11月の展覧会・ギャラリー

11月に見たい展覧会を挙げてみました。

展覧会

・「特別展 禅ー心をかたちに」 東京国立博物館(~11/27)
・「藤田嗣治展 東と西を結ぶ絵画」 府中市美術館(~12/11)
・「漆芸名品展~うるしで伝える美の世界」 静嘉堂文庫美術館(~12/11)
・「BODY/PLAY/POLITICS」 横浜美術館(~12/14)
・「円山応挙 『写生』を超えて」 根津美術館(11/3~12/18)
・「文人として生きるー浦上玉堂と春琴・秋琴 父子の芸術」 千葉市美術館(11/10~12/18)
・「時代を映す仮名のかたちー国宝手鑑『見努世友』と古筆の名品」 出光美術館(11/19~12/18)
・「拝啓 ルノワール先生ー梅原龍三郎に息づく師の教え」 三菱一号館美術館(~2017/1/9)
・「世界に挑んだ7年 小田野直武と秋田蘭画」 サントリー美術館(11/16~2017/1/9)
・「レオナール・フジタとモデルたち」 DIC川村記念美術館(~2017/1/15)
・「デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち」 上野の森美術館(~2017/1/21)
・「デザインの解剖展:身近なものから世界を見る方法」 21_21 DESIGN SIGHT(~2017/1/22)
・「国立劇場開場50周年記念 日本の伝統芸能展」 三井記念美術館(11/26~2017/1/28)
・「東京・TOKYO 日本の新進作家 vol.13」 東京都写真美術館(11/22~2017/1/29)
・「日本におけるキュビスムーピカソ・インパクト」 埼玉県立近代美術館(11/23~2017/1/29)
・「戦国時代展ーA Century of Dreams」 江戸東京博物館(11/23~2017/1/29)
・「粟津則雄コレクション展 思考する眼の向こうに」 練馬区立美術館(11/19~2017/2/12)
・「世界遺産 ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画」 国立科学博物館(11/1~2017/2/19)
・「マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」 森アーツセンターギャラリー(~2017/2/26)

ギャラリー

・「樫木知子展」 オオタファインアーツ(~11/19)
・「SENSE OF MOTION」 スパイラルガーデン(11/9~11/20)
・「荒木愛展 I SPY II」 画廊くにまつ青山(11/17~11/27)
・「ホセ・パルラ Small Golden Suns」 ユカ・ツルノ・ギャラリー(~12/3)
・「トランス/リアルー非実体的美術の可能性 vol.5 伊東篤宏・角田俊也」 ギャラリーαM(~12/3)
・「西尾康之 「REM (Rapid Eye Movement)」 山本現代(~12/3)
・「何翔宇 Save the Date」 SCAI THE BATHHOUSE(~12/3)
・「山口晃 室町バイブレーション」 ミヅマアートギャラリー(11/2~12/17)
・「伊藤隆介 天王洲洋画劇場」 児玉画廊|天王洲(~12/24)
・「榎本了壱コーカイ記」 ギンザ・グラフィック・ギャラリー(11/11~12/24)
・「ホンマタカシ」 TARO NASU(11/18~12/24)
・「鈴木理策 Mirror Portrait」 タカ・イシイギャラリー東京(11/26~12/24)
・「Les Parfums Japonaisー香りの意匠、100年の歩み」 資生堂ギャラリー(11/2~12/25)

まず11月の展覧会で最も楽しみなのが根津美術館です。「円山応挙 『写生』を超えて」が始まります。



「円山応挙 『写生』を超えて」@根津美術館(11/3~12/18)

同館所蔵の「藤花図屏風」をはじめ、「雪松図屏風」(三井記念美術館)や「七難七福図巻」(相国寺)などの代表作を交えての応挙展です。会期は2期制。11月末に展示替えもあります。出来れば前後期を追いかけたいところです。

歴史資料により戦国時代100年を振り返ります。江戸東京博物館で「戦国時代展ーA Century of Dreams」が開催されます。



「戦国時代展ーA Century of Dreams」@江戸東京博物館(11/23~2017/1/29)

太刀や甲冑はもとより、合戦などを描いた屏風などの美術品も出品。狩野永徳の「洛中洛外図屏風」や土佐光信の「北野天神縁起」などの有名作も少なくありません。これまでにも関ヶ原展など、戦国の一場面に着目した展覧会はありましたが、通史を網羅的に見る企画は意外と少なかったのではないでしょうか。

「羯鼓催花・紅葉賀図密陀絵屏風」が、11月8日(火)~11月20日(日)のみ両隻揃って展示されます。



「漆芸名品展~うるしで伝える美の世界」@静嘉堂文庫美術館(~12/11)

「羯鼓催花・紅葉賀図密陀絵屏風」は漆芸の技法によって作られた屏風絵です。作者不明ながらも重要文化財に指定。このほど修復を経て、約10年ぶりに公開されました。既に「羯鼓催花図」のみ展示中ですが、上記期間に限り、「紅葉賀図」もあわせて出展されます。つまり屏風の全体を一度に見られるのはおおよそ10日間のみです。その会期を狙って出かけるつもりです。

東京国立博物館の「禅」が11月8日から後期展示に入ります。また同じく上野では国立科学博物館で「ラスコー展」も始まりました。こちらは知名度も抜群。ひょっとすると後半は混むやもしれません。早めに見ておきたいところです。

それでは今月もどうぞ宜しくお願い致します。
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