
会場では体験型の展示運転士シュミレーターとリニアの試乗体験(対象はお子さんのみ。)も行われています。
このシュミレーターは実際の運転士も訓練で使われるものです。難易度は高め、まさに本格的シュミレーターでした。
その他には、数々の国鉄の車両を設計された星氏についての紹介や、鉄道のコレクターさんによる貴重な資料の展示もあります。
決して広いスペースではありませんが、鉄道模型好きはもちろん、夏休みに親子連れで楽しむのにもぴったりな展覧会と言えそうです。
会場内は撮影可能です。カメラをお忘れなきようご注意下さい。
8月26日まで開催されています。
「tvk開局40周年記念 新橋~横濱 鉄道開通140周年 ヨコハマ大鉄道博」 ランドマークホール
会期:8月10日(金)~26日(日)
休館:会期中無休
料金:一般1200円(1000円)、中・高校生900円(700円)、小学生以下600円(400円)
*カッコ内は前売り料金。2歳以下入場無料。
時間:10:00~10:00
場所:横浜市西区みなとみらい2-2-1 ランドマークプラザ5F
交通:JR線桜木町駅から動く歩道で徒歩5分。みなとみらい線みなとみらい駅から徒歩5分。
「tvk開局40周年記念 新橋~横濱 鉄道開通140周年 ヨコハマ大鉄道博」
8/10-8/26
ランドマークホールで開催中の「ヨコハマ大鉄道博」のプレスプレビューに参加してきました。
昭和5年に新橋~横浜間に鉄道が開通してから140年、今でも生活に欠かせないばかりが、人々に夢を与え続ける乗り物でもありますが、また改めて模型や資料などを通して、鉄道の魅力に触れようという展示が始まりました。
それが横浜はランドマークプラザは5階、ランドマークホールで開催中の「ヨコハマ大鉄道博」です。
まずはともかく模型、OJゲージと呼ばれる鉄道模型から早くもヒートアップしてしまいます。
実は何を隠そう、私もかなり鉄道模型が好きで、以前は自宅にNゲージを走らせたりして遊んでいたこともありました。
というわけでこのスケール、1000両を超えるHOゲージによる大ジオラマには思わず息をのんでしまいます。
ちなみにHOゲージとは鉄道模型の規格の名前です。日本では一回り小さいNゲージが一般的ですが、欧米ではこのHOが愛好されています。
それにしても全てフル編成、つまり東海道新幹線であれば16両で運行しているのも見逃せません。また一部の車両は完全に手作りのもあるそうです。内覧時はまだ設営中でしたが、それでもHOならではの力強い走りを楽しむことが出来ました。
さて会場はランドマークプラザ、ようは横浜ということで、神奈川に因んだ展示があるのもポイントです。これ見たことある、懐かしい!、という方も多いのではないでしょうか。
「横浜の鉄道 今昔展」と題し、東急や京急などのヘッドマークやら資料、それにかつて走っていた市電の駅名表示板などもお目見えしています。
またヘッドマークといえば、かつては日本中を駆け巡っていたものの、今はもはや「あけぼの」と「北斗星」のみとなってしまったブルートレインです。
実は私もこの「あけぼの」と「北斗星」しかブルートレインを知らない(他は乗ったことがない)のですが、東京から九州を結び、今や九州新幹線の列車名ともなった「さくら」のマークもありました。
さて今回の展示で一番感心したのは、32分の1スケールの1番ゲージ、それもイタリアやイギリスなどのビンテージ機関車や客車などが展示されていたことです。
例えばイタリア国鉄の電気機関車の「E626」における精密さ、写真で見ても驚くほどではないでしょうか。ちなみこれ、ライトも点灯し、ブレーキも本物と同じように作動します。
そしてオリエント急行の食堂車もまさに圧巻の一言。なおこの作品は完成にまで4~5年ほどかかり、素材も実物と同様、金属と木材を用いているのだそうです。
これら1番ゲージなどの大型鉄道模型は何と横浜初公開です。ここは時間を忘れて見入ってしまいました。
会場では体験型の展示運転士シュミレーターとリニアの試乗体験(対象はお子さんのみ。)も行われています。
このシュミレーターは実際の運転士も訓練で使われるものです。難易度は高め、まさに本格的シュミレーターでした。
その他には、数々の国鉄の車両を設計された星氏についての紹介や、鉄道のコレクターさんによる貴重な資料の展示もあります。
決して広いスペースではありませんが、鉄道模型好きはもちろん、夏休みに親子連れで楽しむのにもぴったりな展覧会と言えそうです。
会場内は撮影可能です。カメラをお忘れなきようご注意下さい。
8月26日まで開催されています。
「tvk開局40周年記念 新橋~横濱 鉄道開通140周年 ヨコハマ大鉄道博」 ランドマークホール
会期:8月10日(金)~26日(日)
休館:会期中無休
料金:一般1200円(1000円)、中・高校生900円(700円)、小学生以下600円(400円)
*カッコ内は前売り料金。2歳以下入場無料。
時間:10:00~10:00
場所:横浜市西区みなとみらい2-2-1 ランドマークプラザ5F
交通:JR線桜木町駅から動く歩道で徒歩5分。みなとみらい線みなとみらい駅から徒歩5分。
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